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科目一覧へ戻る | 2021/09/16 現在 |
開講科目名 /Course |
造形特別演習B(幼小)/Advanced Seminar on Formative Arts B |
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時間割コード /Course Code |
L2316096_L2 |
開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/Graduate School of Education |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 第1クォーター/1Q |
曜限 /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
寺川 剛央/Terakawa Takao |
科目区分 /Course Group |
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授業形態 /Lecture Form |
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教室 /Classroom |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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寺川 剛央/Terakawa Takao | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
小学校図画工作科における素材(土)による造形について、素材理解および技法・技術に関する講義と、図画工作科の特性に応じた授業の実際について考察する。これらをふまえ学習指導要領の第3「指導計画の作成と内容の取扱い」の2.の(2)「焼成する経験」から土の特性を生かした授業づくりにつなげる。特に低学年に関連して幼稚園「表現領域」との接続や高学年に関連して中学校美術科との接続も視野に入れる。 |
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到達目標 /Course Objectives |
小学校図画工作科における素材(土)の理解と粘土造形理論を獲得。素材(土)の特性を理解しつつ指導に必要な造形技法・技術について考察する。また、これらにもとづく教材の特性を理解し、指導案作成につながる基礎的な内容を知る。 |
教科書 /Textbook |
「ずがこうさく(1・2上、1・2下)」(日本文教出版)、「図画工作(3・4上、3・4下、5・6上、5・6下)」(日本文教出版)、「ずがこうさく(1・2上、1・2下)」(開隆堂出版)、「図画工作(3・4上、3・4下、5・6上、5・6下)」(開隆堂出版)など。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
小学校学習指導要領 図画工作(文部科学省)、小学校学習指導要領解説 図画工作編(文部科学省)など。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
造形の実際(工芸制作)を伴うので汚れてもよい服装で授業に臨むこと。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特にありません。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
使用教室:教育学部音美技棟 美-107 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L5425204J |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
発表、課題、レポート提出などから総合的に判断する。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(3)発見学習、体験学習、反転授業 履修者が実際に図画工作科で使用する造形素材に触れ、その特性等を理解した上で、実制作を行う。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
工芸特別演習 |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜5時限 寺川研究室 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | オリエンテーション | 第1回:導入、オリエンテーション 第2回:図画工作科における素材について 第3回:造形素材(土・粘土)について(1)種類と特性 第4回:造形素材(土・粘土)について(2)取扱いの方法 第5回:学習指導要領との関連から(1)感性および豊かな情操 第6回:学習指導要領との関連から(2)造形遊びと土 第7回:学習指導要領との関連から(3)「A表現(2)」構想、技法 第8回:学習指導要領との関連から(4)「A表現(2)」焼成および作品保存の方法 第9回:学習指導要領との関連から(5)素材の特性(木、紙、針金等との違い) 第10回:素材の特性理解と扱い方 第11回:造形の実際(1)感じたことや想像したことを造形的に表すとは 第12回:造形の実際(2)感性を働かせるために 第13回:造形の実際(3)触覚との関連 第14回:ディスカッション 第15回:振り返りとまとめ、課題などについて |
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2 | 2 | 素材1 | 図画工作科で使用する素材について理解する | |
3 | 3 | 造形素材1 | 土・粘土について、その種類と特性を理解する | |
4 | 4 | 造形素材2 | 土・粘土について、その取扱いの方法を理解する | |
5 | 5 | 学習指導要領との関連1 | 「感性および豊かな情操」 | |
6 | 6 | 学習指導要領との関連2 | 「造形遊びと土」 | |
7 | 7 | 学習指導要領との関連3 | 「A表現(2)」構想、技法 | |
8 | 8 | 学習指導要領との関連4 | 「A表現(2)」焼成および作品保存の方法 | |
9 | 9 | 学習指導要領との関連5 | 素材の特性(木、紙、針金等との違い) | |
10 | 10 | 素材2 | 素材の特性の理解と、取扱いの方法 | |
11 | 11 | 造形の実際1 | 感じたことや想像したことを造形的に表すとは | |
12 | 12 | 造形の実際2 | 感性を働かせるために | |
13 | 13 | 造形の実際3 | 触覚との関連 | |
14 | 14 | ディスカッション | 意見を出し合い学びを深める | |
15 | 15 | まとめ | 振り返りと今後の課題について |