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科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
情報応用2A(応用理工学領域)CH/Application of Information2A(Applied Science and Engineering Division)CH | ||||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
S1300561_S1 | ||||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学部/Faculty of Systems Engineering | ||||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 2 | ||||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
奥野 恒久/Tsunehisa Okuno | ||||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||||
教室 /Classroom |
北3号館B203/北3号館B203 | ||||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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奥野 恒久/Tsunehisa Okuno | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
化学およびその関連分野において,測定によって得たデータをどのように処理し解析するのかを学んでいく。対象とする分野は核磁気共鳴(NMR)であり、講義ならびにその中での問題演習により、基礎固め,実践的な理解を深めることを目標とする。物質系技術者・研究者への道を目指す者にとって必須の知識を与えるものであり、化学実験III,IV、応用化学実験で行われる化合物の同定に活かされる。各回で学習した内容を充分に理解し,時間内ならびに時間外演習により、確実に活用できるようになることが目的である。 学生のみなさんが身に着ける能力は講義順に、1H NMRの基本原理を理解して、単純なスペクトルを分析できるようになることです。次に13C NMRについても基本原理を理解して、単純なスペクトルを分析できるようになってもらいます。さらに学生のみなさんが理解を深めることで、複雑な化合物や混合物の1H NMRを解析することができるようになることが本講義のねらいです。 |
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到達目標 /Course Objectives |
(1) 1H NMRについて基本原理を理解する。 (2) PCを用いて通常の有機化合物の 1H NMRスペクトル解析ができる。 (3) 13C NMRについて基本原理を理解する。 (4) PCを用いて通常の有機化合物の13C NMRスペクトル解析ができる。 (5) 1H NMRについて,PCを用いて、有機物における単純な混合物のスペクトル解析ができる。 (6) 1H NMRについて,PCを用いて、少し複雑な有機化合物のスペクトル解析ができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
期末に行う試験(50点)と課題(50点)により評価する。 上記(1)~(4)について、(1)(2)まで確実に行えれば合格とする。(3)(4)についてもほぼ実践できるようであれば、優の評価を与える。理解度については用意したルーブリックを用いて確認してもらいたい。 |
教科書 /Textbook |
「有機化学のためのスペクトル解析法」第2 版 M. Hesse 他著 野村監訳 化学同人(5000円+税) (ISBN 978-4-7598-1193-3) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
「NMR入門」P.J.Hore 著,岩下孝他訳 化学同人(2500円+税) (ISBN 978-4-7598-200-3) 講義内では使用しません。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
化学実験III,IV、応用化学実験、卒業研究で装置を使用することになります。 その際や卒業研究で活かされますので、十分に学んでください。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
講義の後に、実際にスペクトルデータを解析してもらいます。 毎回、PCを持参してください。必要となるプログラムのインストールには時間を要します。早目に着手してください。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
有機化学I,II |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業内容に関連する課題に関する考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。準備学習1時間と復習3時間は行ってください。講義資料はMoodle上で事前に公開します。講義前に目を通しておいてください。復習用として課題を出しますのできちんとこなしてください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
解析ソフトウエアのダウンロードが必要です。Moodle上で指示します。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
多数の演習問題を行い、自分の理解の状態を検証してください。ルーブリックの活用が有効だと思います。 アクティブ・ラーニング科目:⑥⑪ |
オフィスアワー /Office Hours |
月・木曜日の12時20分~13時10分。出来るだけ事前に訪問の連絡を下さい。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S60002J11100Y253 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | 1H NMR (1) : NMRスペクトルの読み方、化学シフト | 1H NMRスペクトルの特徴、化学シフト、内部標準、増分系による化学シフトの概算、ソフトウエアによる演習 | 対面講義 |
2 | 第2回 | 1H NMR (2) :化学シフト、 スピン-スピン相互作用 | スピン-スピン相互作用とその原理、ソフトウエアによる演習 | 対面講義 |
3 | 第3回 | 1H NMR (3) :1H NMRの総括 | 1H NMRの原理・解析手法の総括、ソフトウエアによる演習 | 対面講義 |
4 | 第4回 | 13C NMR (1) : 特長、化学シフト | 13C NMRスペクトルの特徴、化学シフト、内部標準、増分系による化学シフトの概算、ソフトウエアによる演習 | 対面講義 |
5 | 第5回 | 13C NMR (2) : 13C NMR の総括 |
13C NMRの原理・解析手法の総括、ソフトウエアによる演習 | 対面講義 |
6 | 第6回 | 混合している単純な化合物の解析 | 混合物のスペクトル解析の指針、アプローチ方法、ソフトウエアによる演習 | 対面講義 |
7 | 第7回 | 複雑な化合物の解析 | 複雑な化合物の解析と種々のパルス系列の解説、ソフトウエアによる演習 | 対面講義 |
8 | 第8回 | 単位認定試験と解説 | 単位認定試験と解説 | 対面講義 |