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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
国際政治学/International Relations | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1300011_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 4 | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
内田 みどり/Uchida Midori | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
東2号館L105/東2号館L105 | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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内田 みどり/Uchida Midori | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
国際社会の歴史を振り返りながら、国際社会の基本構造と国際社会をとらえるまなざし、すなわち国際政治の理論を身に着け、現代の国際問題が抱える諸問題を理解し、解決のために何ができるかを考察する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
国際社会の基本構造と現代の国際社会が抱える諸問題を理解すること。国際社会を捉える国際政治の理論を説明できるようになること。主体的に国際社会の問題解決にかかわる地球市民を育成できる教師となる基礎を身につけること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
期末レポート100点。ただし、講義の各回につき10問程度、moodleにアップされる小テストをすべて受験し、合格していなければ、期末レポートは受理されない。提出しても0点である。小テストは成績評価にはかかわりがなく、受験回数無制限で、何度不合格になっても受けられ、かつ満点をとった後も受けることができるので、復習に活用してほしい。 |
教科書 /Textbook |
用いない。資料を用意する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
講義で担当教員が依拠した参考文献についてはすべて講義中に紹介する。講義で依拠した文献のなかから、初学者が学修を深めるうえで助けになる文献として、大芝亮『国際政治理論』ミネルヴァ書房、2016年、 462307660、3080円。松井芳郎『国際法から世界を見る』第3版、東信堂、2011年、479890080X、3080円を挙げておく。必ず購入しなければならないわけではないが、参考になるだろう。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
レポートはワードで作成し、moodleを通じて提出すること。ファイル名の付け方等は講義中に指示するのでそれに従うこと。講義中に言及するのでニュースはこまめにチェックすること。世界史の復習、特に20世紀以降の現代史の復習をしておくこと。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
欠席厳禁。小テストはこまめに受講し、期末に一気にやろうとしないこと。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
政治学。民族と国家。途上国の政治と環境問題。国際社会の役割と機能。国際化時代の文化と思想。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行なうこと。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を行うこと。 1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められている。「履修手引」もあわせて参照すること。 |
その他連絡事項 /Other messages |
講義中に配布するほか、moodleを通じて資料を配布するので、こまめにダウンロードし目を通すこと。配布資料には連番を振り、順番に閉じておくこと(必須)。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
ロール・プレイを取り入れたグループワークを行う回があるので、積極的に参加してほしい。 国際政治に関するニュースをこまめにチェックすること。 (アクティブ・ラーニング実施要項⑩、⑫) 全体の参考文献だけでなく、講義中に紹介される参考文献・論文を読むなどして、理解を深めること。高校世界史の教科書は基本的な事項の確認や、歴史学と政治学の違いを理解するために有益である。 |
オフィスアワー /Office Hours |
内田みどり研究室。火曜16:30~17:00 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L06012J01000S2ζ1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | 国際社会の基本構造について | 講義・国際社会の基本単位――主権国家という発想の誕生について | |
2 | 第2回 | 主権国家の生き残り方法・勢力均衡 | 講義およびアクティブ・ラーニング・主権国家の生き残り方法――勢力均衡の歴史について | |
3 | 第3回 | 国際法とは何か | 講義・主権国家間にもルールがある――国際法とは何か | |
4 | 第4回 | 国際法上の国家 | 講義・国際法上の国家を定義する | |
5 | 第5回 | 戦争と国際法 | 講義・戦争についての国際法(jus in belloとjus ad bellum) | |
6 | 第6回 | 戦争の違法化と集団的安全保障 | 講義・画期となる第一次世界大戦――戦争の違法化と集団的安全保障 | |
7 | 第7回 | 国際連合のしくみと自衛権の問題 | 講義およびアクティブ・ラーニング(グループワーク)国際連合と世界平和――武力行使禁止原則とその例外 | |
8 | 第8回 | 国際連合の平和維持活動 | 講義・国際連合と世界平和――国連の平和維持活動 | |
9 | 第9回 | 国際司法裁判所の仕組みを学ぶ① | 講義・国際司法裁判所の構造と役割 | 配布資料を読んで予習をしておくこと |
10 | 第10回 | 国際司法裁判所の仕組みを学ぶ② | 国際司法裁判所の判決と勧告的意見の事例 | |
11 | 第11回 | 国家の安全・個人の安全 | 講義・地球的問題群①人間の安全保障 | |
12 | 第12回 | 地球環境問題 | 講義・地球的問題群②国境を越える環境問題 | |
13 | 第13回 | 国際政治の理論①リアリズム | 講義・国際政治を見る眼①国際社会はアナーキーだ | |
14 | 第14回 | 国際政治の理論②リベラリズム | 講義・国際政治を見る眼②国際社会は相互依存だ | |
15 | 第15回 | 国際政治の理論③従属論、世界システム論、④コンストラクティビズム | 講義・国際政治学を見る目③国際社会は不平等だ(従属論・世界システム論) ④国際社会は見方によって異なる(コンストラクティビズム) |