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科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
都市空間の地理学/Geography of Urban Areas | ||||||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1290078_L1 | ||||||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 2 | ||||||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
山神 達也/Yamagami Tatsuya | ||||||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||||||
教室 /Classroom |
東2号館L102/東2号館L102 | ||||||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山神 達也/Yamagami Tatsuya | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
本講義では、地形図などの地図類や空中写真、景観写真をはじめとする各種の資料を読み解きながら、都市空間の形成・変容について考えていく。事例として、古都・京都を通史的に取り上げたのち、近代以降についてはテーマに応じて理解しやすい都市を取り上げていく。都市空間の形成・変容を検討するさい、自然環境が都市空間の形成・変容にどう影響するのか、政治・経済・文化をはじめとするさまざまな社会の動きが都市空間にどのように立ち現れるのか、現代の都市空間に歴史がどのように刻み込まれているのかなどに注目する。以上を通して、都市空間の形成・変容について理解を深めるとともに、都市空間の将来像について主体的に探究できるようになることを目指す。 |
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到達目標 /Course Objectives |
○都市空間の形成・変容の過程について理解を深めるとともに、地理的な見方・考え方を身に付ける。 ○地理情報を収集・整理・分析して解釈し、その結果をまとめる能力を高めていく。 ○都市空間の将来像について主体的に深く探究できるようになる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
成績は、平常点30%(受講態度、コメントカードの内容など)、レポート70%(中間と期末の2回)の割合で評価する。 |
教科書 /Textbook |
使用しない。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
(1) 本講義の内容について理解を深めるには、以下の3冊が参考になる。藤井 正・神谷浩夫編著『よくわかる都市地理学』(ミネルヴァ書房、2014)、山口覚ほか『図説 京阪神の地理』(ミネルヴァ書房、2019)、水内俊雄・加藤政洋・大城直樹『モダン都市の系譜』(ナカニシヤ出版、2008)。 (2) フィールドワークも含めた地域の捉え方の解説書として、牛垣雄矢『まちの地理学』(古今書院、2022)が参考になるほか、テレビ番組が書籍化された『ブラタモリ』(KADOKAWA、2016-)を読むとよい。 (3) 地図を用いて地域の変遷過程を解説したものとして、以下の3つのシリーズがある。レポート作成のさいなどに参照するとよい。『日本図誌大系』(朝倉書店、全12巻、1972-1980)、『地図でよむ百年』(古今書院、全10冊、1997-2006)、『読みたくなる「地図」』(海青社、現5冊、2017-)。 (4) 歴史地理学に興味があれば、以下の2冊を出発点とすればよい。足利健亮『地図から読む歴史』(講談社、2012)、上杉和央『歴史は景観から読み解ける:はじめての歴史地理学』(ベレ出版、2020)。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
講義の際に地図上での作業を課すので、3~4色の色鉛筆など用意すること。地図の上に各種の書き込みを入れることでそれまでに見えなかった空間のあり方、それを形作ってきた自然的・歴史的・社会的背景が見えてくる。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特になし。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
人文地理学や社会地理学など地理学関連科目。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
講義時に様々な資料を配布する。受講後はそれらの資料にじっくりと向き合い、講義で解説した内容および資料から推察される歴史的な変遷過程を考える時間を設けること。また、講義内容についての理解を深めるためには、上に掲げた参考文献を読むとよい。加えて、身近な所にもその土地の歴史を示すさまざまなものが存在している。何か気づいたことや気になることがあったら、各種の資料にあたってその内容を調べる機会を設けること。 1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められている。「履修手引」もあわせて参照すること。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(2)PBL学習 (3)発見学習,体験学習,反転授業 (4)普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習 (5)学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習 (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 (7)発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習 (10)グループワークをともなう学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜4限。山神研究室。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L04002J01000S2ζ1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | イントロダクション | 都市空間の捉え方 | |
2 | 2 | 古都・京都の空間形成 | 碁盤の目は本当か? | |
3 | 3 | 古都・京都の空間変容1 | 城下町化する京都 | |
4 | 4 | 古都・京都の空間形変容2 | 京都の衰退と復興への模索 | |
5 | 5 | 古都・京都の空間変容3 | 町家でごはん | |
6 | 6 | 近代の都市1 | 城下町の近代化 | |
7 | 7 | 古都・京都の観光 | グループワーク1:そうだ、京都行こう | |
8 | 8 | 近代の都市2 | 軍港設置や工業化に伴う都市の誕生 |
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9 | 9 | 現代の都市空間1 | 都市空間の拡大と都市圏形成 | |
10 | 10 | 現代の都市空間2 | 都市のスポンジ化とコンパクトシティ化に向けた動き | |
11 | 11 | 現代の都市空間3 | 地方中小都市の空間変容 |
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12 | 12 | 現代の都市空間4 | インナーシティと都市再開発 | |
13 | 13 | 現代の都市空間5 | ニュータウンのオールドタウン化と都市再生 | |
14 | 14 | 都市空間の将来像 | 持続可能な都市空間の再編に向けて | |
15 | 15 | 都市空間の変遷を考える | グループワーク2:都市空間の変遷の過程を検証する |