シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
生徒指導と体制/Student Guidance & Counselling, and the School System
時間割コード
/Course Code
L2416003_L2
開講所属
/Course Offered by
教育学研究科教職開発専攻/Graduate School of Education Course Specializing in Professional Development in Education
ターム・学期
/Term・Semester
2021年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 1, 水/Wed 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
谷尻 治
科目区分
/Course Group
 
授業形態
/Lecture Form
教室
/Classroom

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
谷尻 治 教育学部(教員)
衣斐 哲臣 教育学部(教員)
南垣内 智宏/Minamigaito Tomohiro 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
「生徒指導提要」を用いて意義や原理について理解を深める。個別問題行動について、その特徴を理解し、現任校の事例をあげて、問題行動をする子どもの気持ちを理解し、学校全体で連携して適切に支援する方法をディスカッションし、ロールプレイングなどを実際に行う。また、予防や育成という観点からの指導についてもディスカッションし、ロールプレイングなどを実際に行う。
到達目標
/Course Objectives
①生徒指導の意義と原理を理解する。
②問題行動の発現形態と特徴を理解し適切な指導が行うことができる。
③予防や育成という観点から生徒指導を行うことができる。
教科書
/Textbook
「生徒指導提要」(文部科学省)
参考書・参考文献
/Reference Book
特に指定しない。そのつど提示する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
1.対面授業で実施する。
2.教職経験の異なる受講生が混在するが、学修が深まるように積極的に協力し合うこと。
3.欠席の場合は、代替課題を担当者から明示する。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
講義内で扱う事例については、守秘義務を厳守すること。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業者から、事前に課題が出された際は、期限までに課題に取り組み、提出すること。
その他連絡事項
/Other messages
科目ナンバリング
/Course Numbering
L2416003
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
「授業の到達目標及びテーマ」について、以下の成果で評価を行う。
①②はロールプレイングなどの実践により評価する。③は指導計画により評価する。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
毎回、授業者から提示する課題について、グループワークで議論し、結果を受講生全体で共有する。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「問題行動と保護者との連携」「教育と福祉の連携」(コースによって、必修講義と受講可能講義あり)
オフィスアワー
/Office Hours
火曜3限、南516(谷尻研究室)。他学生との重複、出張などで不在の場合があるので、事前メールで予約のこと。
連絡先 osa1209@wakayama-u.ac.jp
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1:6月16日(水)1限 指導の前提-教育観・人間観 シラバスの説明。児童生徒の成長・発達の過程をおさえ、指導にあたっての教育観と人間観についての理解を深める。
2 2:6月16日(水)2限 集団指導と個別指導 生徒指導にあたって、集団指導と個別指導はどのように行うべきか、事例を取りあげて理解を深める。
3 3:6月23日(水)1限 問題行動の捉え方 様々な問題行動の発現形態と特徴についての理解を深める。
4 4:6月23日(水)2限 「いじめ」 いじめ問題を考える上での基本的な視点と具体的な指導、また指導体制について理解を深める。
5 5:6月30日(水)1限 「暴力行為」 暴力行為を起こす児童生徒への支援のあり方を深める。
6 6:6月30日(水)2限 「非行」 非行を犯す生徒への有効な指導とは。事例を取り上げながら、指導のポイントを整理する。
7 7:7月7日(水)1限 「不登校・引きこもり」 各学校の不登校状況を交流し、不登校の児童生徒への支援のあり方を深める
8 8:7月7日(水)2限 生徒指導①-担任 様々なケースにおいて、担任としてどのように児童生徒を指導するかについて理解を深める。
9 9:7月14日(水)1限 生徒指導②-学年 学年体制で生徒指導を充実させるには。具体的な事例から、その視点と指導法について理解を深める。
10 10:7月14日(水)2限 生徒指導③-学校 生徒指導における学校体制について、特に「チーム学校」のあり方について理解を深める。
11 11:7月21日(水)1限 生徒指導④-校外 校外での問題行動などをどう指導・支援するのか。具体的指導法を学ぶ。
12 12:7月21日(水)2限 予防的対応 子どもが問題行動を起こす前に予防的に対応する際の視点や具体的指導法を学ぶ。
13 13:7月28日(水)1限 育成的対応①-自律 「積極的な生徒指導」について、その指導観や具体的な手法について理解を深める。
14 14:7月28日(水)2限 育成的対応②-セルフコントロール 予防・育成的な観点から、児童生徒が「セルフコントロール」する力をどのように身につけるかを考える。
15 15:8月4日(水)1限 まとめ 学修した内容をもとに、受講生が事例をまとめる。

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