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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
量子力学ⅡB/Quantum Mechanics ⅡB
時間割コード
/Course Code
S1406550_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
有本 收
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北3号館B203/北3号館B203
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~2022/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2020/04
~2022/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 4
2020/04
~2022/04
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 4
2023/04
~9999/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2023/04
~9999/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 4
2023/04
~9999/04
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
秋元 郁子 システム工学部(教員)
有本 收 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
量子力学のより高度な概念を学び身につけることで、最先端の物質の性質を探索したり様々な物性を理解するなど、材料工学の分野で必要となる基本的能力を養う。特に、分子や固体の電子状態、摂動や遷移などの新しい基本概念を理解し、簡単な系に応用できる力を養う。
到達目標
/Course Objectives
分子および固体(結晶)の電子状態を説明できる。また、複雑な量子力学系の解を近似的に求める方法(摂動論)や電子と光の相互作用の量子論的扱い方を習得する。物質の性質をミクロに理解するための基本知識を身につける。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
試験(70%)とレポート(30%)で評価する。
教科書
/Textbook
基礎からの量子力学 上村洸・山本貴博共著(裳華房)・ISBN 978-4-7853-2242-7・3800円
参考書・参考文献
/Reference Book
量子力学 小形正男著(裳華房テキストシリーズ・物理学)・ISBN 978-4-7853-2229-8・2900円
量子力学 原康夫著(岩波書店 岩波基礎物理シリーズ 5)・ISBN 4-00-007925-5・3300円
量子力学講義 小川哲生著(サイエンス社)・ISBN 4-7819-1121-8・2450円
量子力学 物質科学に向けて マイケルD.フェイヤー著 谷俊朗訳(東京大学出版会)・ISBN 978-4-13-062617-0・5200円
※授業で直接使用しませんが、授業時間外学修の際に参考になります。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
簡単に取り入れた情報はすぐに頭から出て行きます。特に量子力学は自分の手と頭を動かすことでのみ理解できます。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
準備学習として、量子力学Iの内容の復習をしておくことを勧めます。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
できるだけ量子力学IIAを履修しておくことを勧めます。
他に、量子力学IA、量子力学IB、固体物理学Bの履修も勧めます。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
予習として、教科書の該当部分を読み、不明な点を整理しておくこと。これを怠ると授業の90分が無駄になるかも知れません。復習として、必要に応じて「まとめノート」を作り、加えて、紙と鉛筆で問題演習に取り組む。予復習で2、3時間かかると思われます。
その他連絡事項
/Other messages
授業進度によっては各回の授業計画に若干ずれの生じる可能性があります。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
自ら手を動かして式を追ってください。それをしないで量子力学を習得できる天才はなかなかいません。分からないことが出てきたら、まずは自分で調べる習慣を身につけて下さい。友人と議論するのも良い方法です。そうした上で、必要なら躊躇せず、担当教員に尋ねるように。
オフィスアワー
/Office Hours
非常勤講師であるため、授業前後の対応のみとなります。質問を歓迎します。
科目ナンバリング
/Course Numbering
S13013J11100C344
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 分子の電子状態 ハイトラー-ロンドン法と分子軌道法
2 周期ポテンシャル中の電子状態 固体(結晶)中のポテンシャルとブロッホの定理
3 結晶中の電子状態 固体(結晶)の逆格子とエネルギー帯
4 シュレディンガー方程式の近似解法1 時間に依存しない摂動論
5 シュレディンガー方程式の近似解法2
時間に依存する摂動論と遷移確率
6 電子と光子の相互作用1 電磁場の量子化
7 電子と光子の相互作用2 原子の光放出と光吸収
8 まとめと単位認定試験 まとめの授業30分とその後の単位認定試験60分

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