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科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
社会教育計画論A/Planning Nonformula Education A |
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時間割コード /Course Code |
L1310010_L1 |
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 第3クォーター/3Q |
曜限 /Day, Period |
木/Thu 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
西川 一弘 |
科目区分 /Course Group |
_ |
授業形態 /Lecture Form |
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教室 /Classroom |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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西川 一弘 | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
社会教育の実践は、住民が地域を良くしたいという願い・活動とそれを支える社会教育職員(社会教育主事や社会教育士)の働きの組み合わせの中に成立します。この社会教育実践の展開を保障するための自治体社会教育行政の体系が、社会教育計画です。本講義では、社会教育計画の理解だけではなく、それを支える制度(自治体の社会教育行政)についても理解をはかります。 社会教育実践と社会教育計画は、地域で取り組まれている具体的な実践の分析の中から生まれます。本講義では講義だけではなく、フィールドワークなどによって、自治体の社会教育計画や生涯学習推進計画の事例調査を行ってもらいます。その成果発表、および計画の分析・評価から、社会教育のみらいについても考えていきます。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・自治体社会教育(主に都道府県・市町村)の歴史的展開及びその体系としての「計画」論を総合的に考察する力を養う。 ・社会教育行政の現状・戦略、社会教育行政と地域課題を統合的に捉えて解決する力量を修得する。 ・地域づくりを支える人づくりのシステムとしての「社会教育」について理解し、教師として社会教育に関わることの意義について自ら評価することができる力を養う。 |
教科書 /Textbook |
特定のテキストは無し。適宜資料を提示する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
『社会教育・生涯学習ハンドブック』第9版 社会教育推進全国協議会編 他。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
できる限り受講生とのコミュニケーションを図り、共に授業を創りたいと考えています。参加学生の問題意識によって順番の変更や内容の拡充も検討します。授業づくりへの積極的な参画を求めます。 また、受講者の希望や状況によっては、和歌山市・海南周辺のフィールドワークなども考えたいと思っています。 ※Moodleなども活用します。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
何かわからないことを調べてもらう場合があるので、インターネットがつながるノートパソコン、スマートフォン、タブレットのいずれかは持参してください。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
身近な市町村の社会教育施設(公民館や図書館など)・職員やそこで行われている事業・イベントに関心を持って見てみてください。参加してみるのもひとつです。 また、最近のニュース、社会的課題、教育行政の動向、社会教育・生涯学習関係のニュースに目を配り、SNSだけではない時事情報を取り入れておいてください。 1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
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科目ナンバリング /Course Numbering |
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成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
成績は「期末レポート」(約60%)+「加点要素」(約40%)で総合的に評価します。 加点要素は、毎回の「こころの風景・リアクションシート」と「フィールドワークの報告」「普段の討議の姿勢」です。 詳細については、第1回のオリエンテーション時に詳しく説明します。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
【アクティブ・ラーニング実施要項 ④、⑤、⑥、⑧、⑨、⑩】 授業で出てくるキーワードや社会的なキーワードを取り上げ、その意味や内容を学生に尋ねたり、逆に学生からの発問に自らの見解を示すなど、できるだけ双方向のやり取りを行いたいと思います。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
「生涯学習支援論A・B」「社会教育計画論B」「社会教育概説A・B」 |
オフィスアワー /Office Hours |
原則、木曜日の昼休み(東3号館南110号研究室)。不在にすることも多いので、事前にメールでアポイントをお願いします。 kazuhiro@wakayama-u.ac.jp また授業に関する質問などは、Moodleのフォーラム機能も活用します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 10/7 | オリエンテーション | ・授業の進め方 ・成績評価について |
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2 | 10/14 | 社会教育原論① | ・社会教育計画論とは何か | |
3 | 10/21 | 社会教育原論② | ・社会教育計画の歴史 | |
4 | 10/28 | 社会教育行政論① | ・理論と国の機構 | |
5 | 11/4 | 社会教育行政論② | ・和歌山県及び県内市町村の機構と現状の取り組み | |
6 | 11/11 | 自分のまちの「社会教育計画」を調査する① | ・調査の方法論 ・調査の視点 |
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7 | 11/18 | 自分のまちの「社会教育計画」を調査する② | ・フィールドワーク | |
8 | 11/25 | フィールドワークの発表と共有 | ||
9 | 12/9 | 地域社会教育計画から見る地域課題① | ・地域課題の把握法 | |
10 | 12/16 | 地域社会教育計画から見る地域課題② | ・社会教育と地域課題の接続 | |
11 | 12/23 | 地域社会教育計画から見る地域課題③ | ・社会教育を通じた地域課題の解決 | |
12 | 1/13 | 地域活性化と社会教育計画・行政論① | ・社会教育行政の経営戦略 | |
13 | 1/20 | 地域活性化と社会教育計画・行政論② | ・学習成果の活用法 | |
14 | 1/27 | 地域活性化と社会教育計画・行政論③ | ・地域人材育成の戦略 | |
15 | 2/3 | 授業のまとめ・総括 | ・社会教育計画の未来とは |