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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
HCI評価法/Evaluation methods of Human Computer Interaction
時間割コード
/Course Code
S1408280_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 2
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
曽我 真人/Masato Soga
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北1号館A202/北1号館A202
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~2022/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 4
3.課題解決力と自己学修能力 3
4.協働性とコミュニケーション能力 3
2023/04
~9999/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 4
3.課題解決力と自己学修能力 3
4.協働性とコミュニケーション能力 3

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
曽我 真人/Masato Soga システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業では,日常製品や,PC上やWeb上に構築されたシステムのインタフェースについて,その評価法を中心に学習する.具体的には,情報のデザイン,対話のデザイン,表現のデザインについて学習した後,ユーザビリティの評価法として,エキスパートレビュー,ユーザビリティテスト,ヒューリスティック評価,認知的ウォークスルー法について学習する.そして,PBLとしてグループワークを行い,最後にPPTを用いて発表する.昨年度は,グループワーク課題として,認知的ウォークスルー法によるWebサイトの評価と,ヒューリスティック評価法に基づくスマホアプリ設計を課題とした.今年度の課題については未定であるが,昨年度に準ずる可能性が高い.
到達目標
/Course Objectives
PC上やWeb上に構築されたシステムのインタフェースについて,その代表的ないくつかの評価法を,単に知識として知るだけでなく,実際に使いこなせるようになることを到達目標とする.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
前半の座学を課題レポートで評価し,後半のPBLは提出されたPPTと発表を見て評価する.ただし,課題レポートを未提出の人は総合成績において大きく減点する.PBLの評価は,主にグループワークの課題の成果で行う.より具体的には,グループワークで提出されたPPTと発表会をもとに,企画したシステムの新規性,有用性,PPTの完成度,PPT作成にかけた手間(PPTの各スライドの知密度と枚数などで判断),発表の説明のうまさ,などを評価し,個人ごとに評価する.
教科書
/Textbook
教員がMoodle上で配布するスライドを用いる予定である.
参考書・参考文献
/Reference Book
参考書としては,以下をあげておく.書籍名に「教科書」という用語が含まれているが,参考書である.
インターフェースデザインの教科書 第2班 井上勝雄 丸善 3080円
ISBN-10 ‏ : ‎ 4621304674
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4621304679
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
3回もしくはそれ以上欠席した場合は,原則として単位取得のための基礎資格を失うので,注意すること.COVID-19やインフルエンザなど,登学禁止となるような病気で休んだ場合は,大学に特別配慮を求める申請書を提出してもい,大学に認められれば出席扱いとする.

本授業は,アクティブラーニングとしてPBLを実施するために,受講者数制限を行う.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業で指示する.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
HCI基礎,HCI応用の2科目を履修することを強く勧める.これらの科目を履修しないまま,HCI評価法を履修する場合は,必要に応じて,前期2科目についての,自身での知識の補充や,VODの視聴による学習を求める可能性がある.
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
PBLとしてのグループワークを行う予定であるので,授業時間内でのグループワークの時間だけでは不足するので,時間外でのグループ内での打ち合わせや作業が求められる.
反転授業を実施する場合は,予習としてビデオの視聴が必要となる.
宿題としての課題を課した場合には,授業時間外での課題レポート作成が必要となる.
授業時間外学習として毎回4時間を確保する必要がある。
その他連絡事項
/Other messages
授業で指示する.
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
この授業では,PBLを実施し,その中でグループワークとPPTによる発表を行い,授業理解を深めることができる.
【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ②⑧⑩】
オフィスアワー
/Office Hours
木曜4限をオフィスアワーとするが,出張などで不在の時もあるので,必ず,事前にメールなどで予約をしてほしい.メールアドレスは,soga@wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
S61022J01110S263,K61022J01110P284
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 情報のデザイン
表現のデザイン
座学
情報のデザイン
表現のデザインについて,理論と事例を学習する.
2 第2回 HIの状態遷移
座学
ヒューマンインタフェースの状態遷移図について,理論と事例を学習する.
3 第3回 エキスパートレビュー法,ニールセンのヒューリスティックス評価法 座学
エキスパートレビュー法,ニールセンのヒューリスティックス評価法について,方法論と事例を学習する.
4 第4回 認知的ウォークスルー法
グループワーク1
反転授業
認知的ウォークスルー法について,予習コンテンツで学習する.
授業では,6~7人で構成されるグループを3人と3~4人の小グループに分け,片方が認知的ウォークスルー法を用いたWebページの分析と改良について課題とする.もう一方は,ニールセンのヒューリスティクス法を用いたアプリ設計を課題とする.
自身のノートPCを利用する.
5 第5回 グループワーク2 グループワークで,第4回の課題について,議論を深める. 自身のノートPCを利用する.
6 第6回 グループワーク3 グループワークで,第4回の課題について,PPTにまとめる. 自身のノートPCを利用する.
7 第7回 発表会1 グループごとにPPTにまとめた内容を発表する. 自身のノートPCを利用する.
8 第8回 発表会2 グループごとにPPTにまとめた内容を発表する. 自身のノートPCを利用する.

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