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科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
分析化学Ⅱ/Analytical Chemistry Ⅱ | ||||||||||||||||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
S1402530_S1 | ||||||||||||||||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学部/Faculty of Systems Engineering | ||||||||||||||||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||||||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 2, 金/Fri 4 | ||||||||||||||||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||||||||||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
矢嶋 摂子 | ||||||||||||||||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||||||||||||||||
教室 /Classroom |
北3号館B203/北3号館B203 | ||||||||||||||||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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矢嶋 摂子 | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
本科目は,分析化学の基礎となる内容を取り扱い,他の科目への応用を目指す。 まず,分析化学の基礎的な器具や操作,試料の取扱いについて学んだ後,分析の基礎的な手法のうち,重量分析,容量分析について学び,実際に,これらの手法を用いて試料の分析ができる能力を身につける。また,実験を行ううえで,データの取扱いは非常に重要であるため,データの取扱いやその考え方を学び,実験データを統計的に処理できる能力を身につける。 |
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到達目標 /Course Objectives |
分析化学の基礎知識を理解し、考え方を身につけるのが目標である。 ・分析化学で使用する器具の取り扱いについての知識を身につける。 ・分析試料の取り扱いの方法と考え方を身につける。 ・重量分析を用いた定量についての原理と方法を理解する。 ・容量分析(酸塩基滴定,沈殿滴定,錯滴定,酸化還元滴定)を用いた定量についての原理と方法を理解する。 ・分析化学におけるデータの正確さと精度について説明できる。 ・データの誤差,平均,分散,標準偏差の計算ができる。 ・データの誤差の伝播の計算ができる。 ・データの検定(F検定,t検定,Qテストなど)ができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
レポートの内容,単位認定試験を基に総合的に評価する。 ・レポートは25%,単位認定試験は75%で以下のA〜E。 A:分析化学における基本な器具対する理解度 B:試料の扱いに対する理解度 C:重量分析に対する理解度 D:容量分析に対する理解度 E:分析データの取扱いに対する理解度 それぞれの項目について,基本的な知識を身につけていれば,合格とする。特別なケースについての知識も理解していればA評価以上を与える。 |
教科書 /Textbook |
「クリスチャン分析化学 原書7版 I.基礎編」,G.D. Christian, P.K. Dasgupta, K.A. Chug著,今任稔彦・角田欣一 監訳,丸善,ISBN:978-4-621-30109-8,金額:3900円+税 「実験データを正しく扱うために」化学同人編集部編,化学同人,ISBN:978-4-7598-1135-3,金額:1600円+税 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
「分析化学(改訂版)」,長島弘三・富田功著,裳華房,ISBN:978-4-7853-3123-8(授業の補足説明に使用),金額:3500円+税 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
・必ず授業に出席すること。 ・レポート提出を毎回課す。理解の手助けになるので,必ず自分で解くこと。 ・知識の定着を確認するために,小テストを行うことがある。 ・わからないところは,その都度,理解するようにつとめること。 ・質問があれば,遠慮なく教員室(B316)に訪ねてくること。ただ,その場で対応できない場合もあるので,事前にメールなどで連絡をすることが望ましい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
・予習の範囲を指示するので,必ず事前に教科書を読んでおくこと。 ・関数電卓を使用する場合があるので忘れないで持参すること。 ・レポートは締切までにMoodleから提出すること。提出時のファイル名などの細かい取り決めは授業中に知らせる。また,締切を過ぎて提出されたレポートについては評価しない。 ・単位認定試験の時は,関数電卓以外は持ち込み不可。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
分析化学I 化学実験I 化学実験II(同時セメスタ受講可) |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
・予習を行うこと。指示された該当部分の教科書を読んでおくこと。 ・復習を必ず行うこと。 まず,ノートを見直しながら,授業内容の復習をしっかりすること。 次に,毎回,レポートを課すので必ず解くこと。 最初は,最初は,何も見ないで問題を解き,難しければ,ノートや教科書を見直しながら解くこと。 |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
・学修進展の状況や到達レベルなどを把握・確認できるように,レポート提出を課す。それぞれ,学生に答えを発表させる。 【「アクティブラーニング」実施要項③⑧⑪】 |
オフィスアワー /Office Hours |
後期:水曜日・12:30~14:00,訪問先:北3号館 B316室 記載時間以外は事前にメールで連絡してください。随時対応いたします。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S34022J11100D232,S34022J11100P222 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1回目 | 分析化学とは | 概要,分析のプロセス | |
2 | 2回目 | 分析化学における基本的な器具とその取扱い(1) | ガラス器具など | |
3 | 3回目 | 分析化学における基本的な器具とその取扱い(2) | その他の器具(天秤,ろ過器など) | |
4 | 4回目 | 試料の取扱い(1) | 採取,乾燥など | |
5 | 5回目 | 試料の取扱い(2) | 溶解,分解,精製など | |
6 | 6回目 | 容量分析(1) | 容量分析の原理と手法,酸塩基滴定の原理,考え方,具体例 | |
7 | 7回目 | 容量分析(2) | 沈殿滴定の原理,考え方,具体例 | |
8 | 8回目 | 容量分析(3) | 錯滴定の原理,考え方,具体例 | |
9 | 9回目 | 容量分析(4) | 酸化還元滴定の原理,考え方,具体例 | |
10 | 10回目 | 重量分析 | 原理,手法,具体例 | |
11 | 11回目 | 分析データの取扱い(1) | 正確さと精度,誤差など | |
12 | 12回目 | 分析データの取扱い(2) | 平均,分散,標準偏差 | |
13 | 13回目 | 分析データの取扱い(3) | 誤差の伝播など | |
14 | 14回目 | 分析データの取扱い(4) | F検定,t検定,Qテストなど | |
15 | 15回目 | 分析データの取扱い(5) | 分析方法の妥当性確認など | |
16 | 16回目 | 単位認定試験 |