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科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
日本史概説/Introduction to Japanese History | |||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1270005_L1 | |||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | |||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | |||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 2 | |||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | |||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | |||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | |||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
橋本 唯子 | |||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | |||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | |||||||||||||||
教室 /Classroom |
東2号館L102/東2号館L102 | |||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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橋本 唯子 | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
歴史学とは暗記するものではなく、思考を求める学問である。本講義の目的は、履修者が日本史上の事項について理解を深め、論理的に説明できるようになることである。また、日本史教育においてこれまで軽視されてきた分野について視野を広げ、教科書は変化し続けるものである点を理解する力を養うことを目的とする。その際に可能な限り和歌山と関連のある一次資料を用いる。さらに履修者が「なぜ日本史を教えるのか」と自問したときに答えられることを目指す。 |
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到達目標 /Course Objectives |
歴史資料を読み解く力を身に付ける。クリティカル・シンキングを体得する。自らの認識をアップデートできるようになること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業内で課す小課題など40%、グループディスカッションにかかる課題30%、グループディスカッションの内容・発表30%。 A:課題に対する理解度 B:調査に関する論理性 C:オリジナリティ D:設問への解答 S:十分達成し、他の事例に応用できる(100-90点)。 A:十分達成している(89-80点)。 B:達成している(79-70点)。 C:おおむね達成している(69-60点)。 不可:59-0点。 |
教科書 /Textbook |
特になし。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業中に適宜紹介する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
特になし。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特になし。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特になし。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。自主学習においては、高校の世界史教科書・日本史教科書などを使って、大まかな歴史の流れをつかんでおいてください。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
就職活動(教員採用試験を含む)を理由とした欠席・遅刻・早退については特に配慮しないので注意するように。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
毎回の授業でリアクションペーパーの提出を求めます。授業内容等について質問がある場合は積極的に記入して下さい。 |
オフィスアワー /Office Hours |
月・火 12:30~13:00(できれば事前にメールでご連絡ください) 場所:図書館3階 橋本研究室 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L03021J01000S1ζ1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | 日本史概説とは | 日本史の教科書の記述に「絶対的な解釈」はない。過去の事例を見ながら、歴史学における「史実」とは何か検討する。 | |
2 | 2 | 考古・古代史 旧石器捏造問題 | 捏造問題はなぜ起こったのか | |
3 | 3 | 中世史01 網野善彦からもののけ姫へ | 日本の社会史 | |
4 | 4 | 中世史02 もののけ姫が描く差別の歴史 | 差別の歴史 | |
5 | 5 | 近世史01 道成寺文書を読む | どのように資料を読み歴史を叙述するか なぜ道成寺でのみ絵解きが行われているのか | |
6 | 6 | 近世史02 安政南海地震を資料から読む | どのように資料を読み歴史を叙述するか | |
7 | 7 | 近代史01 エルトゥールル号と近代のはじめ | 書き換えられていく「声」 「美談」とは何か | |
8 | 8 | 近代史02 坂の上の雲 | なぜ司馬遼太郎は『蹇蹇録』を使わなかったのか | |
9 | 9 | 近代史03 オリンピックと近代 | 前畑秀子・西田修平と「ナチ・オリンピック」 | |
10 | 10 | 近代史04 軍事郵便に残された「戦争」 | 軍事郵便を読む | |
11 | 11 | 現代史 第五福竜丸と湯川秀樹 | 和歌山と第五福竜丸、科学者の責任とは何か | |
12 | 12 | グループワーク01 | 文献を提示し、課題を示すので、そこから討議して進めてください。 | |
13 | 13 | グループワーク02 | 文献を提示し、課題を示すので、そこから討議して進めてください。 | |
14 | 14 | 発表および報告 | グループワークにかかる発表および報告 | |
15 | 15 | まとめ・総括 | グループワークのフィードバック |