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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
環境情報演習B/Seminar in Environmental Information Processing B
時間割コード
/Course Code
S1407670_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
他/Otr
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
原 祐二
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
学術情報センター第3演習室(西5号館)/学術情報センター第3演習室(西5号館)
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
原 祐二 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
環境計画や生態系保全など、現在あらゆる計画実務現場で利用されている地理情報システムを用いて、環境施設や緑地の立地場所の適地選定プロセスを習得する。まずは地理情報の概念と地理情報システムの操作法を学習した後、具体的な複数の地理情報レイヤーをオーバーレイ(重ね合わせ)解析し、立地場所の検討と環境評価を行う。

なお、授業は、効果的な技術習得のため、2025年2月13日と14日両日(各日1-4限)に集中講義として実施する予定である。2025年2月13日1限に学術情報センター第3演習室に集合のこと。
到達目標
/Course Objectives
地理情報の概念を理解し、空間情報の多様性と種類を構造的にとらえ、それらを地理情報システムのソフトウェアを用いて空間解析ができることを目標とする。   
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
各回に出題する地図作製課題のMoodle提出内容をもって判断する。

具体的には、
理論操作習熟の地図課題100点+180点+150点+150点
最終適地選定250点
これらの総計を100点満点換算して成績評価とする。
教科書
/Textbook
Moodleにて事前に予習資料と使用データを配信し、かつ授業中に参考資料を配付する。
参考書・参考文献
/Reference Book
直接的には使用しないが、以下当該演習構築の参考とした資料の主なものである。

カール・スタイニッツ 著
石川 幹子 編訳
矢野 桂司 編訳
「ジオデザインのフレームワーク」(2014) 古今書院   
ISBN-9784772241724
4400円
http://www.kokon.co.jp/book/b181793.html


ArcGIS pro HELPサイト
https://pro.arcgis.com/ja/pro-app/2.7/help/main/welcome-to-the-arcgis-pro-app-help.htm
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
具体的な地理情報システムスキルの習得を目指す者のみの受講を求める。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
事前に学術情報センター演習室にて、ArcGIS proが起動するか各位確認のこと。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
次年度以降の地域環境解析演習、環境計測評価法、各位の卒業研究などの導入となる。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本演習であつかうArcGISは、次年度以降の演習や、卒研、社会人になった後も日常的に利用することが多い。また、GISの基礎を学ぶことで、他のソフトウェアについても基本的なアプリケーション構造の理解や操作が可能となる。各回演習に集中するとともに、演習後も復習を繰り返すことで、今後の各位の課題解決に役立てることを望む。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
特になし。集中講義という特性上、演習に集中して操作法を習熟することを望む。
オフィスアワー
/Office Hours
事前に演習用Moodleサイトを開設し、配布可能な資料は掲載する。質問もムードル経由で可能。
科目ナンバリング
/Course Numbering
S04012J11101G277,S04012J11101Q275
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 2025/2/13 9:10-10:40 地理情報の概念 スライドにて地理情報システムの歴史および最新動向を紹介する。 学情の端末利用
2 2025/2/13 10:50-12:20 地理情報システムの操作1 ArcGIS proを起動し、実習用にMoodleで事前配信したデータを表示する。 学情の端末利用
3 2025/2/13 13:10-14:40 地理情報システムの操作2 地理情報の種類(ラスター、ベクター、地図タイルなど)をソフトウェア上で理解していく。 学情の端末利用
4 2025/2/13 14:50-16:20 地理情報レイヤーの構築 地理情報のデータソースと、配色命令について学ぶ。データソースと地図表示・表現は別個の事象であることを理解する。 学情の端末利用
5 2025/2/14 9:10-10:40 空間解析1 ラスター演算により、レイヤー間の空間関係を算出する。具体的には地形情報から傾斜分類を行い、土地利用図や植生図と重ねて相関を特化度および変化部分の地図化により検証する 学情の端末利用
6 2025/2/14 10:50-12:20 空間解析2 ある特定地点や地物情報から一定距離圏にある別の空間情報を選択・抽出するバッファー解析について試行する。 学情の端末利用
7 2025/2/14 13:10-14:40 適地選定・環境評価1 習得した知見をもとに、大阪南部地域に1km2のメガソーラーを建設する仮定で、適地選定のためのコストマップを作成する。 学情の端末利用
8 2025/2/14 14:50-16:20 適地選定・環境評価2 コストマップをもとに、実際にメガソーラーを配置、実コストの逆算定と、適地選定戦略プロセスをまとめ、地図とテキスト説明をMoodleで提出する。 学情の端末利用

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