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科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
生活調査法/Methodology of Research for Life | |||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1200039_L1 | |||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | |||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | |||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 2 | |||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | |||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | |||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | |||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
本村 めぐみ/Motomura Megumi | |||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | |||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | |||||||||||||||
教室 /Classroom |
学術情報センター第4演習室(西5号館)/学術情報センター第4演習室(西5号館) | |||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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本村 めぐみ/Motomura Megumi | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
現代は、誰もがインターネット等によって「調査」に基づく多くの情報を簡単に入手できる社会です。私たち生活者が、日常における意思決定や課題解決の過程において、様々な「調査」を拠り所にする機会は極めて多いことでしょう。だからこそ、どのような調査が「信頼に足るか否か」を科学的に判断する力が必要です。 必要なデータを収集・分析し、その傾向を踏まえて課題解決に導く力は新・学習指導要領の中でも充実を図るべき内容とされています。単に「調査」の受け止め手のみに留まらず、自ら問題解決に向けて調査実践を可能とする力は、現代社会においては『誰もが持つべきリテラシー』の一つです。 この授業では、私たち生活者が「活用に値する信頼できる調査とはいかなるものか」について学術的な知識を基に正しく判断できるようになり、自らの生活や社会に関する諸問題について探求するための調査企画者になり得ることを目指して、実践的に学ぶことをねらいとします。 |
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到達目標 /Course Objectives |
①社会に溢れる様々な調査に対して常にクリティカルな視点から、信頼に足るか否か科学的指標を用いて判断した上で、生活者としての課題解決に応用できるようになる。 ②日常生活場面で、自らが社会的に問題や課題と感じる実態把握から解決をめざす一つの方法論として、科学的技法を伴った調査設計、および具体的な企画書を準備できるようになる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
・授業における取り組み姿勢(20%) ・課題及びコメントシートの提出(30%) ・単位認定試験に替わるレポート(50%)。 ※「課題」は、事前の予習および授業内容の理解度を確認する目的で授業ごとに提示します。 |
教科書 /Textbook |
授業時に担当者が作成したオリジナルテキスト・資料等を配布します。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業時に適宜、紹介します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
・社会人、および教員の資質能力の一つとして「調査」の基礎的技法を身につけたい人 ・大学生活における課題や卒業研究において、正しい調査を見極め、信頼の足る調査実践を試みたいと考えている人 ・身近な生活問題や課題に関心を持ち、「調査」手法を用いながら、そうした問題の実態把握や課題解決を目指してみたい、と考えるあらゆる人を歓迎します。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特になし。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
「教育の現状と課題」「家族を考える」「SOGIEを考える」 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
①身近にある様々な「調査」に関心を持ち、それらが信頼に足るか否か、その理由は何か、クリティカルな視点から習慣的に検討してみてください。 ②日頃から、実際に「調査」テーマとして取り組みたいと考える生活問題や教育問題に関する資料や文献などを読み、関心や知見を深めておくことを勧めます。 ③1単位の学修に必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引き」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
・この授業では毎回、必ず自身のノートPCを持参してください。 ・授業の開始前に早めにPCを起ち上げてトラブルがないかを確認し、すぐに使用できるように準備しておいてください。 ・授業計画は受講生の到達状況によって変更する場合があります。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
この授業は、参画者同士が多様な考えや意見を「安全に」提示しあうことで深まり、創造される新たな発見を模索する【対話型授業】によって進行します。 また、授業ごとにコメントシートを通して学習したことへの気づき、自らの生活実践への応用可能性など自己洞察を深めるための記述を求めます。皆さんのコメントには授業担当者から返答や解説を加えるなど双方向性を確保します。 【アクティブラーニング実施要項より】 (2)PBL学習 (3)発見学習、体験学習、反転授業 (5)学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習 (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 (7)発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習 (8)学生による発表をともなう学習 (10)グループワークをともなう学習 (11)学生が自身の学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認できる仕掛けをともなう学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
月曜3限、本村研究室(東3号館 南416)。 事前にメールで予約することを推奨します。motomura@wakayama-u.ac.jp |
科目ナンバリング /Course Numbering |
(教育)L8032J01000X2λ1(学環)K08032J01000P213 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 導入:「生活調査」の位置づけ | 生活調査とは何か:社会調査における 「生活調査」の位置づけ |
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2 | 第2回 | 調査の信頼性(1) | 調査の信頼性とは何か(1) :身近な生活に関わる調査を例に |
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3 | 第3回 | 調査の信頼性(2) | 調査の信頼性とは何か(2) :身近な生活に関わる調査を例に |
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4 | 第4回 | 「調査」の信頼性(3) | 調査の信頼性とは何か(3) :昨今の教育問題を扱う調査を例に |
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5 | 第5回 | 調査結果の解釈と考察(1) | 調査結果の解釈と考察をめぐる問題(1) | |
6 | 第6回 | 調査結果の解釈と考察(2) | 調査結果の解釈と考察をめぐる問題(2) | |
7 | 第7回 | 生活調査における「量的調査」 | 生活調査における「量的調査」とその意義 | |
8 | 第8回 | 生活調査における「質的調査」 | 生活調査における「質的調査」とその意義 | |
9 | 第9回 | 生活調査を企画する(1) | 生活調査を企画する(1) :調査目的に沿った仮説構築 |
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10 | 第10回 | 生活調査を企画する(2) | 生活調査を企画する(2) :分析枠組みと尺度構成 |
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11 | 第11回 | 生活調査を企画する(3) | 生活調査を企画する(3) :正しいサンプリング |
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12 | 第12回 | 生活調査を企画する(4) | 生活調査を企画する(4) :調査票設計の概要 |
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13 | 第13回 | 生活調査を企画する(5) | 生活調査を企画する(5) :調査の社会的意義と調査者倫理 |
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14 | 第14回 | 生活調査を企画する(6) | 生活調査を企画する(6) :調査企画書の調え方 |
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15 | 第15回 | まとめ | 復習と総括 |