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科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
地盤工学/Geotechnical Engineering | ||||||||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
S1400430_S1 | ||||||||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学部/Faculty of Systems Engineering | ||||||||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第4クォーター/4Q | ||||||||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 3, 水/Wed 4 | ||||||||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第4クォーター/4Q | ||||||||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||||||||
学年 /Year |
3,4 | ||||||||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
江種 伸之 | ||||||||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||||||||
教室 /Classroom |
北1号館A202/北1号館A202 | ||||||||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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江種 伸之 | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
この授業は,建設・環境分野で重要な土の力学に関する基礎知識および計算方法を身につけることを目的に内容を構成しています.建設構造物の施工では,構造物を支える地盤の強度が重要になります.また地震,地盤沈下,土壌地下水汚染などの自然災害や環境問題を考える場合にも,対象となる土の物理的・力学的な特性を理解しておかねばなりません.この授業を受講することにより,地下水流れ,地中の応力,圧密沈下,せん断破壊,土圧,斜面安定,基礎の支持力など土に関する基本的な設計ができるようになることを目標とします. |
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到達目標 /Course Objectives |
・土の基本的性質を理解し,諸数値の計算ができる. ・土の工学的方法を理解し,分類できる. ・地中の水の浸透理論を理解し,関連する設計計算ができる. ・地中の応力について理解し,関連する設計計算ができる. ・浸透流による土の破壊について理解し,関連する設計計算ができる. ・土の圧密過程について理解し,関連する設計計算ができる. ・土のせん断破壊について理解し,関連する設計計算ができる. ・擁壁や矢板に加わる土圧について理解し,関連する設計計算ができる. ・斜面の安定について理解し,関連する設計計算ができる. ・基礎の支持力について理解し,関連する設計計算ができる. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
4回予定しているレポートおよび単位認定試験により成績を評価します.レポートを出す回は未定です.単位認定試験は15回目の授業終了後に行います.レポート20点(各レポート5点満点),単位認定試験は80点満点です.なお,単位認定試験の受験資格は”全授業回数の3分の2以上出席していること”とします. レポートと単位認定試験は計算問題が中心になりますので,計算の出来によって評価します. 成績評定は,次の区分(レポート/回,単位認定試験)です. S:十分達成し,他の事例に応用できる(5点,72点以上) A:十分達成している(4点以上,64~71点) B:達成している(3.5~4点,56~63点) C:おおむね達成している(3~3.4点,48~55点) 不可:達成していない(3点未満,48点未満) |
教科書 /Textbook |
土質力学概論・岡二三生ほか・実教出版・ISBN978-4-407-33930-7・1800円(税別) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
記載事項なし |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
・力学,構造力学,水理学の知識が必要になります. ・最初から最後まで連続した内容になっており,途中で欠席するとそれ以降がわからなくなるので,休んだ回の内容は次の授業までに自習しておいてください. |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
・授業は教科書の内容をまとめたスライドを使って行います. ・レポートはワードで作成して期限までにMoodleに提出してください. ・授業内でPCを使うことがあるかもしれません.PCを使用する際には事前に連絡するので,各自持参してください. |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
構造力学(履修前受講推奨.ここで学ぶ内容の一部が地盤工学でも必要になります),防災工学(履修前受講推奨.土砂災害に関する内容を含みます),水理学(履修前受講推奨.ここで学ぶ内容の一部が地盤工学でも必要になります),水土環境工学B(履修前受講推奨.土壌地下水汚染に関する内容を含みます) |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業中に計算問題の解説は多くできないので,事後学修として,各自で教科書の問題や章末問題を解いておいてください.また,講義の内容の理解を深めるために,事前学習として,教科書を事前に読んでおいてください. 授業時間外学習として毎回予習2時間・復習2時間を確保してください. |
その他連絡事項 /Other messages |
・技術系公務員(土木職,建築職,農業土木職)の採用試験で重要な「土質力学」に関する講義です.特に土木職では最重要分野(構造力学,水理学,土質力学,測量)の一つになっています. |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
記載事項なし |
オフィスアワー /Office Hours |
木曜日9時30分から10時30分,訪問先:北3号館6階 620号室 他学生との重複,出張等で不在の場合がありますので,事前メール予約推奨. メールアドレス:egusa@wakayama-u.ac.jp |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S22033J01100G317,S22033J01100Q317 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1回目 | イントロダクション | 地盤工学が必要となる事例 | |
2 | 2回目 | 土の基本的性質 | 土粒子の比重,密度,間隙比,飽和度など,土の力学的特性を表す諸数値 | |
3 | 3回目 | 土の工学的分類,締固め | 土の工学的分類(粒度組成,コンシステンシーなど,土を力学的視点から分類する方法) 締め固め(最適含水比,最大乾燥密度,締め固め曲線など,土の強度を増す方法) |
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4 | 4回目 | 土中の水 | 透水性,ダルシーの法則,透水係数など,土中を流れる水の特性 | |
5 | 5回目 | 土中の水 | 毛管現象,土の凍上など,土中の水が土の強度に与える影響 | |
6 | 6回目 | 地中の応力 | 有効応力,クイックサンド現象 | |
7 | 7回目 | 地中の応力 | 地中の応力の計算方法 | |
8 | 8回目 | 圧密 | テルツァギの圧密理論,地中に伝わる垂直応力によって生じる圧密現象の基礎理論 | |
9 | 9回目 | 圧密 | 圧密沈下量,圧密時間など,圧密過程の計算方法 | |
10 | 10回目 | せん断強さ | クーロンの式,モール円 | |
11 | 11回目 | せん断強さ | 土のせん断強さの計算方法 | |
12 | 12回目 | 土圧理論 | クーロンおよびランキンの土圧理論 | |
13 | 13回目 | 土圧理論 | 土圧の計算方法 | |
14 | 14回目 | 斜面の安定 | 平面すべり,円弧すべり,自然斜面における斜面崩壊 | |
15 | 15回目 | 地盤の支持力 | 浅い基礎の支持力,杭基礎の支持力 | |
16 | 16回目 | 単位認定試験 | 単位認定試験 |