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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/05/09 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2022年度以降)
開講科目名
/Course
◆Webアプリケーション構築演習/Web Application Development Seminar
時間割コード
/Course Code
S1405170_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 3, 月/Mon 4
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
村川 猛彦/Takehiko Murakawa
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
開講形態
/Course Format
遠隔授業(授業回数全体の半分以上)
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
システム工学部 2.専門的知識や技能 4
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 2
システム工学部 4.協働性とコミュニケーション能力 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
村川 猛彦/Takehiko Murakawa システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
Webアプリケーションとは,Web技術を基盤としたアプリケーションソフトウェアのことです.かつては(現在でも大規模な運用にあたっては)Webサーバの構築・運用と合わせてアプリケーションを設計する必要がありましたが,最近では統合開発環境Eclipseなどを用いることで,BYOD PC上でWebアプリケーションの作成と実行が手軽に行えるようになっています.良いWebアプリケーションは,以下の特徴を持っています.(1)目的に合ったWeb技術を採用している.(2)従来型のソフトウェア開発とWebアプリケーションに特化した設計構築の共通点・相違点を意識し,実現に適した開発方法を使用している.(3)セキュリティ(安全性)やユーザビリティ(使いやすさ)への配慮がなされている.この科目では,各自の活動およびペアワーク/グループワークにより,いくつかの課題に対するWebアプリケーションソフトウェアを完成させながら,その動作確認や関連情報の収集を通して,情報ネットワークを支える基盤技術の理解をより一層深めていきます.
到達目標
/Course Objectives
「Webアプリケーション実現のための諸技術」「Webアプリケーションの設計,コーディング,運用」「セキュリティやユーザビリティへの配慮」について適切に理解し,Webアプリケーションを作成できる.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
各回の授業で指示する課題への取り組み状況およびその内容を対象とし,100点満点で評価します.
成績評定は,次の区分のとおりです.
S:十分達成し,他の事例に応用できる(90点以上).
A:十分達成している(80~89点).
B:達成している(70~79点).
C:おおむね達成している(60~69点).
不可:達成していない(60点未満).
教科書
/Textbook
記載事項なし
参考書・参考文献
/Reference Book
「やさしいJava 活用編 第6版」, 高橋麻奈著, SBクリエイティブ, ISBN9784815600839
必要に応じて適宜紹介します.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
課題などの閲覧・ダウンロードや,答案の提出には,Moodleを使用します.コースの登録については,授業中に説明します.また,授業では各自のPC上でEclipseを動作させて課題に取り組んでもらいます.(ただしEclipseの使用は必須要件ではなく,使用できない場合には代替環境を指示します.)
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
各自のPC(BYOD PC)を使用して課題に取り組むこと.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
この科目は,「情報ネットワークA」から「情報ネットワークD」までの講義科目,「情報ネットワーク演習A」および「情報ネットワーク演習B」,「データベースアーキテクチャ」,「オブジェクト指向プログラミング演習」で学習した基礎技術を前提とし,同時期開講の「ネットワークセキュリティ」と連携します.
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って,準備学習1時間と復習1時間を行ってください.さらに,授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて,毎回の授業ごとに自主的学修を求めます.
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業中に示すテーマには,普遍的な正答がないものもあり,学生自らがテーマや対象を設定したり,合理的な解を導き出したり,発展的な課題に取り組んだりする.また最終課題ではグループワークにより企画と実装を行い,Webアプリケーションを完成させる.
【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ④,⑤,⑦,⑩】
オフィスアワー
/Office Hours
授業開講時:木曜日・10:50~12:20
訪問先:A-510
予約次第で他の日時にも対応可能です(takehiko@wakayama-u.ac.jpまでお知らせください).
科目ナンバリング
/Course Numbering
S62023J11110F351
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 準備(1) ・開発環境のインストール
・Webアプリケーションの事例調査
・Javaアプリケーション開発およびクラス活用
PC使用
2 準備(2) ・Webアプリケーションの事例調査
・Javaアプリケーション開発(SVG画像作成)
PC使用
3 サーブレットを用いたWebアプリケーション開発(1) ・サーブレットの実行
・数の性質のアプリケーションの開発
PC使用
4 サーブレットを用いたWebアプリケーション開発(2) ・問題点の抽出(ユーザビリティへの対応)
・数の性質のアプリケーションの修正および機能追加
PC使用
5 JSPを用いたWebアプリケーション開発(1) ・JSPの実行
・テキスト分析アプリケーションの開発
PC使用
6 JSPを用いたWebアプリケーション開発(2) ・問題点の抽出
・テキスト分析アプリケーションの修正および機能追加
PC使用
7 3層アーキテクチャに基づくWebアプリケーション開発(1) ・データベースへのアクセス
・簡単な在庫管理サービスの開発
PC使用
8 3層アーキテクチャに基づくWebアプリケーション開発(2) ・問題点の抽出(セキュリティへの対応)
・簡単な在庫管理サービスの修正および機能追加
PC使用
9 Web APIを活用したWebアプリケーション開発(1) ・ペア決め
・Web APIの調査
・Web APIを活用したWebアプリケーションの企画および開発
PC使用
10 Web APIを活用したWebアプリケーション開発(2) ・ソフトウェアレビュー
・Web APIを活用したWebアプリケーションの修正および機能追加
PC使用
11 グループワーク(1) ・グループ決め
・Webアプリケーションの企画および技術調査
PC使用
12 グループワーク(2) ・Webアプリケーションの企画面談
・ブラッシュアップ
PC使用
13 グループワーク(3) ・Webアプリケーションの開発(分担作業) PC使用
14 グループワーク(4) ・Webアプリケーションの開発(統合,テスト) PC使用
15 グループワーク(5) ・Webアプリケーションの完成披露
・振り返り
PC使用

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