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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/06/10 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
建築環境工学/Architectural Environmental Engineering
時間割コード
/Course Code
S1408570_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 1, 水/Wed 2
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
平田 隆行/Takayuki Hirata
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北3号館B101/北3号館B101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~2022/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2.専門的知識や技能 6
5.地域への関心と国際的視点 2
2023/04
~9999/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2.専門的知識や技能 6
5.地域への関心と国際的視点 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
平田 隆行/Takayuki Hirata システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
建築空間を適切にデザインすることで,健康で快適な室内環境を作り出すための知識や技術を学ぶ。地球環境に負荷を掛けない方法で,快適な環境を作り出す方法を考える。前半は,光環境(日照・採光・照明)と熱環境(断熱・蓄熱・伝熱)について学ぶ。特に,断熱性能,エアコンなどの機械設備といった建設分野における脱炭素に大きく関連する分野である。
後半では,空気環境(換気・通風・結露)と音環境(防音・音響設計)について学ぶ。「心理物理量」という概念を含め,数理的に最適な環境を模索する方法を学ぶ。
機械設備のみを扱える技術ではなく,建築デザインをトータルに考えるために必要な環境工学の知識をつけることを重視する。
到達目標
/Course Objectives
光、熱の,空気、音の特性を理解し、その評価及び最適な数量を求めるための計算ができること。また、建築環境工学を理解し,空間設計にその知識を活用することができること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業中のレスポンス・小テスト30%〜40%、期末試験60〜70%
教科書
/Textbook
松原斎樹, 長野和雄 編、図説 建築環境、学芸出版社 ISBN-10: 4761526637
参考書・参考文献
/Reference Book
建築のテキスト編集委員会編、改訂版 初めての建築環境、学芸出版社 ISBN-10: 4761525819
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
建築に特化した授業です。少なくとも建築計画を履修しておいてください。単位がとれていなくとも,授業を聞いていることが重要です。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
建築分野に進む学生,建築士資格を目指す学生は,7セメ・建築設備も履修すること。
また,環境デザイン基礎製図IA/IB/II,住環境設計演習,建築概説,建築計画を履修しておいてください。
構造学,構造計画,都市デザイン,建築法規とも関連するので,5セメ以降にはこれらの科目も履修登録することをお勧めします。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業計画に沿って教科書を読んで準備学習を行うこと。また、講義中の小テストは必ず復習するとともに、教科書の演習問題を解くこと。
1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められている。それぞれに見合う自主的学習時間を確保すること。
その他連絡事項
/Other messages
なお,この科目は建築士資格における「国土交通大臣の指定する建築に関する科目(指定科目)」である「循環システム工学」「建築環境工学A&建築環境工学B」の後継科目の一つである。一級建築士の受験資格を得る際には,必ず受講されたい。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
【アクティブ・ラーニング実施要項:なし】

空調を使う場合,暑さ寒さが厳しい時など,日常の生活の中で,環境工学の知識を使って解析的に現象をとらえてみてください。
オフィスアワー
/Office Hours
授業日の3限に対応します。金曜日3限-5限の演習時の合間にも対応できます。
科目ナンバリング
/Course Numbering
S23023J11001R324
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole course
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1 地球環境と建築環境工学 環境工学とは何か,脱炭素社会に向けた省エネ法などの近年の動き
2 2 気候と快適性 日本の気候風土の特徴,快適性とは何か
3 3 光環境1 日射と日照
4 4 光環境2 光の性質:光・太陽光の物理的特性
5 5 光環境3 照明と色
6 6 熱環境1 暑さ寒さの快適性
7 7 熱環境2 伝熱と熱貫流
8 8 熱環境3 断熱と断熱性能の計算
9 9 熱環境4+空気環境1 結露を防ぐには
10 10 循環型住宅の試み 光と熱を巧みに用いたパッシブな環境共生型・循環型のエコハウスの実例紹介
11 11 音環境1 音の特性と聞こえ方,測定
12 12 音環境2 防音の考え方と音環境を良くする計画
13 13 空気環境1 空気の物理特性と測定
14 14 空気環境2 換気の考え方と計算
15 15 音と風のデザイン 音環境と風の動きを活かした建築実例紹介
16 16 期末試験 期末試験

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