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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
ネットワークシステム開発演習/Exercises in Development of Network System
時間割コード
/Course Code
S1408270_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 3, 火/Tue 4
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
吉野 孝
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
教室
/Classroom
デザイン情報第2実習室(北1号館)/デザイン情報第2実習室(北1号館)
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
吉野 孝 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
少し規模の大きな実用に近いソフトウェアの開発を念頭に,演習を通してプログラムの設計方法を学ぶ.プログラミング言語はJava言語を用いる.この演習では,システムの設計から実装までの一連の作業を通じ,システム開発の体験的な理解を促す.特に,ネットワーク通信,グラフィカルユーザインタフェース(GUI)およびイベント駆動型のシステム構築方法を習得する.システムを設計・構築する際には,ただ動作すればよいだけではなく,使用環境や使用者の行動を考慮に入れた上で仕様を設計し,デジタルデータを人間が知覚できる形で適切に表現することが必要となる.この科目は,ネットワーク通信を題材に,この演習では,各自で考えた仕様書に基づき,より複雑な仕組みを伴ったソフトウェアの構築を行い,情報システム系,メディア系を中心に学習する.
到達目標
/Course Objectives
Javaによるプログラミングの基本を理解し,入力機器の操作に対して,リアルタイムに応答するプログラムが作成できる. また,ソケット通信の基本概念およびデータ送受信の仕組みを一定レベル理解し,実用的な通信プログラムが自分の力で作ることができ,その説明を適切に行うことができる.  
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
・仕様書,作成プログラム,作成プログラムの動作ムービー,レポートが提出されていることを単位認定の条件とします.
・評価は,毎回の進捗報告,提出課題(小課題,仕様書,作成プログラム,作成プログラムの動作ムービー,レポート),発表会の発表で評価します.
・作成プログラムは,プログラムの完成度,画面デザイン,プログラミングの難易度で評価します.
・5回以上欠席した場合は単位が出ません.
教科書
/Textbook
演習用のWebページを用意していますので,Webページの内容に従って進めて下さい.
参考書・参考文献
/Reference Book
Javaに関する書籍は,多数存在しますので,自分のレベルにあったものを選んで下さい.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
これまでの多くの学生がJavaの言語の利用は初めて,あるいは,初学者レベルでしたが,この演習を通じて,多くの学生が,プログラミング力を大きく高めています.プログラミングがあまり得意で無い学生も,ある程度のプログラミングは可能になります.プログラミング能力を高めたい学生は,授業時間外において,時間を掛けて取り組んでみて下さい.プログラミング能力に自信の無い学生は,授業時間外において,時間を掛けて取り組んでみて下さい.
下記のURLで,これまでの作品(動画と静止画)を見ることができます.講義受講の参考に閲覧して下さい.  
「https://yoslab.net/javaprog2023/index.php?%B2%E1%B5%EE%A4%CE%C4%F3%BD%D0%BA%EE%C9%CA」
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
各自のノートPCを利用して演習を進めるため,毎回持参すること.HDMIによる外部出力を行えることが望ましい.演習の初めに開発環境を構築するため,数GB程度の空き容量を確保しておくこと.演習中に分からない点は,教員およびTAに積極的に質問し,出来るだけその日に解決を目指すこと.演習終了直前に,進捗報告の提出が必須.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
情報系の科目,プログラミングを伴う演習系の科目,デザイン系の科目などは,演習の理解および画面設計の助けとなります.
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業計画に沿って,仕様書作成,プログラム作成,ムービー作成,レポート作成に,計30時間の授業時間外学習を行うこと.特に,進みが遅い場合には,授業時間外にプログラム作成を進めること.   
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
独自のプログラムを作成するための仕様書を作成します.
【「アクティブ・ラーニング」実施要項 5,6,7,8,11】
オフィスアワー
/Office Hours
・本授業に関する質問や相談等(プログラミング等を含む)は,講義中に指示する掲示板を用いて随時受け付けます.
・月曜日1限に対応します.事前に連絡(吉野: yoshino@wakayama-u.ac.jp)をください.
科目ナンバリング
/Course Numbering
S60052J11100S233,K60052J11100P284,K60052J11100P284
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 演習の概要説明,著作権について
Javaの概説とJavaプログラミングの基本演習(実行方法,制御文,文字列処理)
2 2 Javaプログラミングの基本演習(関数の定義,スコープの理解)
3 3 GUIプログラミングの基本演習
4 4 イベント処理の基本操作演習
5 5 GUIプログラミングとイベント処理の連携
6 6 ネットワークプログラミングの基本演習(クライアント・サーバの理解)
7 7 ネットワークプログラミングの基本演習(状態区別の手法の理解)
8 8 ネットワークを介したプログラムの制作(仕様の作成)
9 9 ネットワークを介したプログラムの制作(クライアントの設計)
10 10 ネットワークを介した実用プログラムの制作(課題説明と GUIの作成)
11 11 ネットワークを介した実用プログラムの制作(高度なGUIの実現方法)
12 12 ネットワークを介した実用プログラムの制作(イベント処理の実装)
13 13 ネットワークを介した実用プログラムの制作(ネットワーク通信の実装)
14 14 ネットワークを介した実用プログラムの制作(発表会用のMovieの制作)
15 15 発表会:作成した実用プログラムの発表

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