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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
無機化学Ⅰ/Inorganic Chemistry Ⅰ
時間割コード
/Course Code
S1401430_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 1, 金/Fri 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
橋本 正人/Masato Hashimoto
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北3号館B202/北3号館B202
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
橋本 正人/Masato Hashimoto システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
無機化学は、化学の根幹を成す分野の一つである。周期表に散らばる多彩な元素を全て対象とし、各元素の個性を学ぶとともにそれらが作る様々な化合物・イオンに関する知識と考え方を身に着けることで、様々な化学現象の理解や新たな物質の創造に役立つ。また、数多くの分野で広く使われている無機材料(錯体、酸化物、など)を理解するために役立つ。本講義では、「無機化学・基礎編」として、原子の成り立ち、化学結合の基本事項、各元素の主な性質、および放射化学について基礎的事項を学ぶ。
到達目標
/Course Objectives
・原子の成り立ちや量子数の基礎について理解し、原子の特徴について説明できる。
・特に共有結合の基礎について理解し、化合物の成り立ちや性質について説明できる。
・各元素の基本的な性質について理解し、単体や化合物の特徴について説明できる。
・放射化学の基本的事項を理解し、放射線の性質と影響の説明や放射線に関する様々な計算を行うことができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
単位認定試験100%とする。到達目標の項目ごとに1~2大問あるいは複合的な設問について、知識の正確さ、準備の正確さ、問題の理解と解答の正確さ、数式利用と計算の正確さ、解答導出の論理性に着目して評価を行う。履修内容の性質から、特定の一部の知識がある、一部の内容を理解していることで評価する、というものではないことに注意すること。評点は、各大問の点数の単純合計となる。評価については、講義初回および試験直前に解説するほか、Moodleにも記載する。また、求められる能力とその獲得のために必要な準備をイメージしやすくするため、試験関連問題(いわゆる過去問、解答例なし)を試験が近づいたらWEBに掲載するので、試験対策に活用していただきたい。
教科書
/Textbook
「基本無機化学」 荻野博、飛田博実、岡崎雅明 著、東京化学同人
(ISBN978-4-8079-0900-1) 2800円+税
参考書・参考文献
/Reference Book
必要に応じ、講義中に提示する。
なお、参考書は講義中には使用しない。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
状況により、講義内容の詳細に示したものから、進行が多少ずれることがある。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
教科書は必ず準備すること。本講義の後も、無機化学IIや大学院講義でも使用予定。
資源と時間の節約のため、資料をPDFファイルとしてMoodle上で提供し、講義中に参照することがある。従って、BYOD PCはできるだけ毎回持参のこと。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
分析化学I、物理化学IA、物理化学IB、基礎化学A、基礎化学B
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
扱う内容が広範かつ多いので、日ごろからのこまめな学習が重要である。日ごろからこまめに復習や自主学習を行うことが重要である。講義は2コマ連続4時間(180分)であるため、1回(2コマ分)の講義に対して8時間(360分)の自主学習が規則上必要である。自主学習では、以下にもあるように、講義各回について、資料集、関連書籍、WEBなどを活用し、自ら考えて必要な調査を行った上で、十分に復習を行うこと。複数名により、討論または教え合うことによる学習も効果的であり、推奨する。なお、オンライン講義で使用したスライドのPDF版を、各回Moodleに掲載する予定であるので、事前学習、事後学習等に活用していただきたい。
その他連絡事項
/Other messages
講義WEB http://www.wakayama-u.ac.jp/~mh1043/top1.html
Moodle (2024年度版)にもコース開設

登録したまま講義に出席せず、Moodle等もほとんど閲覧せず、試験を放棄するケースが極めて多くなってきている。履修登録に当たっては、きちんと受講して試験を受け、単位取得する心構えでいてほしい。単に時間割の空き時間を埋める、形式的にCAP上限まで登録する、などといった登録は避けること。こうした登録は、GPAを下げる原因ともなる。GPAはメジャー配属だけのためのものではない。

現在のところ休講予定はないが、急な会議等で休講を余儀なくされる可能性がある。その場合は、休講になった分を補講またはオンライン(オンデマンド、ナレーション付きスライド)で実施する。

授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
講義各回について、資料集、関連書籍、WEBなどを活用し、自ら考えて必要な調査を行った上で、十分に復習を行うこと。元素各論については、YouTubeにも役立つ動画が数多く投稿されているので、活用するとよい。また、複数名により、討論または教え合うことによる学習も効果的であり、推奨する。(【AL】該当なし) なお、オンライン講義で使用したスライドのPDF版を、各回Moodleに掲載する予定である。事前学習、講義中のノート、事後学習等に活用していただきたい。
オフィスアワー
/Office Hours
水曜5限、その他随時(北3号館B317)。いずれの場合も、メール(mh1043@wakayama-u.ac.jp)によりアポイントを取ることが望ましい。
科目ナンバリング
/Course Numbering
S34012J11100D241,S34012J11100P231
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 (1) Topic 1: 原子(1) 無機化学とは、原子の成り立ち
2 2 (1) Topic 1: 原子(2) 元素、原子・イオンの性質
3 3 (2) Topic 2: 結合 (1) 共有結合・分子軌道
4 4 (2) Topic 2: 結合 (2) 原子価結合法
5 5 (3) Topic 3: 元素各論 (1) 酸・塩基、元素各論(1族)
6 6 (3) Topic 3: 元素各論 (2) 元素各論(2族)
7 7 (4) Topic 3: 元素各論 (2) 元素各論(13・14族)
8 8 (4) Topic 3: 元素各論 (3) 元素各論(15・16族)
9 9 (5) Topic 3: 元素各論 (4) 元素各論(17・18族)
10 10 (5) Topic 3: 元素各論 (5) 元素各論(錯体の基礎、第一遷移系列)
11 11 (6) Topic 3: 元素各論 (6) 元素各論(第二、第三遷移系列)
12 12 (6) Topic 3: 元素各論 (7) 元素各論(3族)
13 13 (7) Topic 4: 放射化学 (1) 放射壊変
14 14 (7) Topic 4: 放射化学 (2) 原子核反応、放射線の影響
15 15 (8) 試験 試験
16 16 (8) 試験の解答・解説 試験の解答・解説

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