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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
植物分子育種学/Plant Molecular Breeding
時間割コード
/Course Code
L1290012_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 1
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
荒木 良一/Ryoichi Araki
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東2号館L105/東2号館L105
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教育学部 2. 専門的知識や技能 7
教育学部 3. 課題解決力と自己学修能力 1
教育学部 4. 協働性とコミュニケーション能力 1
教育学部 5. 地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
荒木 良一/Ryoichi Araki 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
育種とは、生物を我々の要求に合わせて遺伝的に改良することである。そのためには、生物を深く知り、(我々から見た)生物の良い点と悪い点を理解する必要がある。現在の育種は遺伝子レベルの直接的な改変を行うなど、高度に専門化された知識と技術が必要とされている。しかし、育種が「表現型による選抜」という基本的な手法の上に成り立っていることに変わりはない。ここでは、植物の個体から遺伝子レベルで行われてきた植物育種の歴史を振り返り、基礎的事項を解説しながら、育種とその対象となる植物への理解を深める。
到達目標
/Course Objectives
表現型と遺伝子の関係を理解し、植物の分子メカニズムを理解する。遺伝資源・遺伝変異を理解し、育種の可能性について議論できる。各自のお気に入りの品種について育種の用語を用いて説明できる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
単位認定試験70%、中間試験30%
教科書
/Textbook
適時、資料を配布する。
参考書・参考文献
/Reference Book
植物育種学(第4版)・西尾剛 / 吉村淳 編・文永堂出版・ISBN: 9784830041228
植物育種学(第5版)・西尾剛 / 吉村淳 編・文永堂出版・ISBN: 9784830041433
エッセンシャル植物生理学 農学系のための基礎・牧野周/渡辺正夫/村井耕二/榊原均【著】・講談社・ISBN: 9784065295816
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
受講生の理解度を知るために、授業中にアンケートと中間試験を行う。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
植物(生物)や遺伝学に興味があることが望ましい
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
栽培学および実習A・栽培学および実習B
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
(11) 学生が自身の学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認できる仕掛けをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
前期木曜11:00~12:00、荒木研究室
科目ナンバリング
/Course Numbering
L39011J01000S1θ1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 ガイダンス: 進化・遺伝と品種
2 植物育種の基礎 I: 遺伝子と形質発現 1
3 植物育種の基礎 II: 遺伝子と形質発現 2
4 植物育種の基礎 III: 植物の生殖様式
5 世界と和歌山の植物遺伝資源
6 遺伝変異の利用 I: 交雑
7 遺伝変異の利用 II: 突然変異
8 遺伝子組み換えによる育種
9 自殖性作物の育種法
10 他殖性作物の育種法
11 育種目標 I: 収量を上げたい
12 育種目標 II: 環境ストレスに強くしたい
13 育種目標 III: より美味しくしたい
14 環境と育種
15 まとめとテスト

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