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科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
人工知能/Artificial Intelligence | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
S1400580_S1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学部/Faculty of Systems Engineering | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
松田 憲幸 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
教室 /Classroom |
北1号館A103/北1号館A103 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松田 憲幸 | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
この授業は、人工知能における定量的なアプローチと定性的なアプローチの二つで構成している。問題を解くための知識について,他者との議論を通じて広い観点から眺め、理解を深める。この科目は、担当教員の実務経験を活かした企業のニューラルネットワークおよび強化学習の応用例に関する内容を含む。 |
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到達目標 /Course Objectives |
人工知能の設計の困難さを踏まえ,対象問題の特性を捉える定式化のスキルを習得する。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業中の課題(40%)、および、期末試験(60%)で判定する。 |
教科書 /Textbook |
記載事項なし |
参考書・参考文献 /Reference Book |
八谷大岳:ゼロからつくるPython機械学習プログラミング入門、講談社(2020)、ISBN-13 : 978-4065206126、3,300円 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
授業内でPCを使用しますから,各自持参すること。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
記載事項なし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
データ解析 人工知能演習 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習30分と復習1時間を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
授業中に提示するテーマについて反転授業,グループワークを通して議論する。 【「アクティブ・ラーニング」実施項目③、⑩】 |
オフィスアワー /Office Hours |
木曜日5限,訪問先:北一号館A615室,email等(matsuda@wakayama-u.ac.jp)で事前予約ください. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S61032J11110E241,S61033J11110S302,S61032J11110T301,S61032J11110U301 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第一講(松田) | 人工知能が解決した問題の順序と問題の複雑さの関係を理解する | 人工知能が解決した問題の歴史 人の問題解決スキルの分類 |
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2 | 第二講(松田) | 計算問題の定式化を理解し,問題と知識の区別を理解する | チューリングマシンの計算原理 掛け算 |
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3 | 第三講(松田) | 対象とする問題の捨象を理解する | 計算問題と探索問題 決定問題の解決アプローチを類型化 |
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4 | 第四講(松田) | 計画問題の定式化を通して知識の記述の特性を理解する | Brooksのプランニング 記号接地問題、フレーム問題 |
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5 | 第五講(八谷) | 事象の偏りによる機械学習の原理を理解する | 強化学習,確率,条件付き確率,ベイズの定理 微分による最適化 |
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6 | 第六講(八谷) | 強化学習の基礎を理解し設計できる | 強化学習,マルコフ決定過程 強化学習の定式化 |
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7 | 第七講(八谷) | 特徴抽出によるニューラルネットワークの学習の原理を理解できる | 回帰,シグモイド関数,交差エントロピー,再急降下法の更新 最適化問題 |
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8 | 第八講(八谷) | 学習データに対するニューラルネットワークを設計できる | 制約なしの最小化問題 交差エントロピーの計算 |
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9 | 第九講(八谷) | 特徴抽出を学習する深層学習を理解できる | 文章の特徴量 畳み込み層,プーリング処理 ,全結合層 |
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10 | 第十講(松田) | 認知の定式化による推論する機械の原理を理解できる | 作業記憶と長期記憶 統合と推論 |
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11 | 第十一講(松田) | 規則と事実の統合による推論の知識を記述できる | Watson研究の課題,記号接地問題 プランニング |
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12 | 第十二講(松田) | 人工知能の困難性を理解し,対象問題を見極めて困難さを説明できる | 因果関係と相関関係 情報システムの設計 |
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13 | 第十三講(松田) | 知識を記述するためのフレームを理解する | 内包的定義と外延的定義,認知と本質属性,概念の峻別 オントロジー |
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14 | 第十四講(松田) | 対象の問題に対する知識を記述できる | 醜いアヒルの仔の定理 共通認識の記述 |
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15 | 第十五講(松田) | 特定の問題について定式化し解法を構築できる | 問題の定式化 困難性と二つのアプローチ |