![]() ![]() |
科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
社会調査論/Basics of Social Research | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
時間割コード /Course Code |
L1320010_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 2 | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
布川 由利 | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
東3号館中408/東3号館中408 | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
|||||||||||||||
ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
|
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
布川 由利 | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
社会調査は、人々が生活する社会について知る上で、欠かすことのできない活動となっている。政府や行政機関が行う社会調査もあれば、研究機関や研究者が行う社会調査、また報道機関や一般企業が行う社会調査などがあり、我々は調査を受ける側や、調査結果を享受する側になることが頻繁にある。この授業では、そうした社会調査の種類や内容、実施のプロセスや調査に関わる倫理事項について学び、世の中にあふれる社会調査とそれによって得られる知見を、適切に理解し、評価するための知識を得る。 |
---|---|
到達目標 /Course Objectives |
1) 社会調査の歴史、社会的な位置づけ、意義、種類等について基礎的な知識を得る。 2) 社会調査の方法、計画、実施、倫理事項についての知識を得る。 3) 種々の社会調査データとそれから導き出される知見について、適切に評価し、批判的に検討することができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業理解 40%:授業内で提示される文献講読課題や作業課題に取り組むこと。また授業で簡単な実習を行うに課される課題があるので授業内で提出すること。 期末レポート60%:授業内で提示するテーマに基づきレポートを作成し、提出する。 |
教科書 /Textbook |
特に指定しないが、適宜講読文献を指示する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋編,2023,『最新・社会調査へのアプローチ――論理と方法』ミネルヴァ書房. 上記文献は授業で使用しない。 そのほか、関連文献を適宜授業内で紹介する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
授業で行う作業に必要なため、ノートパソコンを各自持参すること。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特になし。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
社会学 現代社会論A 現代社会論B |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業のなかで、次の授業までに読んでくる文献を提示したり、小課題を提示したりする場合があるため、必ず取り組むこと。また授業で行うワークや実習の課題を授業内で提出するよう求めるが、それらも「授業理解」の評価に含まれるため、注意すること。期末レポートでは、授業で扱った内容をもとにしつつ受講者自身の興味・関心に沿ったテーマを提示する予定となっているため、授業の内容を適宜ノートにまとめておくこと。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
④普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し、学生自らが合理的な解を導き出す学習 ⑤学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習 ⑥学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 ⑦発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
初回の授業で説明する。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L08012J01000S2ζ1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 1回目 | オリエンテーション | 履修上の注意と受講生の関心の確認 | |
2 | 2回目 | 社会調査とは何か | 講義:社会調査の歴史、社会調査の目的、社会調査の種類 | |
3 | 3回目 | 社会調査のプロセス | 講義:社会調査の全体的なプロセス | |
4 | 4回目 | 問いの設定 | 講義:研究上の問いの設定 ワーク:先行研究、既存データの探索 |
パソコン使用予定 |
5 | 5回目 | 調査の設計 | 講義:調査の設計方法、手順の確認 | |
6 | 6回目 | 調査票の作成 | 講義:質問紙調査における調査票の作成方法 ワーク:疑似的な調査票を作成する |
パソコン使用予定 |
7 | 7回目 | サンプリング | 講義:サンプリング方法の確認 | パソコン使用予定 |
8 | 8回目 | 調査の実施・データ化とデータの管理 | 講義:質問紙調査を実施する上での注意事項、データ化とデータの管理方法 ワーク:データ化の実践 |
パソコン使用予定 |
9 | 9回目 | 集計・分析① | 講義:集計・分析方法の確認 ワーク:集計・分析の実践 |
パソコン使用予定 |
10 | 10回目 | 集計・分析② | 講義:集計・分析方法の確認 ワーク:集計・分析の実践 |
パソコン使用予定 |
11 | 11回目 | 質的調査の基礎 | 講義:質的調査の考え方 | |
12 | 12回目 | 質的調査の方法ーインタビュー | 講義:インタビュー調査・インタビューデータの分析の考え方 | |
13 | 13回目 | 質的調査の方法ー参与観察、フィールドワーク | 講義:参与観察法の考え方 ワーク:大学内施設の観察 |
|
14 | 14回目 | 調査倫理 | 講義:社会調査にかかわる倫理事項の確認 | |
15 | 15回目 | まとめー社会調査の課題 | 講義:現代社会において社会調査に求められること |