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科目一覧へ戻る | 2021/09/16 現在 |
開講科目名 /Course |
情報ネットワーク演習B/Information Network Seminar B |
---|---|
時間割コード /Course Code |
S1407650_S1 |
開講所属 /Course Offered by |
システム工学部/Faculty of Systems Engineering |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 第4クォーター/4Q |
曜限 /Day, Period |
月/Mon 3, 月/Mon 4 |
開講区分 /Semester offered |
第4クォーター/4Q |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
塚田 晃司/Kouji Tsukada |
科目区分 /Course Group |
_ |
授業形態 /Lecture Form |
|
教室 /Classroom |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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川橋 裕 | 大学共通 |
藤本 章宏 | 大学共通 |
塚田 晃司/Kouji Tsukada | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
パケットキャプチャによるTCP/IPの解析を通じて,TCP/IPの動作を正しく理解すること,ネットワークプログラミングの能力を習得することを目標とします. TCP/IPを利用したネットワークアプリケーションソフトウェアをC言語で作成しながら,その動作確認や関連情報の収集を通して,情報ネットワークを支える基礎技術の理解をより一層深めます.受講を推奨する関連科目である情報ネットワークA/B/C/D,情報ネットワーク演習Aで学んだ知識を,各自のPCを用いて実践し,理解を深めることを目指します. |
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到達目標 /Course Objectives |
・TCP/IPの各種プロトコルの情報(パケット構造,メッセージのやり取り)を調査できるようになる. ・TCP/IPの階層構造と,パケットのデータ構造の関係を説明できるようになる. ・TCP/IPの構造をふまえたネットワークプログラミングができるようになる. |
教科書 /Textbook |
ありません. |
参考書・参考文献 /Reference Book |
ありません. 必要に応じて適宜紹介します. |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
TCP/IPに関する基礎的な知識およびC言語による基礎的なプログラミング能力を前提として演習を実施します.これらに関して学んでいない場合には,演習時間以外に自主的学修が必要になります. |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
・各自のPC(BYOD PC)を使用します.授業には毎回準備することが必須です. ・演習ではBYOD PCに仮想マシン環境 (VirtualBox)をインストールすることが必須です. ・演習に必要なデータの取得や,各回の課題に取り組むためには,インターネットへの接続環境が必須です. |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って,毎回,準備学習1時間と復習1時間を行ってください.さらに,授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて,毎回の授業ごとに自主的学修を求めます. |
その他連絡事項 /Other messages |
2021年度はTeamsとMoodleを利用して遠隔(同時双方向型)で開講します.ただし,演習環境の構築でのトラブル等やむを得ない場合に限り個別に対面指導する場合があります. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S2100F46J |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
成績は全8回の課題レポートで評価します. 課題レポートは, ・演習中に示すテーマについて調査するもの ・その結果を活用して課題に取り組む(プログラミングする)もの ・その実行結果について考察するもの から構成されます. 成績評定は,次の区分(全8回の課題レポートの合計点)です. S:十分達成し,他の事例に応用できる(90~100点) A:十分達成している(80~89点) B:達成している(70~79点) C:おおむね達成している(60~69点) F:達成していない(60点未満) |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
パケットキャプチャのソフトを作成する過程において,演習中に示すテーマについて調査し,その結果を活用して課題に取り組み,考察する. 【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ②⑥⑦】 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
情報ネットワークA/B/C(受講済推奨),情報ネットワーク演習A(受講済推奨),情報ネットワークD(同時受講推奨) |
オフィスアワー /Office Hours |
月曜5限,北1号館A614 可能な限りe-mail(ktsukada@wakayama-u.ac.jp)による事前予約を行ってください. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 演習環境の構築およびプロトコルの階層構造 | 演習に必要な仮想マシン環境 (VirtualBox)の準備 プロトコルの階層構造の復習・調査 |
PC使用 | |
2 | C言語の復習 | 演習で必要となるC言語の構文,ライブラリ関数の復習・調査 | PC使用 | |
3 | Ethernetフレームの解析 | Ethernetフレームの構造の調査 解析用プログラムの作成 |
PC使用 | |
4 | IP,ARPパケットの解析 | IP,ARPパケットの構造の調査 解析用プログラムの機能追加 |
PC使用 | |
5 | ICMP,TCP,UDPパケットの解析 | ICMP,TCP,UDPパケットの構造の調査 解析用プログラムの機能追加 |
PC使用 | |
6 | TCP通信のトレース | TCPを用いた通信内容をトレース表示する解析用プログラムの機能追加 | PC使用 | |
7 | 未知の通信の解析 | 課題で作成した解析用プログラムを用いて,未知の通信を解析 | PC使用 | |
8 | 演習のまとめ | PC使用 |