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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
生物有機化学/Bioorganic Chemistry
時間割コード
/Course Code
S1400680_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 1, 木/Thu 1
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
坂本 隆
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北1号館A103/北1号館A103
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~2022/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2020/04
~2022/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 6
2020/04
~2022/04
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 2
2023/04
~9999/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2023/04
~9999/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 6
2023/04
~9999/04
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
坂本 隆 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この科目では生命を構成する生体分子の基本的な「構造」と「機能」の理解を目指す。「脂質」「糖」「核酸」「タンパク質」の化学構造の詳細、および、代表的な生体分子の機能について講義する。酵素反応、遺伝子発現、エネルギー代謝の仕組みの理解を通して、生体分子の化学構造、および生体内で繰り広げられている代表的な有機化学反応を理解し、説明できるようになることを目指す。
到達目標
/Course Objectives
生命を科学的に捉える視点の獲得、ならびに生命科学史に関する基礎的知識の習得を通して、生命科学の社会的意義を理解する。また、細胞ならびに生体分子に関する基礎的な知見を理解する。具体的には、以下に挙げる5つの項目を目標とする。
(1)「生体分子の構造」を理解し、化学的観点から記述・説明できるようになること。
(2)「生体分子の機能」を理解し、化学的観点から記述・説明できるようになること。
(3)「遺伝子発現のセントラルドグマ」を理解し、説明できるようになること。
(4)「酵素の働き」を理解し、その働きを数値的に取り扱うことができるようになること。
(5)「エネルギー代謝の仕組み」を理解し、説明できるようになること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
設定した到達目標の理解度を、「演習」を通して評価する。また、「レポート課題」を通して各回の講義の理解度を評価する。15回目に実施する「単位認定試験」において、(1)〜(5)についての最終的な理解度を評価する。配点は以下の通り。
・単位認定試験:60点
・演習(3回):24点
・レポート課題(4回):16点
教科書
/Textbook
「理系総合のための生命科学」第5版、東京大学生命科学教科書編集委員会、羊土社 ISBN: 978-4-75-812102-6 定価:4,180円(本体3,800円+税)
参考書・参考文献
/Reference Book
・「生命科学」改定第3版、東京大学生命科学教科書編集委員会、羊土社 ISBN: 978-4-75-812000-5 定価:3,080円(本体2,800円+税)
・「ヴォート基礎生化学」 第5版、東京化学同人 ISBN: 978-4-80-790925-4  定価:8,360円(本体7,600円+税)
・「新版 からだの地図帳」佐藤 達夫 (監修)、講談社 ISBN: 978-4-06-261025-4 定価:4,400円(本体4,000円+税)
*上記の参考書は授業では使用しない。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
課題は必ず期限内に提出すること。演習はオンライン(Moodle)で行う。提出期限内に提出されなかった課題は、理由の如何によらず未提出の扱いとする。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
教科書を準備すること。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
生命科学
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業計画に沿って、準備学習1時間と復習2時間を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。講義スライドは開講期間中公開し続けるので、これを参考に復習を行ってください。
その他連絡事項
/Other messages
質問は講義時間内、オフィスアワー、及びMoodleのフォーラム機能(受講者全員に公開)を使って受け付ける。Moodleのフォーラム機能で質問する場合は、同様の質問がなされていないか確認の後、公開のフォーラムであることに留意の上、質問すること。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
Moodleでルーブリックを配布する。演習終了後にルーブリックを用いた自己評価を行うことにより、学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認できるように促す。
【「アクティブ・ラーニング」実施要項11】
オフィスアワー
/Office Hours
授業開講時:4Q:月曜日・2限
訪問先:北3号館B318(坂本隆・居室)
*相談者が重複する場合があります。可能な限りE-mail等(tsakamo@wakayama-u.ac.jp)による事前予約を行ってください。
科目ナンバリング
/Course Numbering
S37013J11100P202
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回目 講義概要 ・講義の進め方
・ルーブリックの使い方
・評価基準と採点方法
・導入講義〜物質としての生命〜
遠隔授業(オンデマンド・Moodle)
2 2回目 生体分子の性質(1) ・脂質の化学構造と性質
・生体膜
対面
3 3回目 生体分子の性質(2) ・糖の化学構造と性質
・糖の反応
・タンパク質の糖修飾
対面
4 4回目 演習(1)と解説 ・演習
・解答例と解説
・ルーブリックを使った自己評価
遠隔授業(オンデマンド・Moodle)
5 5回目 生体分子の性質(3) ・核酸の化学構造
・核酸の2次構造
・核酸の役割
・核酸の生合成
対面
6 6回目 生体分子の性質(4) ・タンパク質の化学構造
・アミノ酸の化学構造
・タンパク質の高次構造
・タンパク質の機能
対面
7 7回目 生体分子の性質(5) ・セントラルドグマ
・セントラルドグマの分子機構
・コドン・アンチコドン
対面
8 8回目 生体分子の性質(6) ・細胞の役割と生体分子の機能 対面
9 9回目 演習(2)と解説 ・演習
・解答例と解説
・ルーブリックを使った自己評価
遠隔授業(オンデマンド・Moodle)
10 10回目 酵素(1) ・酵素の役割
・酵素の種類
・活性中心
対面
11 11回目 酵素(2) ・酵素反応
・酵素反応の定量的な取り扱い
対面
12 12回目 生体化学エネルギー(1) ・ATPの化学
・生体のエネルギー通貨:ATP
・解糖系
対面
13 13回目 生体化学エネルギー(2) ・クエン酸サイクル
・電子伝達系
対面
14 14回目 演習(3)と解説 ・演習
・解答例と解説
・ルーブリックを使った自己評価
遠隔授業(オンデマンド・Moodle)
15 15回目 まとめと試験 ・単位認定試験 対面

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