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科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
情報理論/Information Theory | ||||||||||||||||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
S1401870_S1 | ||||||||||||||||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学部/Faculty of Systems Engineering | ||||||||||||||||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 1, 金/Fri 1 | ||||||||||||||||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第1クォーター/1Q | ||||||||||||||||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
葛岡 成晃 | ||||||||||||||||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||||||||||||||||
教室 /Classroom |
北1号館A202/北1号館A202 | ||||||||||||||||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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葛岡 成晃 | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
情報通信の数学的な基礎理論を身につけることを目的とする. 具体的な学修内容は以下の通り:(1) エントロピーなどの基本的な情報量の定義や性質,(2) 情報の表現と情報源符号化,(3) 情報通信の数理モデルと通信路符号化,(4) 具体的な誤り訂正符号,(5) 通信システムへの応用(通信装置(無線電話装置・多重無線装置・レーダー・衛星通信装置)の原理と構造) |
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到達目標 /Course Objectives |
・エントロピーなどの基本的な情報量の定義や性質について説明できる. ・情報の表現と情報源符号化定理について説明でき,具体的な情報源符号符号を構成して符号化・復号することができる. ・情報通信の数理モデルと通信路符号化定理について説明できる. ・具体的な誤り訂正符号による符号化・誤り訂正ができる. ・通信システムへの応用について説明できる. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
課題20%,単位認定試験80%で評価する. 成績は「到達目標」で示した目標をどれだけ達成できているかに応じて評価し,次の区分のとおりとする. S:十分達成し,他の事例に応用できる(90点以上) A:十分達成している(80~89点) B:達成している(70~79点) C:おおむね達成している(60~69点) F:達成していない(60点未満) |
教科書 /Textbook |
楫勇一[編著], 情報・符号理論, オーム社, 2013年. ISBN 978-4-274-21317-5,定価2600円(税別) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業中適宜指示する. |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
記載事項なし |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
記載事項なし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
本講義は確率統計の知識を前提としており,当該科目の単位を取得していることが望ましい. |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業時間を含めて90時間の学修時間となるだけの課題・予習・復習および試験前の勉強等を行うこと. |
その他連絡事項 /Other messages |
学習支援システム(Moodle)を利用する.講義に関する通知は原則Moodleを通じて行う. |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
学習支援システム(Moodle)で提供される課題により,自身の学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認しながら学修する. 【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ⑪】 |
オフィスアワー /Office Hours |
木曜日9時10分から10時40分,北1号館6階A611. 他学生との重複,出張等で不在の場合があるので,事前メール予約推奨. kuzuoka@wakayama-u.ac.jp |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S60012J11100F213,S60012J11100K200,S60012J11100T231 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | イントロダクション | イントロダクション | |
2 | 2 | 情報量とその性質1 | 情報量とその性質(エントロピー) | |
3 | 3 | 情報量とその性質2 | 情報量とその性質(同時エントロピー,条件付エントロピー) | |
4 | 4 | 情報量とその性質3 | 情報量とその性質(相互情報量,3つ以上の確率変数のエントロピー) | |
5 | 5 | 情報源符号化1 | 情報源とその符号化 | |
6 | 6 | 情報源符号化2 | 情報源符号化(平均符号語長の下界) | |
7 | 7 | 情報源符号化3 | 情報源符号化(理想符号語長とエントロピー) | |
8 | 8 | 情報源符号化4 | 情報源符号化定理 | |
9 | 9 | これまでのまとめ | これまでのまとめ | |
10 | 10 | 通信路符号化・誤り訂正符号1 | 通信路と符号化(通信路モデル,符号の尺度) | |
11 | 11 | 通信路符号化・誤り訂正符号2 | 通信路と符号化(最小距離と誤り検出・訂正能力,最尤復号) | |
12 | 12 | 通信路符号化・誤り訂正符号3 | 誤り訂正符号(線形誤り訂正符号の概要,生成行列と符号化) | |
13 | 13 | 通信路符号化・誤り訂正符号4 | 誤り訂正符号(パリティ検査行列,シンドローム,復号) | |
14 | 14 | 通信路符号化・誤り訂正符号5 | 通信路容量と通信路符号化定理 | |
15 | 15 | その他の話題 | 通信システムへの応用(通信装置(無線電話装置・多重無線装置・レーダー・衛星通信装置)の原理と構造) | |
16 | 16 | 単位認定試験 | 単位認定試験 |