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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
人工知能/Artificial Intelligence
時間割コード
/Course Code
S1400580_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 1
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
松田 憲幸
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北1号館A103/北1号館A103
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~2022/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2020/04
~2022/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 6
2020/04
~2022/04
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 1
2020/04
~2022/04
システム工学部 4.協働性とコミュニケーション能力 1
2023/04
~9999/04
システム工学部 1.幅広い教養と分野横断的な学力 2
2023/04
~9999/04
システム工学部 2.専門的知識や技能 6
2023/04
~9999/04
システム工学部 3.課題解決力と自己学修能力 1
2023/04
~9999/04
システム工学部 4.協働性とコミュニケーション能力 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
松田 憲幸 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業は、人工知能における定量的なアプローチと定性的なアプローチの二つで構成している。問題を解くための知識について,他者との議論を通じて広い観点から眺め、理解を深める。この科目は、担当教員の実務経験を活かした企業のニューラルネットワークおよび強化学習の応用例に関する内容を含む。
到達目標
/Course Objectives
人工知能の設計の困難さを踏まえ,対象問題の特性を捉える定式化のスキルを習得する。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業中の課題(40%)、および、期末試験(60%)で判定する。
教科書
/Textbook
記載事項なし
参考書・参考文献
/Reference Book
八谷大岳:ゼロからつくるPython機械学習プログラミング入門、講談社(2020)、ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4065206126、3,300円
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
授業内でPCを使用しますから,各自持参すること。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
記載事項なし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
データ解析
人工知能演習
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って、準備学習30分と復習1時間を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業中に提示するテーマについて反転授業,グループワークを通して議論する。
【「アクティブ・ラーニング」実施項目③、⑩】
オフィスアワー
/Office Hours
木曜日5限,訪問先:北一号館A615室,email等(matsuda@wakayama-u.ac.jp)で事前予約ください.
科目ナンバリング
/Course Numbering
S61032J11110E241,S61033J11110S302,S61032J11110T301,S61032J11110U301
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第一講(松田) 人工知能が解決した問題の順序と問題の複雑さの関係を理解する 人工知能が解決した問題の歴史
人の問題解決スキルの分類
2 第二講(松田) 計算問題の定式化を理解し,問題と知識の区別を理解する チューリングマシンの計算原理
掛け算
3 第三講(松田) 対象とする問題の捨象を理解する 計算問題と探索問題
決定問題の解決アプローチを類型化
4 第四講(松田) 計画問題の定式化を通して知識の記述の特性を理解する Brooksのプランニング
記号接地問題、フレーム問題
5 第五講(八谷) 事象の偏りによる機械学習の原理を理解する 強化学習,確率,条件付き確率,ベイズの定理
微分による最適化
6 第六講(八谷) 強化学習の基礎を理解し設計できる 強化学習,マルコフ決定過程
強化学習の定式化
7 第七講(八谷) 特徴抽出によるニューラルネットワークの学習の原理を理解できる 回帰,シグモイド関数,交差エントロピー,再急降下法の更新
最適化問題
8 第八講(八谷) 学習データに対するニューラルネットワークを設計できる 制約なしの最小化問題
交差エントロピーの計算
9 第九講(八谷) 特徴抽出を学習する深層学習を理解できる 文章の特徴量
畳み込み層,プーリング処理 ,全結合層
10 第十講(松田) 認知の定式化による推論する機械の原理を理解できる 作業記憶と長期記憶
統合と推論
11 第十一講(松田) 規則と事実の統合による推論の知識を記述できる Watson研究の課題,記号接地問題
プランニング
12 第十二講(松田) 人工知能の困難性を理解し,対象問題を見極めて困難さを説明できる 因果関係と相関関係
情報システムの設計
13 第十三講(松田) 知識を記述するためのフレームを理解する 内包的定義と外延的定義,認知と本質属性,概念の峻別
オントロジー
14 第十四講(松田) 対象の問題に対する知識を記述できる 醜いアヒルの仔の定理
共通認識の記述
15 第十五講(松田) 特定の問題について定式化し解法を構築できる 問題の定式化
困難性と二つのアプローチ

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