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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/05/09 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2022年度以降)
開講科目名
/Course
生態環境実験実習Ⅰ/Seminar and experiment of EcologicalEnvironment Ⅰ
時間割コード
/Course Code
S1400660_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 3, 火/Tue 4
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
中島 敦司
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
実習
教室
/Classroom
B101(北3号館), 自然環境S実験実習室(北3号館)/B101(北3号館), 自然環境S実験実習室(北3号館)
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 1
システム工学部 2.専門的知識や技能 4
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 2
システム工学部 4.協働性とコミュニケーション能力 1
システム工学部 5.地域への関心と国際的視点 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
井伊 博行 システム工学部(教員)
谷口 正伸 システム工学部(教員)
中島 敦司 システム工学部(教員)
養父 志乃夫 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
本実習では、実際に野外において自然環境の調査と測定を実施し、人間生活と自然環境との関わりについて検討する基礎能力を習得することが目標とする。そのため、気象学、水理学、地質学、地形学、土壌学、生物学、生態学、地理情報学など、関連する分野を広く学ぶとともに、植生調査、水質観測、気象調査、土壌調査などに求められる、計器の使用方法、調査方法、植物の同定法など、授業担当者である中島教員、養父教員が実社会で得た経験を生かし,実務上必要な技術を身につけることをねらいとする。
到達目標
/Course Objectives
各種調査機器・解析システムの操作、生物の同定に関して基礎的なレベルに達すること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
毎回課すレポートによって判読される到達度、野外調査に対する安全管理の理解度、最終発表会の内容の到達度をふまえ、成績評価を行う。
教科書
/Textbook
必要に応じ資料を配布する。
参考書・参考文献
/Reference Book
各種生物図鑑:B208号室に多数配備
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
学内の森林などでの基礎実習を伴うため、野外活動に適した汚れても良い、動きやすい服装を身に着け、長靴を準備して参加すること。安全を確保するため、これらが準備できない場合は出席を認めないことがある。詳細については、第1回目のガイダンスの際に説明する。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
学内の森林などでの基礎実習を行うため、野外活動に適した汚れても良い、動きやすい服装を身に着け、長靴を準備して参加すること。安全を確保するため、これらが準備できない場合は出席を認めないことがある。詳細については、第1回目のガイダンスの際に説明する。また、実習は班に分かれてグループワークすることもあるため、互いのことを尊重して授業に臨むこと。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
水土環境実験実習A,B、緑地環境学、森林環境学、ランドスケープエコロジー
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って、準備学習1時間と復習1時間を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。
その他連絡事項
/Other messages
実施日の天候状態、例えば雨などの場合、予定されている実習の日程を変更することがある。変更等についてはMoodleに掲載するので、確認を失念しないよう十分に注意すること。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
・学内森林などにおける発見、体験、反転学習を基本としています。
・定型的モデルが存在しない課題に対して、受講生自らが合理的な解を求めるトレーニングを行います。
・受講生自らが調査やトレーニングを行います。
・発展的な課題を展望する(生態環境実験実習Ⅱ)に向けてのトレーニングを行います。
・受講生自らが発表を行うステージを設定します。
・この授業で行う学内実習は複数の領域にまたがる解法を必要とする学習です。
・この授業で行う学内実習はグループワークを基本としています。
・到達度を客観的に認識するためグループワークで作成するレポートをグループごとに回覧、熟読していただくことになります。

また、本科目では、和歌山大学アクティブラーニングガイドラインに記載のある項目の中で,

(4)普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合 理的な解を導
き出す学習

(9)複数の領域にまたがる解法を必要とする学習

を実施します。このため,実習の前には各回における到達目標を明示し,

(11)学生が自身の学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認で きる仕掛けをともなう学習

となるように実施します。  
オフィスアワー
/Office Hours
前期火曜日昼休憩中
科目ナンバリング
/Course Numbering
S15023J11111H354
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 生態環境実験実習Ⅰの目的と内容(ガイダンス) 野外で安全に振る舞うファッションや行動面での注意事項を学ぶ。あわせて、大人のしたたかさに負けない方法を学ぶ。
2 2 空間情報による地形―植生関係の把握、空中写真判読による学内植生図の作製 空中写真を使って、和大キャンパスの自然を評価してみる。すると、以外に自然に乏しいことがわかるはずなので、どうやったら自然豊かなキャンパスが実現できるか構想する。
3 3 植物の分類と同定 キャンパス内で、実際に植物を採集し,種を同定するとともに標本を作成し,植物の分類と同定を習得する。
4 4 野外の環境条件の評価(環境条件の調査) スマートフォンを活用し,野外の環境条件の簡易測定法を習得する。
5 5 野外の環境条件の評価(生物種の認識法) スマートフォンを活用し,現場で迅速に植物の種同定を行う方法を習得する。
6 6 野外の環境条件の評価(毎木調査法) 野外において,樹木の立木調査を行い,バイオマス量の推定法を習得する。
7 7 1~6回までの学びのまとめ。口頭試問 これまでに学んだこと、獲得したデータを解析し、和大キャンパスの自然を科学的に評価する。

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