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科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
有機材料化学B/Organic Materials Chemistry B | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
S1407030_S1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学部/Faculty of Systems Engineering | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 3 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学年 /Year |
3,4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
坂本 英文/Hidefumi Sakamoto | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
教室 /Classroom |
北3号館B202/北3号館B202 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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坂本 英文/Hidefumi Sakamoto | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
身の回りには有機高分子化合物が多く存在して我々の生活を支えている。近年の高分子化学の発展にはめざましいものが有り、それは材料化学の面からは、エレクトロニクス分野から医療・環境分野までの広い範囲に亘っている。本授業では、近年開発された高分子の合成法から、高分子材料が用いられているエレクトロニクス、生活環境、それに近い将来応用が期待されているナノテクノロジー分野における具体的な用法などについて理解する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
有機高分子化合物は構造材料として多く用いられてきたが、近年はエレクトロニクスや医療・環境分野などでも盛んに応用されており、今後の化学工業を支える柱とも成っている。その現状に鑑み、本講義では化学技術者として身につけるべき機能性高分子材料の概要と特性を知ると共に、その合成法と応用に関する基礎的な知識を身につける。 ・機能性高分子材料の合成法と応用に関して説明することができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
教科書中の内容を理解し、教科書の問題やその応用問題を難なく解けるレベルまで到達できることを目指す。 小テストと、単位認定試験で評価する。 筆記試験 60%、毎回の小テスト 40% |
教科書 /Textbook |
「三訂 高分子化学入門」蒲池幹治 著・エヌ・ティー・エス・ISBN 9784860435974(3,800円+税) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
以下の参考書は、授業中には使用しないが授業内容の周辺の知識を得るために役立つものである。 「エキスパート応用化学テキストシリーズ 有機機能材料 -基礎から応用まで-」松浦和則、角五 彰、岸村顕広、佐伯昭紀、竹岡敬和、内藤昌信、中西尚志、舟橋正浩、矢貝史樹 著・講談社・ISBN 9784061568020(2,800円+税) 「有機機能材料」荒木孝二、明石 満、高原 淳、工藤一秋 著・東京化学同人・ISBN 978-4807906109(2,900円+税) 「有機工業化学」川瀬 毅 著・三共出版・ISBN 9784782707326(2,700円+税) |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
教科書に沿って講義形式で行うので、教科書には予め目を通しておくこと。また、試験問題も基本的に教科書から出題するので、教科書の学習を欠かかさないようにすること。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
前の週の講義内容について毎回小テストを行うので、十分な復習が必要である。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
「高分子化学」を受講することを強く勧める。また、有機化学関連の科目の受講を推奨する。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行うこと。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求める。 |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
授業内容の理解を深めるには、身近にある材料に注意を向けることが近道である。 |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜日2時限 予め、以下のアドレスまで連絡して下さい。 skmt@wakayama-u.ac.jp |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S35033J11101D362 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1回目 | 高分子物質の電気的性質1 | 高分子物質の誘電性について 導電性高分子について |
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2 | 2回目 | 高分子物質の電気的性質2 | 高分子EL イオン伝導性高分子について |
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3 | 3回目 | 生活環境と高分子1 | 生分解性高分子について-合成と応用- | |
4 | 4回目 | 生活環境と高分子2 | 高吸水性樹脂について 分離膜用高分子について |
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5 | 5回目 | 生活環境と高分子3 | 二酸化炭素から作る高分子について 高分子物質の転移と刺激応答性について |
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6 | 6回目 | ナノテクノロジーと高分子化合物1 | ナノテクノロジーについて フラーレンについて ナノチューブについて |
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7 | 7回目 | ナノテクノロジーと高分子化合物2 | 高分子ナノ粒子について 相分離について |
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8 | 8回目 | まとめと単位認定試験 | まとめと単位認定試験 |