シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/31 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
授業研究論/Theory of Lesson Study
時間割コード
/Course Code
L1210104_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
二宮 衆一/Ninomiya Syuichi
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東2号館L105/東2号館L105
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
教育学部 2. 専門的知識や技能 7
3. 課題解決力と自己学修能力 1
4. 協働性とコミュニケーション能力 1
5. 地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
二宮 衆一/Ninomiya Syuichi 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
戦後の授業研究の歴史を学び、授業研究の理論や方法について学ぶ。また、近年の認知心理学の成果(構成主義や社会構成主義の学習観、拡張型学習など)について学び、子どもの学びを見る理論的な枠組みを身につける。それらの知見をもとに、近隣の学校での授業を参観し、授業研究を行うことで、理論レベルと実践レベルを往還する議論を行う。その過程で、現在の学校教育が抱える諸問題に対する自分なりの主張を形成してもらう。
到達目標
/Course Objectives
・戦後の授業研究の歴史を学び、授業研究の理論や方法について学び、量的な研究と質的な研究の特徴について説明ができる。
・近年の認知心理学の成果について学び、子どもの学びを見る理論的な枠組みを身につけ、それらをもとに実際に子どもの学習過程を分析できる。
・近隣の学校での授業を参観し、授業研究を行い、それらを授業研究の理論という観点から振りかえることができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
テキストや参考資料などを読み、受講者が作成したレジュメをもとに授業を行う。また、ケース・スタディやフィールドワークにもでかけ、授業を行う、あるいは授業研究や子どもの認知過程研究を実際に行う。授業の途中で受講者には授業研究あるいは子どもの認知過程研究についての調査テーマを設定してもらう。評価は、そのテーマに関する調査やレポートをもとに行う。
教科書
/Textbook
特になし。
参考書・参考文献
/Reference Book
授業中に適宜、配布する。
より一層、学びたい場合には下記を推薦する。
鹿毛雅治・藤本和久『「授業研究」を創る―教師が学びあう学校を実現するために』教育出版、2017年。
河野義章『授業研究入門』図書文化、2009年。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
特になし
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特にないが、3回生以上での履修が望ましい。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
特になし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
テキストや参考資料などを事前に渡すので、必ずそれを予習してくること。また、宿題としてフィールドワーク先で参観した授業の授業記録を作成してもらう予定である。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業中に示すテーマや課題について,グループワークで議論し,結果を発表する。また授業前の予習的課題を通じて授業の準備をしたり、授業の中で学んだ理論についての理解をフィールドワークを通じてを深める。
(4)普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習
(5)学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習
(6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習
(8)学生による発表をともなう学習
(10)グループワークをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
火曜日のお昼休み 研究室
科目ナンバリング
/Course Numbering
L09012J01000P2ν1
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 授業のスケジュール、シラバス、評価についての説明。授業づくりの4要素についての講義。

2 第2回 授業研究とは 授業研究とは何か。授業研究の目的についての講義。
3 第3回 和歌山大学附属小学校の授業研究1 本年度の付附属小学校の研究についての講義。
4 第4回 和歌山大学附属小学校の授業研究2 附属小学校の授業ビデオを視聴し、授業についての協議を行う。
5 第5回 授業研究の歴史1 数量的分析にもとづく授業研究の目的と方法についての講義。
6 第6回 授業研究の歴史2 質的分析にもとづく授業研究の目的と方法についての講義。
7 第7回 量的な授業研究 量的分析にもとづく授業研究を実際に行う。
8 第8回 質的な授業研究 質的分析にもとづく授業研究を実際に行う。
9 第9回 ケース・スタディあるいはフィールドワーク1 事前の教材研究など、ケース・スタディあるいはフィールドワークの準備を行う。
10 第10回 ケース・スタディあるいはフィールドワーク1 実際にケース・スタディあるいはフィールドワークを行う。
11 第11回 ケース・スタディあるいはフィールドワーク1 ケース・スタディあるいはフィールドワークの振り返りを行う。
12 第12回 ケース・スタディあるいはフィールドワーク2 事前の教材研究などケース・スタディあるいはフィールドワークの準備を行う。
13 第13回 ケース・スタディあるいはフィールドワーク2 実際にケース・スタディあるいはフィールドワークを行う。
14 第14回 ケース・スタディあるいはフィールドワーク2 ケース・スタディあるいはフィールドワークの振り返りを行う。
15 第15回 授業のふりかえりと総括 授業全体のまとめとふりかえりと最終レポート課題の説明。

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