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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
有機理論化学Ⅰ/Organic Theoretical Chemistry I
時間割コード
/Course Code
S1407000_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
林 聡子
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北3号館B101/北3号館B101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~2022/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2020/04
~2022/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 6
2020/04
~2022/04
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 2
2023/04
~9999/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2023/04
~9999/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 6
2023/04
~9999/04
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
林 聡子 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
受講者は軌道の概念と分子軌道法を理解できる能力を身につけること,また分子軌道法を用いて,有機分子の電子状態・反応性・物性について理解を深めることができる能力を身につけることをねらいとする。この講義は,スペクトル解析や有機合成化学における反応性を理解する上で重要な事柄となる。また授業担当者林の化学工業メーカーの研究員をしていた実務経験を生かし,授業内容において合成実験の知識と技術に加えて計算科学の役割を紹介する授業である。
到達目標
/Course Objectives
以下の2点を中心に専門的知識,考え方,スキルを身につけ,できるようになることが目標である。
(1)物質は粒子と波の性質を重ねもち,その二面性を記述する基本的な知識や考え方を身につけ、次の学修に活用できるようになる。
(2)軌道の概念と分子軌道法の基本的な知識や考え方を身につけ、次の学修に活用できるようになる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
課題(レポート) 7回 (8点×7回=56点)および単位認定試験(44点)により,客観的に総合点で評価する。
なお課題については,以下の基準により各回8点満点で採点する。
・課題を十分にこなせているようであれば,8点とする。
・課題の一部(20%)がこなせていなければ,6点とする。
・課題の半分程度こなせていれば,4点とする。
・課題の半数以上が出来ていない・提出しない場合は,0点とする。
教科書
/Textbook
『フロンティア軌道論で理解する有機化学』 稲垣都士,池田博隆,山本尚著 化学同人 (ISBN 978-4759819861、3,200円+税)
また必要に応じて資料を配布する。
参考書・参考文献
/Reference Book
『数学入らずの分子軌道論』 斎藤勝裕著 化学同人 (ISBN 978-4-7598-1142-1、2,400円+税)
『量子化学 上巻』 原田 義也著 裳華房 (ISBN 978-4-7853-3073-6、5,000円+税)
『構造有機化学』 斉藤勝裕著 三共出版 (ISBN 978-4-782704028、3,300円+税)
『新版 すぐできる量子化学計算ビギナーズマニュアル』 武次徹也,平尾公彦 監修 講談社 (ISBN 978-4-06-154388-1、3,200円+税)
『「量子化学」のことが一冊でまるごとわかる』斉藤勝裕著 ベレ出版 (ISBN 978-4860646196、1,700円+税)
※授業で直接使用しませんが、授業時間外学修の際に参考になります。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
『数学入らずの分子軌道論』 が絶版となったため教科書とせず参考書としているが,入手可能ならこの本も購入して,授業中の配布資料とともに学習に活用することをすすめます。
量子化学計算ソフトを用いて授業中に計算を行う回があります。BYOD PCにGaussian 16WとGaussView6をインストールしおくこと。(Gaussian,GaussViewはWindows版のみ。MacOSには対応していません。)インストールしていない人はメイルで相談して下さい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
毎回課題を課します。課題をきちんと作成し,締め切り期日までにmoodleの有機理論化学Iの指定提出先に提出して下さい。
授業中にBYOD PCを使用する回があります。事前に連絡しますので,その回はBYOD PCを持参して下さい。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
基礎化学A,B,有機化学I,II
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
原子軌道や分子軌道を数式で表し,その意味を理解する点においてやや難しいところも一部ある。日ごろから復習や自主学習をきちんと行うことが重要である。講義1回当たり4時間の復習や自主学習を行うこと。
その他連絡事項
/Other messages
対面授業ですが,Moodleの有機理論化学Iも活用して授業を行うので,毎回チェックして学習に活用して下さい。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
自主学習では,ノートや教科書を見て,解法の導出過程を理解するだけでなく,実際に自分の手を動かして,解答を引き出し,そこで用いられている論理の展開を身につけることが望ましい。  
【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑥, ⑦】
オフィスアワー
/Office Hours
メイルで事前予約を行って下さい。
科目ナンバリング
/Course Numbering
S33013J11100D324,S33013J11100P313
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回 量子化学の基礎概念の復習 原子構造,結合と分子構造
2 2回 多原子分子 水素分子の分子軌道
3 3回 π電子系の分子軌道法1 エチレンの分子軌道
4 4回 π電子系の分子軌道法2 共役系の分子軌道,芳香族の分子軌道
5 5回 化学結合特性解析 反応性指数,結合次数,電荷
6 6回 量子化学計算ソフトを用いた実習1 量子化学計算ソフトを用いた分子軌道計算1 (実習含む) PC使用
7 7回 量子化学計算ソフトを用いた実習2 量子化学計算ソフトを用いた分子軌道計算2 (実習含む) PC使用
8 8回 計算科学の役割,単位認定試験 研究開発における計算科学の役割,単位認定試験 化学工業メーカーの研究員をしていた実務経験を活かした授業内容

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