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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
光工学Ⅱ/Optical EngineeringⅡ
時間割コード
/Course Code
S1408080_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
最田 裕介
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北1号館A202/北1号館A202
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
最田 裕介 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
光に関する学問を本格的に勉強するための基礎的事項を体系的に述べる.専門的になりすぎないようにあくまでも基礎的事項にとどめる.光を光波としてあつかう波動光学を学ぶ.これは光の物理的な性質の理解だけではなく,物理的な物事の考え方の習得に有用である.
到達目標
/Course Objectives
波動光学に関する基本的な理解ができるようになること.身近な光の物理現象を数式を使って説明できるようになること(例えば,メガネで視力が矯正できる仕組み,カメラなどの身近な光学機器の働きが理解できるようになること).
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
原則,毎回宿題を課す.宿題の点数(20点)と試験の点数(80点)を合わせて評価する.ただし,理由なき欠席や遅刻に応じて減点する.
教科書
/Textbook
「例題で学ぶ光学入門」谷田貝豊彦著,森北出版,ISBN978-4-627-15441-4,2860円
参考書・参考文献
/Reference Book
授業では使用しない.
「光波工学を学ぶ」今井洋著,理工図書
「Optics」Eugene Hecht著,Addison Wesley
「ヘクト光学I」「ヘクト光学II」「ヘクト光学III」尾崎義治・朝倉利光訳,丸善株式会社
「光情報工学の基礎」吉村武晃著,コロナ社
「光入門」大坪順次著,コロナ社
「光学」村田和美著,サイエンス社
「Optics」(翻訳本が「ヘクト光学I, II, III」)は図が非常に多く大変役に立つ参考書である.少し高い本だが光学に携わる可能性のある人にはおすすめである.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
試験問題は講義中の話を聴いていれば解けるようなものしか出題しない.前の方の席に座りしっかり話を聴くこと.この方が試験前に勉強するよりも効果的である.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
話を聴くこと.メモを取ること.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
自分で考えて,答えを導く科目全て.
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って,準備学習1時間と復習3時間をおこなおう.毎回出題する課題がその助けになる.課題を解こうすると自ずと授業内容の復習ができる.また,課題は次回の講義の内容にも関係するので準備学習にもなる.次回の講義で学ぶところに目を通しておくだけでも,授業の理解に役立つ.これ以外にも授業で出てきた項目に関する自主的学修を求める.
その他連絡事項
/Other messages
一部の回を遠隔(オンデマンドコンテンツ視聴)で実施予定.
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
日頃から光学に関することに興味をもつこと.
オフィスアワー
/Office Hours
月曜3時限,北1号館(システム工学部A棟)A414室
科目ナンバリング
/Course Numbering
S30023J11100N326
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回目 本講義の概要.波動光学(1):光波の表し方,波の反射と屈折の法則 講義の概要,複素数を用いた光波の表し方,波の反射と屈折の法則
2 2回目 波動光学(2):ストークスの関係式,反射と透過に関するフレネルの公式 反射と透過に関するフレネルの公式,強度反射率と強度透過率
3 3回目 波動光学(3):波の重ね合わせの原理とフーリエ変換 波の重ね合わせとフーリエ変換
4 4回目 干渉(1):正弦波の重ね合わせ 干渉の基礎(正弦波の重ね合わせとフーリエ変換)
5 5回目 干渉(2):二光束の干渉,ヤングの干渉実験 干渉の実例(ヤングの干渉実験ほか)
6 6回目 回折(1):ホイヘンスの原理,フレネル回折 ホイヘンスの原理,フレネル-キルヒホッフの式,フレネル回折
7 7回目 回折(2):フラウンホーファー回折,ホログラフィ 回折(2):フラウンホーファー回折,フレネルゾーンプレート,分解能,ホログラフィ
8 8回目 波動光学のまとめ(45分)と試験(45分) 波動光学のまとめと試験

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