基本情報/Basic Information

遠隔授業（授業回数全体の半分以上）の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています（2023年度以降）

開講科目名 ／Course	固体物理学Ａ／Solid State Physics A
時間割コード ／Course Code	S1407040_S1
開講所属 ／Course Offered by	システム工学部／Faculty of Systems Engineering
ターム・学期 ／Term・Semester	2024年度／Academic Year　　第4クォーター／4Q
曜限 ／Day, Period	水／Wed　3
開講区分 ／Semester offered	第4クォーター／4Q
単位数 ／Credits	1.0
学年 ／Year	2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	尾崎　信彦
科目区分 ／Course Group	_
授業形態 ／Lecture Form	講義
教室 ／Classroom	北３号館Ｂ２０２／北３号館Ｂ２０２
開講形態 ／Course Format
ディプロマポリシー情報 ／Diploma Policy

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
尾崎　信彦	システム工学部（教員）

授業の概要・ねらい ／Course Aims	金属や半導体などの固体材料は、我々の日常社会を支えているだけでなく、日本が得意とする産業分野を支える基盤でもある。この講義は、固体材料に関する原子レベルの構造から学び、それらの構造がどのような性質を発現させるのかについて学習する。
到達目標 ／Course Objectives	（１）原子の結合と結晶の構造について理解し、基本的な計算が行えること。 （２）格子振動について理解し、それらが発現している現象や応用例について理解すること。
成績評価の方法・基準 ／Grading Policies/Criteria	最終回に実施するテスト結果を主として評価を行います。
教科書 ／Textbook	指定しませんが、必要に応じて追加資料を随時配布します。
参考書・参考文献 ／Reference Book	「キッテル 固体物理学入門 第8版〈上〉」チャールズ・キッテル，丸善，ISBN978-4621076538 「物性工学の基礎」田中哲朗著、朝倉書店、ISBN4-254-21003-5 「初歩から学ぶ固体物理学」矢口裕之著，講談社，ISBN978-4-06-153294-6
履修上の注意 ・メッセージ ／Notice for Students	授業を受けるだけ、内容を暗記するだけでは身に付きません。自分で内容を深く理解し、内容を自分で説明できるようになることを目指してください。
履修する上で必要な事項 ／Prerequisite	記載事項なし。
履修を推奨する関連科目 ／Related Courses	物理数学、電磁気学I、電磁気学II
授業時間外学修についての指示 ／Instructions for studying outside class hours	本授業の授業計画に沿って、予習2時間と復習2時間を行ってください。
その他連絡事項 ／Other messages
授業理解を深める方法 ／How to deepen your understanding of classes	課題の中に、授業で取り扱った内容をもとに学生自ら解法を考える発展的な問題を含めます。 【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ①,⑦】
オフィスアワー ／Office Hours	質問等はメールで随時受け付けます。
科目ナンバリング ／Course Numbering	S13022J11100C251，S13023J11100N336

No.	回（日時） ／Time (date and time)	主題と位置付け（担当） ／Subjects and instructor's position	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	1	固体と結晶	授業概要の説明、固体と結晶の概念について
2	2	結晶構造	結晶の定義、結晶格子、結晶面について
3	3	回折現象と逆格子	結晶による回折と逆格子について
4	4	結晶結合	固体における様々な結合について
5	5	格子振動と分散関係	格子振動と一次元結晶の分散について
6	6	3次元結晶における格子振動、フォノン	3次元結晶の格子振動、フォノンについて
7	7	自由電子と結晶中の電子	自由電子と結晶中の電子、状態密度について
8	8	復習と試験	復習と試験