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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
臨海実習/Marine Practice of Biology
時間割コード
/Course Code
L1200027_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
他/Otr
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
古賀 庸憲/Koga Tsunenori
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教育学部 2. 専門的知識や技能 7
教育学部 3. 課題解決力と自己学修能力 1
教育学部 4. 協働性とコミュニケーション能力 1
教育学部 5. 地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
古賀 庸憲/Koga Tsunenori 教育学部(教員)
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko 教育学部(教員)
高須 英樹/Takasu Hideki 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
小学校教員として理科(生物・地学分野)の指導に必要となる生き物観察および地層・地形・天体観察の技能の習得を目的とする。

現行の小学校学習指導要領解説理科編では、「自然に触れ合える野外での学習活動を取り入れる」ことが明記され、積極的な野外活動や自然観察を推奨している。本実習では、京都大学の瀬戸臨海実験所(白浜町)において、小学校理科を指導する上で必要となる様々な自然観察の手法および必要な道具の取り扱い方法等を習得することを目的とする。
単位の累積が可能な授業のため、受講が2回目以降となる学生および中学校理科教員を目指す学生には、希望に応じてより高度な学習内容の提供も行う。
実習では、小学校や中学校の授業で活用できるおすすめの図鑑や資料も紹介する。
到達目標
/Course Objectives
陸上および水辺の生物の観察手法、採集や取り扱い方、図鑑を用いた同定方法等について理解し、応用できる。
地層や沿岸地形、天体について観察し、理解できる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
試験は行わない。
実習への、出席および取り組み、レポートを総合評価し単位を認定する。
教科書
/Textbook
「臨海実習の手引き」をガイダンス時に配付するのでよく読んでおくこと。
参考書・参考文献
/Reference Book
瀬戸臨海実験所が作成したガイドブック「白浜の海岸生物観察ガイド」
http://www.seto.kyoto-u.ac.jp/smbl/kyouiku/guidebook2018.html(ファイルサイズ 23.7MB、2018年1月)
http://www.seto.kyoto-u.ac.jp/smbl/kyouiku/guidebook.html(ファイルサイズ 11.4MB、2016年3月)
事前学習に最適です。臨海実験所に行けば冊子体もいただけます。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
生物学・地学に興味がある学生はもちろん、理科は苦手だが生き物や地層・地形が好きな学生、生物・地学分野の指導に不安を感じている学生には積極的に参加してもらいたい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
2024年は4月19~24日に実施予定。

実習に先立ち3月25日にガイダンスを行う。実習内容の概要、持ち物、現地までの到達手段等について説明を行うので受講者は必ず出席すること。ガイダンスにどうしても出席できない場合は、担当教員(古賀 庸憲)に予め連絡してください。
宿泊費・食費などの費用が必要になります。

履修を推奨する関連科目
/Related Courses
生物学実験、地学実験、和歌山の自然
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
図鑑や本で事前に知識を得てから実物をみると、感動したり一層興味がわいたりするものです。実習前に海岸生物・鳥類・昆虫・地形・天体などの図鑑や本に目を通しておくことをおすすめします。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
本科目は以下の項目に該当するアクティブラーニング科目である。
(3)発見学習,体験学習,反転授業
オフィスアワー
/Office Hours
集中形式なので、事前のガイダンスの前後および実習の前後、実習中など随時。実習中以外は事前に連絡してもらうのが望ましい。
科目ナンバリング
/Course Numbering
L09042J01000S2θ1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 古賀・高須・此松 実験所におけるオリエンテーション
2 2 高須・古賀・此松 バードウォッチング:双眼鏡の仕組みと鳥の見分け方
3 3 高須・古賀・此松 バードウォッチング:鳥の観察
4 4 古賀・高須・此松 水族館のバックヤードの見学
5 5 古賀・高須・此松 水族館の展示の観察
6 6 高須・古賀・此松 昆虫採集:昆虫の見分け方・標本の作り方
7 7 高須・古賀・此松 昆虫採集:観察
8 8 高須・古賀・此松 陸上植物の観察:海岸植物
9 9 高須・古賀・此松 陸上植物の観察:社寺林
10 10 此松・高須・古賀 天体観察
11 11 古賀・高須・此松 畠島で磯観察(動物と海藻)
12 12 此松・古賀・高須 畠島で磯観察(地形・地質)
13 13 古賀・高須・此松 畠島で採集した生物の同定・まとめ
14 14 高須・古賀・此松 畠島で採集した海藻の標本作製
15 15 此松・高須・古賀 実験所周辺の地形・地層の観察
16 16 此松・高須・古賀 白浜町内の地形・地質の観察
17 17 此松・高須・古賀 白浜町周辺の地形・地質の観察
18 18 古賀・高須・此松 江津良海岸で磯観察(動物・海藻・地形)
19 19 高須・古賀・此松 番所山の自然観察
20 20 古賀・此松・高須 南方熊楠記念館の見学
21 21 古賀・高須・此松 清掃と貝寺見学

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