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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
特別な教育的ニーズの理解と支援/The Lecture on Education About Children with Developmental Disorders | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1310003_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
木/Thu 2 | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
古井 克憲/Hurui Katsunori | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-103/E1-103 | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山﨑 由可里/Yamazaki Yukari | 教育学部(教員) |
古井 克憲/Hurui Katsunori | 教育学部(教員) |
竹澤 大史 | 教育学部(教員) |
北岡 大輔 | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
本科目では、インクルーシブ教育及び特別支援教育について理解するために、自閉症スペクトラム障害(ASD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)・学習障害(LD)といった発達障害を主とし、知的障害等を含めた幅広い障害についても適切な支援を考えられるように、基本的な教育方法に関する知識と技術を説明する。発達障害のある子どもの家族支援、発達障害の二次障害の予防とその対応についても概説する。つづいて、通常の学校における特別支援教育の支援体制及び教育課程について説明し、通級による指導や特別支援学級での指導・支援、発達障害のある子どもへの合理的配慮に関して説明する。さらに、障害はないが母国語や貧困等により特別の教育的ニーズをもつ幼児児童生徒への対応を踏まえ、学校と家庭、関係機関等との連携、学校卒業後の自立支援について述べる。企業等における実務経験を持つ教員が、その実務経験を生かして実践的な教育を行う科目。 |
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到達目標 /Course Objectives |
(1)特別支援教育の理念と体制について理解する。 (2)特別の支援を必要とする幼児児童生徒の障害の特性及び心身の発達を理解する。 (3)特別の支援を必要とする幼児児童生徒に対する教育課程や支援の方法を理解する。 (4)障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児児童生徒の把握や支援を理解する。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
毎回のミニレポート(40%)、課題レポート(60%)で総合的に判断する。 |
教科書 /Textbook |
授業時に資料を配布する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
「幼稚園教育要領」(平成29年3月告示、文部科学省)、「小学校学習指導要領」(平成29年3月告示、文部科学省)、「中学校学習指導要領」(平成29年3月告示、文部科学省)、「高等学校学習指導要領」(平成30年2月告示、文部科学省)、「特別支援学校幼稚部教育要領」(平成29年4月告示、文部科学省)、「特別支援学校各部(小学部・中学部、高等部)学習指導要領」(平成29年4月告示、文部科学省)(これらの文献を授業では使用しないが、適宜、授業資料で引用しているのでぜひ参考にしてほしい) |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
特になし |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特になし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特になし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。 1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
教育や福祉の領域にまたがる子どもの学習や生活について、映像資料やゲストスピーカーの談話を通して学ぶ機会を提供する。ミニレポートで感想や意見を自由に述べ、課題レポートを通して文献を調べながら自分の意見をまとめる学習の機会を提供する。 (4)普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習 (7)発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習 (9)複数の領域にまたがる解法を必要とする学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
前期木曜12:30~13:00、後期木曜12:30~13:00 古井研究室もしくは竹澤研究室 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L09061J01000T1γ1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション、インクルーシブ教育システムとは | 講義:授業の進め方及び講義を行ううえでの理念について説明する | 古井・竹澤・山崎・北岡 |
2 | 第2回 | 発達障害のある幼児児童生徒の心身の発達・心理的特性及び学習過程と指導・支援(1)自閉症スペクトラム | 講義:自閉症スペクトラム障害について概説する | 竹澤 |
3 | 第3回 | 発達障害のある幼児児童生徒の心身の発達・心理的特性及び学習過程と指導・支援(2)注意欠陥多動性障害 | 講義:ADHDについて概説する | 竹澤 |
4 | 第4回 | 発達障害のある幼児児童生徒の心身の発達・心理的特性及び学習過程と指導・支援(3)学習障害(LD) | 講義:LDについて概説する | 竹澤 |
5 | 第5回 | 発達障害のある子どもの家族支援と学校との連携 | 講義:発達障害のある子どもの家族支援と学校との連携の内容、実際と課題について説明する | 竹澤 |
6 | 第6回 | 発達障害の二次障害への対応とその予防 | 講義:発達障害の二次障害とは何か、予防と対策について説明する | 北岡 |
7 | 第7回 | 特別支援教育の制度の理念と体制 | 講義:特別支援教育の制度と現行の体制について背景理念とともに解説する | 北岡 |
8 | 第8回 | 知的障害など、様々な障害がある幼児児童生徒の心身の発達・心理的特性及び学習過程と指導・支援 | 講義:知的障害など障害や特別な教育的ニーズのある子どもの指導・支援について説明する | 北岡 |
9 | 第9回 | 学校における特別の支援を必要とする幼児児童生徒の理解と指導・支援(1) | 講義:通常の学校での実態把握と個別の指導計画の作成について説明する | 北岡 |
10 | 第10回 | 学校における特別の支援を必要とする幼児児童生徒の理解と指導・支援(2) | 講義:通常の学級でのユニバーサルデザインを取り入れた環境・授業作りについて説明する | 古井 |
11 | 第11回 | 学校における特別の支援を必要とする幼児児童生徒の理解と指導・支援(3) | 講義:通級による指導、特別支援学級での指導・支援の実際について説明する | 古井 |
12 | 第12回 | 学校と関連機関との連携 | 講義:学校関連機関との連携について概説する | 古井 |
13 | 第13回 | 発達障害のある幼児児童生徒に対する合理的配慮 | 講義:合理的配慮の理念、内容、実際について解説する | 山崎 |
14 | 第14回 | 障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児児童生徒の理解と支援 | 講義:子どもの貧困、外国籍・外国にルーツのある子どもの指導・支援について概説する | 山崎 |
15 | 第15回 | 障害のある幼児児童生徒の自立支援 | 講義:障害のある子どもの自立とは何か、自立支援について説明する | 山崎 |