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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
電気回路/Electric Circuit
時間割コード
/Course Code
S1405920_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 5, 金/Fri 2
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
宇野 和行
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北1号館A103/北1号館A103
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~2022/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2.専門的知識や技能 5
3.課題解決力と自己学修能力 3
2023/04
~9999/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2.専門的知識や技能 5
3.課題解決力と自己学修能力 3

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
宇野 和行 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
 AIやデータセンター、電気自動車など、電気エネルギーの利用が拡大しています。電気工学は、数式を用いて高い精度で設計・製造できるため、科学や工学の広い範囲で使われている基盤的学問分野です。同時に、電気関連の専門職や関連分野のキャリアへの入り口です。
 本講義では、抵抗、コンデンサ、コイルなどの各種の素子が導線で接続された電気回路の中をどのように電流が流れるかを解析し、所望の機能を実現する回路を設計するための手法の基礎を学びます。
到達目標
/Course Objectives
(1)回路解析法の基礎(合成抵抗、分圧・分流、枝電流法、ループ電流法、節点解析法など)と、(2)複素数(フェーザ表示)を用いた交流回路の解析の基礎、を十分に理解することを主要な到達目標とします。電気工学関連の国家資格である電気工事士や電気主任技術者試験に出題されるレベルの問題が解けるようになることを目指します。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
理解度確認のために6~8回の演習問題を課す。この演習問題を全体で30点満点で評価する。期末試験は90点満点とし、合計120点のうち、60点以上を取ることができれば合格とする。最終的な成績評定は、60点~120点を60点~100点に換算して行う。
教科書
/Textbook
「基本を学ぶ電気回路」水井潔著、オーム社、ISBN 978-4-274-21310-6、2,750円.
参考書・参考文献
/Reference Book
「電気回路を理解する(第2版)」小澤孝夫著、森北出版、ISBN 978-4-627-71212-6、2,860円.
「エース電気回路理論入門」奥村浩士著、朝倉書店、ISBN 978-4254227468、2900円+税(電験2種程度)
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
電気回路は、微分積分学や線形代数学が実際の姿を見せている分野で、実験することでそれを検証することもできます。1年次で学んだ線形代数や微積分を必要に応じて復習しながら、電気回路を学習してください。また、物理学実験室で実際に回路の検証を行う環境も用意していますので、興味のある人は申し出て下さい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
記載事項なし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
微積分1、微積分2、線形代数1、線形代数2
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業時間外学習として毎回予習2時間・復習2時間を確保してください(授業時間外学習として課するレポート課題に取り組む時間を含みます)。
その他連絡事項
/Other messages
電気に関する基礎理論以外は独学になりますが、電気工事士二種(電工二種)試験の受験をお勧めします。年に2回あります。試験の詳細は「電気技術者試験センター」のホームページを参照してください。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
記載事項なし
オフィスアワー
/Office Hours
質問は基本的に講義後に受け付け、早い段階での解決を目指します。Teamsやemailでも受け付けますが、対面でないと伝わらないことが多いため、事前に予約して担当教員の居室(北3号館B304)に来てください。
メールアドレス:kuno@wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
S21002J11100M221,S21002J11100N211
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1 イントロダクション、電流・電圧の基本的性質とオームの法則 教科書第1章の解説と教科書問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
2 2 電流・電圧の基本的性質の解法 教科書第1章の進んだ解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
3 3 キルヒホッフの法則と回路方程式 教科書第2章の解説と教科書問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
4 4 キルヒホッフの法則と回路方程式の解法 教科書第2章の進んだ解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
5 5 線形回路の性質 教科書第3章の解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
6 6 コンデンサとコイルの性質 教科書第4章の解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
7 7 コンデンサとコイルの性質の解法 教科書第4章の進んだ解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
8 8 正弦波交流とインピーダンス 教科書第5章の解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
9 9 正弦波交流とインピーダンスの解法 教科書第5章の進んだ解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
10 10 複素インピーダンスとフェーザ法 教科書第6章の解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
11 11 複素インピーダンスとフェーザ法の解法 教科書第6章の進んだ解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
12 12 電力 教科書第7章の解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
13 13 電力についての解法 教科書第7章の進んだ解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
14 14 二端子対回路 教科書第8章の解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
15 15 二端子対回路の解法 教科書第8章の進んだ解説と問題演習 PC使用 (Moodle上で演習を行う)
16 16 単位認定試験 単位認定試験(対面)

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