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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
途上国の政治と環境問題/Politics and Environmental Problem of Developing Countries
時間割コード
/Course Code
L1200092_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
内田 みどり/Uchida Midori
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東3号館中407/東3号館中407
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教育学部 2. 専門的知識や技能 7
教育学部 3. 課題解決力と自己学修能力 1
教育学部 4. 協働性とコミュニケーション能力 1
教育学部 5. 地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
内田 みどり/Uchida Midori 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
先進国と発展途上国を生み出した近現代史を振り返り、途上国が直面する政治的困難と環境破壊の問題を理解することで、現代国際社会が取り組まねばならない諸課題とその解決策について考察し、行動できるようになることを目指す。
到達目標
/Course Objectives
今日の発展途上国が置かれている状況とその歴史的背景を説明できるようになること。
今日の発展途上国が抱えている政治的・経済的な諸問題を批判的に記述し、解決策を考察できるようになること。
国際社会が直面する環境問題について系統だてて分析し、問題解決のために行動できるようになること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
講義形式。アクティビティをとりいれて参加型の授業をめざす。ドキュメンタリー等も活用する。
評価は期末レポートの成績100%。
教科書
/Textbook
用いない。
参考書・参考文献
/Reference Book
講義中に随時紹介する。参考にしてほしい映画なども紹介する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
提出物はワードで作成し、moodleを通じて提出すること。テーマは重いが楽しく学べるよう、開発教育で採用されているロールプレイングゲームを経験してもらうので、発展途上国の開発や開発教育に関心がある学生はぜひ履修してほしい。ロールプレイは授業計画で予告している回ではない回に行う可能性があるので、毎回講義に来てほしい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
私語厳禁、欠席厳禁。アクティビティには積極的に参加すること。講義中、例として言及することが多いので、ニュースに敏感であることを望む。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
政治学。国際政治学。国際組織の役割と機能。国際化時代の文化と思想。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
大航海時代以降の植民地化の歴史について高校で学んだことをあらかじめ復習しておくこと。講義で紹介される参考文献やドキュメンタリー映画等を参照して復習に努め、理解を深めること。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められている。「履修手引」もあわせて参照すること。
その他連絡事項
/Other messages
経験則上、講義への出席率と成績はおおむね比例する。講義中はもとよりmoodleを通じて資料を配布するので、こまめにダウンロードしておくこと。配布された資料には日付と連番を書き入れ、講義中にすぐ読めるようファイルに閉じておくこと。PC内に保存する場合もこれに準じ、毎回資料を持参すること。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
ニュースのチェックを怠らないこと。講義に関連するドキュメンタリー等を積極的に視聴し、理解を深めること。
受講者自身によるアクティビティやロールプレイを行う回では、積極的に参加してほしい。
(アクティブ・ラーニング実施要項⑧⑩)
オフィスアワー
/Office Hours
内田みどり研究室 月曜16時30分~17時(変更の可能性あり)。
科目ナンバリング
/Course Numbering
L80012J01000S2ζ1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 発展について考える 講義およびグループワーク・イントロダクション:発展とは何か
2 第2回 近代化論について 講義・第二次大戦後の冷戦と近代化論
3 第3回 近代化論見直し論 講義・近代化論見直し論
4 第4回 欧米による世界の植民地化とその帰結 講義・途上国は単に遅れているだけなのか?植民地化と途上国
近現代史の復習
5 第5回 世界銀行の開発政策① .講義およびグループワーク・開発戦略の生産・伝播機関としての世界銀行①トリクル・ダウン仮説
6 第6回 世界銀行の開発政策② 講義・開発戦略の生産・伝播機関としての世界銀行②マクナマラの「世銀改革」と緑の革命がもたらしたもの
映像資料視聴
7 第7回 世界銀行の開発政策③ 講義・開発戦略の生産・伝播機関としての世界銀行③構造調整と途上国の環境
8 第8回 世界銀行の開発政策④ 開発戦略の生産・伝播機関としての世界銀行④世銀の環境アセスメントとグリーン・リベラリズム

ロールプレイゲーム
9 第9回 社会主義政権下の環境破壊 講義・社会主義体制下での環境破壊:中国と旧ソ連の砂漠化問題
映像資料視聴
10 第10回 開発で追い立てられる先住民の権利について 講義・開発と先住民(ILO条約と資源開発)
11 第11回 資源採掘と環境破壊+政治的不安定 講義・資源の罠? 資源国の政治的不安定と環境破壊

映像資料視聴
12 第12回 先進国の豊かな生活が途上国に押し付けている環境破壊 講義とグループワーク:先進国の豊かさの裏にある環境破壊
ロールプレイゲーム
13 第13回 有害物質管理 講義・有害物質の国際移動
14 第14回 戦争と環境破壊 講義:途上国の戦争・内戦が引き起こす環境破壊について
15 第15回 全体のまとめ グループワークと討論・途上国の環境と私たち(全体のまとめ)



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