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科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
学校教育と情報テクノロジー/Information Technology in Education | |||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1310069_L1 | |||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | |||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | |||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 4 | |||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | |||||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | |||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | |||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
井嶋 博/Ijima Hiroshi | |||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | |||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | |||||||||||||||
教室 /Classroom |
東3号館中408/東3号館中408 | |||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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井嶋 博/Ijima Hiroshi | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
現在の生活に不可欠な情報テクノロジーは、学校教育においてもその利用対象は様々である。例えば、児童生徒が情報機器を用いて行う教育ポートフォリオの活用や、デジタル教科書や教材の閲覧、情報検索の指導のような教育利用に加え、教員はインターネットや校務支援システムなどの教育インフラを活用した遠隔授業や指導案・授業計画、教材や学級通信の作成、webページやSNSによる情報発信を業務として行う。さらに、現在導入されている小学校からのプログラミング教育では子どもたち自身が情報に関する理解を深めその活用方法を学ぶことになる。 これらを指導、活用する教員にとって、子どもたちが情報機器や関連したサービスを適切かつ有効に活用でき、子どもたちが抱く情報テクノロジーそのものへの好奇心に応えられるような教育を行うためには、教員自身が情報機器の動く原理や、情報の処理方法を科学的な根拠を持って理解していることが必要不可欠である。 本講では、情報テクノロジーの科学的な知識を養い、理論を習得することを目的とし、これらの目的を達成することができるように、具体例を示しながら解説する。また、体験的に理論の理解を深め有効性が確認できるように、プログラミングなどの演習を積極的に取り入れる。さらに今後益々我々の生活に深く関わっていくことが予想される人工知能(AI)についてその仕組みとその社会への影響について解説し、人工知能を含めた最新のテクノロジーの教育現場での応用事例と、利用者が知っておくべき事項についても述べる。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・情報の表現と処理について理解できる。 ・コンピュータの仕組みが理解できる。 ・人工知能の基本的知識を身につける。 ・情報テクノロジーの効果的な活用方法と注意点について理解できる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
各回に課す小テストまたは演習課題(合わせて100%)により評価します。 |
教科書 /Textbook |
毎回のテーマに沿った資料を配布します。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
高等学校等で利用した「情報」に関する教科書類。(出版社や出版年は問いません。) |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
・情報テクノロジーは日進月歩です!将来みなさんが知識や技能を自分自身でアップデートできるように、この講義で基礎を身につけてください。 ・理論の説明ではできる限り事前の知識が無くても理解できるように行います。 ・取り扱いに注意が必要な電子デバイスや電子部品を用いた演習を行う場合がありますので真面目に取り組んでください。部品の取り扱いについての注意事項は講義中に解説します。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
各自のPC(BYOD PC)を使用して演習を行ってもらいます。演習のためのデータはmoodleで配布します。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
情報処理IA、IB、データサイエンスへの誘い |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特にありません。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(3)発見学習,体験学習,反転授業 |
オフィスアワー /Office Hours |
授業終了後(講義室にて)。 ただし、事前連絡が必要ですが、可能な限り時間外でも受け付けます。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
LL0001J01000X1η1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 本講の意義や、授業全体の内容説明と進め方について解説します。 | |
2 | 第2回 | 情報機器の仕組み | 現在の情報機器の仕組みをコンピュータの成り立ちから紐解きます。また最先端の開発事例を交え、情報機器の将来像を示します。 | |
3 | 第3回 | 情報の表現と処理 | コンピュータ内部の情報処理と映像や音声など各メディアの情報表現と扱いについて解説します。 | |
4 | 第4回 | 計測と制御のテクノロジー | アナログとデジタル相互の変換方法と、ロボット等に組み込まれている計測と制御のテクノロジーについて解説します。 | |
5 | 第5回 | 情報通信のテクノロジー | 情報通信の方法と情報保護の考え方について解説します。 | |
6 | 第6回 | データサイエンスとプログラミング | コンピュータ処理により可視化できるようなデータ活用について解説し、プログラミングの意義を説明します。 | |
7 | 第7回 | 人工知能の基礎 | ディープラーニングを中心とした人工知能の基本的な仕組みを解説します。 | |
8 | 第8回 | 人工知能と学校教育 | AIの教育への導入について、近年の動向と、AIの利便性と注意点について解説します。 |