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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
特別な教育的ニーズの理解と支援/The Lecture on Education About Children with Developmental Disorders
時間割コード
/Course Code
L1310003_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
古井 克憲/Hurui Katsunori
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-102/E1-102
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教育学部 2. 専門的知識や技能 4
教育学部 3. 課題解決力と自己学修能力 1
教育学部 4. 協働性とコミュニケーション能力 1
教育学部 5. 地域への関心と国際的視点 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山﨑 由可里/Yamazaki Yukari 教育学部(教員)
古井 克憲/Hurui Katsunori 教育学部(教員)
竹澤 大史 教育学部(教員)
北岡 大輔 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
本科目では、インクルーシブ教育及び特別支援教育について理解するために、自閉症スペクトラム障害(ASD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)・学習障害(LD)といった発達障害を主とし、知的障害等を含めた幅広い障害についても適切な支援を考えられるように、基本的な教育方法に関する知識と技術を説明する。発達障害のある子どもの家族支援、発達障害の二次障害の予防とその対応についても概説する。つづいて、通常の学校における特別支援教育の支援体制及び教育課程について説明し、通級による指導や特別支援学級での指導・支援、発達障害のある子どもへの合理的配慮に関して説明する。さらに、障害はないが母国語や貧困等により特別の教育的ニーズをもつ幼児児童生徒への対応を踏まえ、学校と家庭、関係機関等との連携、学校卒業後の自立支援について述べる。企業等における実務経験を持つ教員が、その実務経験を生かして実践的な教育を行う科目。
到達目標
/Course Objectives
(1)特別支援教育の理念と体制について理解する。
(2)特別の支援を必要とする幼児児童生徒の障害の特性及び心身の発達を理解する。
(3)特別の支援を必要とする幼児児童生徒に対する教育課程や支援の方法を理解する。
(4)障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児児童生徒の把握や支援を理解する。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
毎回のミニレポート(40%)、課題レポート(60%)で総合的に判断する。
教科書
/Textbook
授業時に資料を配布する。
参考書・参考文献
/Reference Book
「幼稚園教育要領」(平成29年3月告示、文部科学省)、「小学校学習指導要領」(平成29年3月告示、文部科学省)、「中学校学習指導要領」(平成29年3月告示、文部科学省)、「高等学校学習指導要領」(平成30年2月告示、文部科学省)、「特別支援学校幼稚部教育要領」(平成29年4月告示、文部科学省)、「特別支援学校各部(小学部・中学部、高等部)学習指導要領」(平成29年4月告示、文部科学省)
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
特になし
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特になし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
特になし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。 1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
教育や福祉の領域にまたがる子どもの学習や生活について、映像資料やゲストスピーカーの談話を通して学ぶ機会を提供する。ミニレポートで感想や意見を自由に述べ、課題レポートを通して文献を調べながら自分の意見をまとめる学習の機会を提供する。

(4)普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習
(7)発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習
(9)複数の領域にまたがる解法を必要とする学習
オフィスアワー
/Office Hours
前期木曜12:30~13:00、後期木曜12:30~13:00 古井研究室もしくは竹澤研究室
科目ナンバリング
/Course Numbering
L09061J01000T1γ1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 古井・竹澤・山崎・北岡 オリエンテーション、インクルーシブ教育システムとは
2 第2回 竹澤 発達障害のある幼児児童生徒の心身の発達・心理的特性及び学習過程と指導・支援(1)自閉症スペクトラム障害(ASD)
3 第3回 竹澤 発達障害のある幼児児童生徒の心身の発達・心理的特性及び学習過程と指導・支援(2)注意欠陥多動性障害(ADHD)
4 第4回 竹澤 発達障害のある幼児児童生徒の心身の発達・心理的特性及び学習過程と指導・支援(3)学習障害(LD)
5 第5回 竹澤 発達障害のある子どもの家族支援と学校との連携
6 第6回 北岡 発達障害の二次障害への対応とその予防
7 第7回 北岡 特別支援教育の制度の理念と体制
8 第8回 北岡 知的障害など、様々な障害がある幼児児童生徒の心身の発達・心理的特性及び学習過程と指導・支援
9 第9回 北岡 学校における特別の支援を必要とする幼児児童生徒の理解と指導・支援(1)通常の学校での実態把握と個別の指導計画及び個別の教育支援計画の作成
10 第10回 古井 学校における特別の支援を必要とする幼児児童生徒の理解と指導・支援(2)通常の学級でのユニバーサルデザインを取り入れた環境・授業作り
11 第11回 古井 学校における特別の支援を必要とする幼児児童生徒の理解と指導・支援(3)通級による指導、特別支援学級での指導・支援の実際
12 第12回 古井 学校と関連機関との連携
13 第13回 山崎 発達障害のある幼児児童生徒に対する合理的配慮
14 第14回 山崎 障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児児童生徒の理解と支援:子どもの貧困、外国籍・外国にルーツのある子ども
15 第15回 山崎 障害のある幼児児童生徒の自立支援

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