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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
デザイン情報総合演習1/Design Information Comprehensive Exercise 1
時間割コード
/Course Code
S1406600_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 3, 水/Wed 4
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
床井 浩平
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
情報通信演習室(北1号館), コンピュータデザイン演習室(北1), デザイン情報第2実習室(北1号館)/情報通信演習室(北1号館), コンピュータデザイン演習室(北1), デザイン情報第2実習室(北1号館)
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
伊藤 淳子/Junko Itou システム工学部(教員)
曽我 真人/Masato Soga システム工学部(教員)
床井 浩平 システム工学部(教員)
西村 竜一 システム工学部(教員)
松延 拓生 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
デザインの領域において情報技術の活用が進むにつれ,従来のデザイナーや情報技術者といった枠組みを超えた新しい活動領域が生まれ,デザインと情報処理の双方にまたがったスキルを有する情報デザイナーやエンジニアが必要とされています.そこで、この演習ではマルチメディア・コンテンツの企画・制作・発表を通して,コンテンツデザインやソフトウェア開発,ユーザインタフェースやユーザ体験のデザイン,インタラクティブ・アプリケーションの制作,音の理論やサウンドのデザイン,コンピュータ・グラフィックスやデジタルビデオ編集などを実践的に理解するとともに,マルチメディア・コンテンツ制作に必須のメディア・リテラシーを身につけることをねらいます.制作系の演習として,情報処理で学習したコンピュータの基本的知識を前提に,メディアデザインメジャーと社会情報学メジャーの講義科目において学習内容を活用した,実際的な演習を行います.
到達目標
/Course Objectives
それまでに履修した科目での学習内容を使って,第三者の評価に耐えうる完成度をもつ完成したパッケージを,誰かの模倣ではなく自分のオリジナルとして何もないところから企画して作り上げることを目標とします.また,企画からパッケージ化に至る実際的なワークフローを経験することによって,自分自身で現実的で社会的な意義のあるコンテンツを企画するための総合的な能力を身に付けます.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
個人企画発表:5点満点(提出:2点+背景理由の明確さ:1点+ゴールの明確さ:1点+レイアウトの適切さ:1点)
マインドマップ:2点満点×2枚
課題発見レポート:5点満点
ストーリーボード:5点満点
ムービー提出:1点
グループ企画評価:80点満点(解りやすさ:4点+企画の意義:4点+背景の調査:4点+実現可能性:4点=16点満点×5人の教員分)
欠席:1回につき5点減点
※評価の観点(ルーブリック)は Moodle を参照のこと
教科書
/Textbook
Moodle 上に資料を用意します.
参考書・参考文献
/Reference Book
自分のテーマに応じて必要なものを採用してください.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
学習すべき事柄を「自分で見つける」,あるいは「自分で作る」演習です.教員が何かを「教える」ことが目的ではありません.それまでに学んだことを活かして自分で発想し,他にはないオリジナルなものを作り,それが「よいものだ」ということを他の人に伝わるようにプレゼンテーションしてください.ここで示したスケジュールは,この通りに進めるというものではなく,自分で設計した工程計画に合わせてください.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
パソコンを使用した演習を行うので,パソコンを必ず持参すること.各回の提出物は Moodle 上の指示に従い Moodle 上に提出してください.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
これまでに学んできた内容を活用することが前提ですが,特にプログラミングの科目の履修は必須です.ほかにデザイン基礎概論,メディア情報数理,ウェブデザイン演習,モデリングデザイン,デザイン企画論,サウンドプログラミング演習,CG制作演習,デザイン表現演習,および人間工学があります.
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
課題は授業時間だけでは完成することができません.本授業の授業計画に沿って,課題の制作に毎回3時間を充ててください.さらに,毎回の授業ごとに課題の制作に関してグループ内で議論し,関連する技術や表現方法の調査や習得を自主的に行うことを求めます.演習は主にA601室を用いて行いますが,A803も使用可能です.
その他連絡事項
/Other messages
演習 Wiki http://media.sys.wakayama-u.ac.jp/diexercise/
担当教員メーリングリスト diexercise@ml.sys.wakayama-u.ac.jp
概要説明動画
https://web.microsoftstream.com/video/38d6589b-ea91-406e-9a91-13ba764b4bc0
2021年度グループ企画プレゼンテーション
https://evp.center.wakayama-u.ac.jp/ms/Play/2e01f73829aa4edbb1ff0ff2116a89981d

