シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
(人数制限科目)ネットワークシステム開発演習/Exercises in Development of Network System | ||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
時間割コード /Course Code |
S1408270_S1 | ||||||||||||||||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学部/Faculty of Systems Engineering | ||||||||||||||||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||||||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 3, 火/Tue 4 | ||||||||||||||||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||||||||||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
吉野 孝 | ||||||||||||||||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
演習 | ||||||||||||||||||||||||||||
教室 /Classroom |
北1号館A803/北1号館A803 | ||||||||||||||||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
|||||||||||||||||||||||||||||
ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
|
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
吉野 孝 | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
少し規模の大きな実用に近いソフトウェアの開発を念頭に,演習を通してプログラムの設計方法を学ぶ.プログラミング言語はJava言語を用いる.この演習では,システムの設計から実装までの一連の作業を通じ,システム開発の体験的な理解を促す.特に,ネットワーク通信,グラフィカルユーザインタフェース(GUI)およびイベント駆動型のシステム構築方法を習得する.システムを設計・構築する際には,ただ動作すればよいだけではなく,使用環境や使用者の行動を考慮に入れた上で仕様を設計し,デジタルデータを人間が知覚できる形で適切に表現することが必要となる.この科目は,ネットワーク通信を題材に,この演習では,各自で考えた仕様書に基づき,より複雑な仕組みを伴ったソフトウェアの構築を行い,情報システム系,メディア系を中心に学習する. |
---|---|
到達目標 /Course Objectives |
Javaによるプログラミングの基本を理解し,入力機器の操作に対して,リアルタイムに応答するプログラムが作成できる. また,ソケット通信の基本概念およびデータ送受信の仕組みを一定レベル理解し,実用的な通信プログラムが自分の力で作ることができ,その説明を適切に行うことができる. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
・仕様書,作成プログラム,作成プログラムの動作ムービー,レポートが提出されていることを単位認定の条件とします. ・評価は,毎回の進捗報告,提出課題(小課題,仕様書,作成プログラム,作成プログラムの動作ムービー,レポート),発表会の発表で評価します. ・作成プログラムは,プログラムの完成度,画面デザイン,プログラミングの難易度で評価します. ・5回以上欠席した場合は単位が出ません. |
教科書 /Textbook |
演習用のWebページを用意していますので,Webページの内容に従って進めて下さい. |
参考書・参考文献 /Reference Book |
Javaに関する書籍は,多数存在しますので,自分のレベルにあったものを選んで下さい. |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
これまでの多くの学生がJavaの言語の利用は初めて,あるいは,初学者レベルでしたが,この演習を通じて,多くの学生が,プログラミング力を大きく高めています.プログラミングがあまり得意で無い学生も,ある程度のプログラミングは可能になります.プログラミング能力を高めたい学生は,授業時間外において,時間を掛けて取り組んでみて下さい.プログラミング能力に自信の無い学生は,授業時間外において,時間を掛けて取り組んでみて下さい. 下記のURLで,これまでの作品(動画と静止画)を見ることができます.講義受講の参考に閲覧して下さい. 「https://yoslab.net/javaprog2023/index.php?%B2%E1%B5%EE%A4%CE%C4%F3%BD%D0%BA%EE%C9%CA」 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
各自のノートPCを利用して演習を進めるため,毎回持参すること.HDMIによる外部出力を行えることが望ましい.演習の初めに開発環境を構築するため,数GB程度の空き容量を確保しておくこと.演習中に分からない点は,教員およびTAに積極的に質問し,出来るだけその日に解決を目指すこと.演習終了直前に,進捗報告の提出が必須. |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
情報系の科目,プログラミングを伴う演習系の科目,デザイン系の科目などは,演習の理解および画面設計の助けとなります. |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業計画に沿って,仕様書作成,プログラム作成,ムービー作成,レポート作成に,計30時間の授業時間外学習を行うこと.特に,進みが遅い場合には,授業時間外にプログラム作成を進めること. |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
独自のプログラムを作成するための仕様書を作成します. 【「アクティブ・ラーニング」実施要項 5,6,7,8,11】 |
オフィスアワー /Office Hours |
・本授業に関する質問や相談等(プログラミング等を含む)は,講義中に指示する掲示板を用いて随時受け付けます. ・月曜日1限に対応します.事前に連絡(吉野: yoshino@wakayama-u.ac.jp)をください. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S60052J11100S233,K60052J11100P284,K60052J11100P284 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 演習の概要説明,著作権について Javaの概説とJavaプログラミングの基本演習(実行方法,制御文,文字列処理) |
||
2 | 2 | Javaプログラミングの基本演習(関数の定義,スコープの理解) | ||
3 | 3 | GUIプログラミングの基本演習 | ||
4 | 4 | イベント処理の基本操作演習 | ||
5 | 5 | GUIプログラミングとイベント処理の連携 | ||
6 | 6 | ネットワークプログラミングの基本演習(クライアント・サーバの理解) | ||
7 | 7 | ネットワークプログラミングの基本演習(状態区別の手法の理解) | ||
8 | 8 | ネットワークを介したプログラムの制作(仕様の作成) | ||
9 | 9 | ネットワークを介したプログラムの制作(クライアントの設計) | ||
10 | 10 | ネットワークを介した実用プログラムの制作(課題説明と GUIの作成) | ||
11 | 11 | ネットワークを介した実用プログラムの制作(高度なGUIの実現方法) | ||
12 | 12 | ネットワークを介した実用プログラムの制作(イベント処理の実装) | ||
13 | 13 | ネットワークを介した実用プログラムの制作(ネットワーク通信の実装) | ||
14 | 14 | ネットワークを介した実用プログラムの制作(発表会用のMovieの制作) | ||
15 | 15 | 発表会:作成した実用プログラムの発表 |