シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
HCI基礎/Fundamentals of Human Computer Interaction
時間割コード
/Course Code
S1408230_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 1
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
曽我 真人/Masato Soga
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
教室
/Classroom
北1号館A101/北1号館A101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
曽我 真人/Masato Soga システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
HCIとは,ヒューマンコンピュータインタラクションの英語名の頭文字を並べた情報系の業界用語であり,人間とコンピュータとの間の相互的な交流作法を研究する分野であり,物理的側面,認知的側面の双方からアプローチする必要がある。コンピュータ科学,人間工学,認知科学などがかかわる学際的な研究分野である。本講義では、HCIの基礎理論として,人間が対象とインタラクションを行うときの有名な3つの認知モデルとして,ノーマンの7段階モデル,ラスムッセンの3層モデル(SRKモデル),カードのモデルヒューマンプロセッサを説明する.その後,様々なキーボードの特性や,マウスにおけるFittsの法則,ヒックの法則,そして,野中によるSECIモデルとラスムッセンの3層モデルの関係について説明する.本授業では,反転授業を取り入れる予定であるため,事前に予習が必要となる.
到達目標
/Course Objectives
ラスムッセンの3層モデルを用いて,日常の様々な認識,判断,行動を説明できるようになること.そして,同モデルを用いて,スキルの習熟過程を説明できるようになること.
個人としてのラスムッセンの3層モデルと,集団としてのSECIモデルについて,関連を説明できるようになること.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
R5年度は筆記試験を実施して,その成績を主な評点とし,未提出の小課題は減点した.R6年度は,筆記試験を行う場合はその試験,最終課題の場合はその最終課題で成績を主に評価する.試験を対面でおこなうか,オンラインで行うか,あるいは,試験の代わりに最終課題を提出してもらうかは,シラバス執筆時点では決まっていない.未提出の小課題は総合成績から減点を行う.小課題の提出が期限よりも遅れた場合は,遅れに応じて減点する.ただし,最後まで未提出のままの場合は,大きな減点となるので,やむを得ない場合,遅れてでも提出したほうが良いといえる.
なお,3回もしくはそれ以上欠席した場合は,原則として単位取得のための基礎資格を失うので,注意すること.COVID-19やインフルエンザなど,登学禁止となるような病気で休んだ場合は,大学に特別配慮を求める申請書を提出してもい,大学に認められれば出席扱いとする.
教科書
/Textbook
教員が用意するPPT資料をMoodle上で配布し,さらに,講義ビデオもMoodle上に掲載する.
参考書・参考文献
/Reference Book
授業で直接使用するわけではないが,以下を参考書としてあげておく.
ヒューマンコンピュータインタラクション 情報処理学会編集 オーム社 \2800
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
3回もしくはそれ以上欠席した場合は,原則として単位取得のための基礎資格を失うので,注意すること.COVID-19やインフルエンザなど,登学禁止となるような病気で休んだ場合は,大学に特別配慮を求める申請書を提出してもい,大学に認められれば出席扱いとする.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
R5年度は,Moodle上で学習内容をPPTで説明した録画ビデオを授業前日までに視聴し,授業時間は,2~4名で構成される班ごとに,事前に視聴した内容に関する小課題を行うという反転授業を行った.R6年度も同様な授業形態を予定している.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
情報システムデザインメジャーの学生は,HCI基礎論で,基礎理論を学習し,2Q開講のHCI応用でグループワークと発表会形式でヒューマンインタフェースの企画設計を行い,3Q開講のHCI評価法にて,インタフェースやWebの評価を学習するので,この3つの授業をセットで履修すると,HCIを総合的に学習でき,実力がつくと思われる.さらに4Q開講のHCI演習では,プログラミング演習を予定している.
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
反転授業を実施する場合は,予習としてビデオの視聴が必要となる.
宿題としての課題を課した場合には,授業時間外での課題レポート作成が必要となる.
授業時間外学習として1コマあたり4時間を確保する必要がある。
その他連絡事項
/Other messages
授業で指示する.
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
【アクティブラーニング 実施要項 ④⑨】
オフィスアワー
/Office Hours
木曜4限をオフィスアワーとするが,出張などで不在の時もあるので,必ず,事前にメールなどで予約をしてほしい.  
科目ナンバリング
/Course Numbering
S61022J01110S261,S61022J01110T211,S61022J01110U210,K61022J01110P283
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 授業ガイダンス
ノーマンの7段階モデル
2 第2回 ラスムッセンの3層モデル 反転授業
3 第3回 ラスムッセンの3層モデル 反転授業
4 第4回 カードのモデルヒューマンプロセッサ 反転授業
5 第5回 ヒックの法則
キーボード
反転授業
6 第6回 メンタルモデル 反転授業
7 第7回 SECIモデル 反転授業
8 第8回 筆記試験

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