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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
分析化学Ⅱ/Analytical Chemistry Ⅱ
時間割コード
/Course Code
S1402530_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 2, 金/Fri 4
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
矢嶋 摂子
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北3号館B203/北3号館B203
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
矢嶋 摂子 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
本科目は,分析化学の基礎となる内容を取り扱い,他の科目への応用を目指す。
まず,分析化学の基礎的な器具や操作,試料の取扱いについて学んだ後,分析の基礎的な手法のうち,重量分析,容量分析について学び,実際に,これらの手法を用いて試料の分析ができる能力を身につける。また,実験を行ううえで,データの取扱いは非常に重要であるため,データの取扱いやその考え方を学び,実験データを統計的に処理できる能力を身につける。
到達目標
/Course Objectives
分析化学の基礎知識を理解し、考え方を身につけるのが目標である。
・分析化学で使用する器具の取り扱いについての知識を身につける。
・分析試料の取り扱いの方法と考え方を身につける。
・重量分析を用いた定量についての原理と方法を理解する。
・容量分析(酸塩基滴定,沈殿滴定,錯滴定,酸化還元滴定)を用いた定量についての原理と方法を理解する。
・分析化学におけるデータの正確さと精度について説明できる。
・データの誤差,平均,分散,標準偏差の計算ができる。
・データの誤差の伝播の計算ができる。
・データの検定(F検定,t検定,Qテストなど)ができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
レポートの内容,単位認定試験を基に総合的に評価する。
・レポートは25%,単位認定試験は75%で以下のA〜E。
 A:分析化学における基本な器具対する理解度
 B:試料の扱いに対する理解度
 C:重量分析に対する理解度
 D:容量分析に対する理解度
 E:分析データの取扱いに対する理解度
それぞれの項目について,基本的な知識を身につけていれば,合格とする。特別なケースについての知識も理解していればA評価以上を与える。
教科書
/Textbook
「クリスチャン分析化学 原書7版 I.基礎編」,G.D. Christian, P.K. Dasgupta, K.A. Chug著,今任稔彦・角田欣一 監訳,丸善,ISBN:978-4-621-30109-8,金額:3900円+税
「実験データを正しく扱うために」化学同人編集部編,化学同人,ISBN:978-4-7598-1135-3,金額:1600円+税
参考書・参考文献
/Reference Book
「分析化学(改訂版)」,長島弘三・富田功著,裳華房,ISBN:978-4-7853-3123-8(授業の補足説明に使用),金額:3500円+税
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
・必ず授業に出席すること。
・レポート提出を毎回課す。理解の手助けになるので,必ず自分で解くこと。
・知識の定着を確認するために,小テストを行うことがある。
・わからないところは,その都度,理解するようにつとめること。
・質問があれば,遠慮なく教員室(B316)に訪ねてくること。ただ,その場で対応できない場合もあるので,事前にメールなどで連絡をすることが望ましい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
・予習の範囲を指示するので,必ず事前に教科書を読んでおくこと。
・関数電卓を使用する場合があるので忘れないで持参すること。
・レポートは締切までにMoodleから提出すること。提出時のファイル名などの細かい取り決めは授業中に知らせる。また,締切を過ぎて提出されたレポートについては評価しない。
・単位認定試験の時は,関数電卓以外は持ち込み不可。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
分析化学I
化学実験I
化学実験II(同時セメスタ受講可)
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
・予習を行うこと。指示された該当部分の教科書を読んでおくこと。
・復習を必ず行うこと。
 まず,ノートを見直しながら,授業内容の復習をしっかりすること。
 次に,毎回,レポートを課すので必ず解くこと。
 最初は,最初は,何も見ないで問題を解き,難しければ,ノートや教科書を見直しながら解くこと。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
・学修進展の状況や到達レベルなどを把握・確認できるように,レポート提出を課す。それぞれ,学生に答えを発表させる。
 【「アクティブラーニング」実施要項③⑧⑪】
オフィスアワー
/Office Hours
後期:水曜日・12:30~14:00,訪問先:北3号館 B316室 記載時間以外は事前にメールで連絡してください。随時対応いたします。  
科目ナンバリング
/Course Numbering
S34022J11100D232,S34022J11100P222
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回目 分析化学とは 概要,分析のプロセス
2 2回目 分析化学における基本的な器具とその取扱い(1) ガラス器具など
3 3回目 分析化学における基本的な器具とその取扱い(2) その他の器具(天秤,ろ過器など)
4 4回目 試料の取扱い(1) 採取,乾燥など
5 5回目 試料の取扱い(2) 溶解,分解,精製など
6 6回目 容量分析(1) 容量分析の原理と手法,酸塩基滴定の原理,考え方,具体例
7 7回目 容量分析(2) 沈殿滴定の原理,考え方,具体例
8 8回目 容量分析(3) 錯滴定の原理,考え方,具体例
9 9回目 容量分析(4) 酸化還元滴定の原理,考え方,具体例
10 10回目 重量分析 原理,手法,具体例
11 11回目 分析データの取扱い(1) 正確さと精度,誤差など
12 12回目 分析データの取扱い(2) 平均,分散,標準偏差
13 13回目 分析データの取扱い(3) 誤差の伝播など
14 14回目 分析データの取扱い(4) F検定,t検定,Qテストなど
15 15回目 分析データの取扱い(5) 分析方法の妥当性確認など
16 16回目 単位認定試験

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