遠隔授業ではありませんが、情報共有のためにTeamsを使用します。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
本授業は、受講生の自主的な学びを促すことを目的に、学生同士でグループを組んで複数の領域にまたがる新奇性のある目標を発見し、それを達成するプロジェクトを企画します。そして、それを発表して企画の承認を受けた後、目標を達成するために必要な事項を自ら学習し、目標の実現に向けて研究や開発を行います。その際にはガントチャート等を用いた進捗管理を学生自身の手で行い、プロジェクトを期間内に完了させるよう努力します。最後に得られた成果を学内で発表するほか、さらに発展させて学外で成果発表することを促します。

【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ②PBL学習、③発見学習、⑤学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習、⑥学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習、⑦発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習、⑧学生による発表をともなう学習、⑨複数の領域にまたがる解法を必要とする学習、⑩グループワークをともなう学習、⑪学生が自身の学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認できる仕掛けをともなう学習】
オフィスアワー
/Office Hours
伊藤:木曜4限,北1号館8階812号室/曽我:木曜4限,北1号館7階709号室/床井:水曜2限,北1号館7階710号室/西村:水曜5限,北2号館6階604号室/松延:月曜2限,北2号館6階604号室
科目ナンバリング
/Course Numbering
S90013J11110J301,S90013J11110K334
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1. 概要説明(全教員) □ 前半:授業計画の説明、制作物のカテゴリとツールの説明、演習作品、優秀作品の事例紹介
□ 後半:グループ結成の段取りの説明,個人企画立案の説明
次週までに準備しておくこと
□ やりたいことの調査(ゲーム、Webコンテンツ、映像作品、その他)に関する調査を行う
□ 自分が提案する企画とその名前(必ず名前を付けること)
宿題【Wikiにアップロード】
□ 自分が提案する企画をまとめた1枚スライド (PDF)
2 2. 企画:個人企画発表(全教員) □ 自分の企画とその背景(動機,目的,価値,意義,課題,必要性,商品性など)を1分で説明
□ 自分と共有できそうな企画を提案している人を見つける(メモを用意)
次週までに準備しておくこと
□ グループを結成するメンバーに目星をつけて連絡を取っておく
3 3. 企画:グループ結成(全教員) □ グループ(標準6人)を結成する
□ 調査にもとづいて色々な課題を発見し分析する(何が求められているか考える)
□ 個々の課題を解決するためのアイデアを出す(何を作ればよいか考える)
宿題【Wikiにアップロード】
□ 発見した課題とそのためのアイデアのリスト
4 4. 企画:ストーリー作成(全教員) □ 個々の課題とアイデアを評価して実施するものを選択する(どんなものを作るか決める)
□ ストーリーボード(絵コンテ)を作成する
宿題【Wikiにアップロード】
□ ストーリーボード
5 5. 企画:プロトタイプ作成(全教員) □ ストーリーに従って表現を考える
□ 表現を視覚化したプロトタイプやビデオコンテを作る(PowerPoint などを用いる)
□ 企画プレゼンテーションスライド(10~12枚)を作成する
宿題【Wikiにアップロード】
□ プロトタイプもしくはビデオコンテ
□ 企画プレゼンテーションスライド
6 6. 企画:グループ企画発表(全教員) □ 企画プレゼンテーション(1チーム5分)
□ 企画に関する投票・教員評価
□ 企画書と工程計画(ガントチャート)の作成
宿題【Wikiにアップロード】
□ 企画書
□ 工程計画案(ガントチャート)
7 7. 制作:グループ再結成(全教員) □ グループを分割する(標準3人)
□ 企画に関する投票・教員評価
□ 制作作業・必要技術の習得
宿題【Wikiにアップロード】
□ 企画書
□ 工程計画(ガントチャート)
8 8. 中間報告会(全教員) □ 小グループ企画説明(1グループ3分)、音声なしの場合はムービーを見せながら解説
□ 企画に関する教員評価
□ 企画のピアレビュー 

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