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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
現代社会論B/Lecture on the Theories of Modern Society B | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1300017_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 3 | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
布川 由利 | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
東2号館L105/東2号館L105 | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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布川 由利 | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
現代社会は、互いに重なり合う様々な領域に細分化され、その様相は複雑化を極めている。社会学もまた、そうした複雑極まりない現代社会について、家族や教育、労働といった様々な領域・分野に細分化されながら、それぞれが対象とする社会現象の構造を明らかにしてきた。そこで得られた知見は、私たちが現に生活しているこの社会を、客観視し、相対化するための重要な手がかりとなる。この授業では、家族や労働、教育、ジェンダー、メディアや消費文化、科学技術といった領域を取り上げ、関連する領域についての社会学研究について、その議論を理解し、受講者自身の関心を社会学的に捉えるための見方を学ぶ。 |
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到達目標 /Course Objectives |
1) 社会学における諸領域・分野の議論を理解する。 2) 受講者自身の現代社会の関心領域について、社会学の知見を手掛かりに捉え、自身でそれを説明することができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業理解 20%:毎回の授業でコメントシートを配布するため、講義を受けて疑問点や質問、授業担当者からの問いに対する意見などをまとめて記述し、提出する。 文献講読課題 20%:授業内で提示した文献を読み、疑問点やコメントをまとめ、次の授業で提出する。 期末レポート60%:各回で扱った内容の中から、受講者の関心に基づいてテーマを選び、レポートを作成する。 |
教科書 /Textbook |
特に指定しないが、授業で講読する文献については適宜指示する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志,2019,『新版 社会学』有斐閣. 筒井淳也・前田泰樹,2017,『社会学入門――社会とのかかわり方』有斐閣. 上記文献は授業で使用しない。その他、授業内で紹介する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
現代社会論Bでは各テーマの基礎的事項を、現代社会論Aではそれらをさらに発展・深化させた内容を扱う。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特になし。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
社会学 社会調査論 現代社会論A |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
期末レポートは授業で扱った内容から受講者の関心に基づいてテーマを選択するため、関心のあるテーマに関わる社会学の文献等に触れておくこと。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
④普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し、学生自らが合理的な解を導き出す学習 ⑤学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習 ⑦発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
初回の授業で説明する。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L08011J01000S1ζ1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1回目 | オリエンテーション | 履修上の注意、受講者の関心の確認等 | |
2 | 2回目 | 社会学の考え方 | 講義:社会学の基本的な考え方の説明 | |
3 | 3回目 | 組織① | 講義:官僚制の考え方 | |
4 | 4回目 | 家族① | 講義:近代家族のこれまで | |
5 | 5回目 | 教育① | 講義:公教育と近代化 | |
6 | 6回目 | 労働① | 講義:近代における労働の成立と変化 | |
7 | 7回目 | 階層と格差① | 講義:社会階層、階級、格差という概念の関連性 | |
8 | 8回目 | 医療と福祉① | 講義:近代社会における医療と福祉の性質 | |
9 | 9回目 | エスニシティ① | 講義:日本における民族とエスニシティの問題 | |
10 | 10回目 | ジェンダーとセクシュアリティ① | 講義:ジェンダーとセクシュアリティの基礎概念 | |
11 | 11回目 | 社会運動① | 講義:人々はなぜ社会運動を行うのか | |
12 | 12回目 | メディアとコミュニケーション① | 講義:変わるメディアとコミュニケーションの在り方 | |
13 | 13回目 | 消費と文化① | 講義:近代社会における消費と文化の役割 | |
14 | 14回目 | 科学技術と環境① | 講義:科学技術は社会とどうかかわるか | |
15 | 15回目 | 授業のまとめ | 「公民」を教えるために |