シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
防災教育論/Education for Disaster Prevention | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
時間割コード /Course Code |
L1200010_L1 | |||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | |||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | |||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 3 | |||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | |||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | |||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | |||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko | |||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | |||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | |||||||||||||||
教室 /Classroom |
東2号館L103/東2号館L103 | |||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
||||||||||||||||
ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
|
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
和歌山県周辺では、南海トラフや活断層の地震が心配されている。また2011年のように台風による洪水・土砂災害が発生している。私たちは学校で、また地域できちんと児童・生徒また住民に地域のリスクを伝えていかなければならない。大規模災害が発生しても、冷静に判断ができることが重要になる。そこでこの講義では、災害をイメージできるように多様な災害について解説し、いざという時に近づく災害をイメージできるようにすることにある。また学校での実施している防災教育についても学び、どんなプログラムがあるのかを知って、地域にあった防災教育プログラムが企画できるようする。 |
---|---|
到達目標 /Course Objectives |
今世紀中に南海トラフの地震が発生するといわれている。また台風や停滞前線などによる土砂災害や洪水も頻発している。このような背景のもとで、児童・生徒は身を守るための危機管理を学ぶことが重要になっている。そこでこの講義では、児童・生徒たちに災害時のイメージがつけてもらうための教師として必要な知識、対応方法を理解することができきること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
評価方法は課題レポート2回で60%、小テスト1回で40% レポートは課題に対する理解度、防災教育の提案、調査などを書いてもらい、小テストでは知識を問い理解度を測ります。 |
教科書 /Textbook |
特になし。プリントは紙媒体で配布せず、Moodleにpdfファイルとして掲載する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
新しい防災教育(渡邊正樹編著、光文書院、ISBN:978-4770610591、1572円) |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
レポートをMoodleに期限内に提出してもらう。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
プロジェクター等を利用して講義形式で行う。一部ワークショップ形式を取り入れる。pdfファイルを見られるようにノートパソコンを持ってきて欲しい。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
自然災害と防災・減災(教養科目)、地球学(教養科目) |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
日頃から防災教育に関したニュースに目を配り、時事情報を取り入れること。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
|
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(4)(10)アクティブ・ラーニング要項においてグループワークを伴う学習を含む。 |
オフィスアワー /Office Hours |
前期:月曜日3時限、火曜日4限 後期:金曜日3時限 事前にメールをいただけると助かります。訪問先:東3号館北417 此松研究室 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L25032J01000S2η1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 1回 | ガイダンス 近年の自然災害に学ぶ | 近年の風水害や地震災害を学ぶ | |
2 | 2回 | 地震・津波のしくみと被害 | 地震・津波のメカニズムを学び、特有の被害についても学ぶ | |
3 | 3回 | 地震・津波への備え | 地震・津波から備えるために、ハードやソフト対策について学ぶ | |
4 | 4回 | 風水害のしくみと被害 | 台風や停滞前線などにより、ゲリラ豪雨が増加して、河川の氾濫などを学ぶ | |
5 | 5回 | 警報・注意報 風水害対応 ワークショップ | 避難するタイミングを学ぶワークショップを実施する | |
6 | 6回 | 斜面災害について(土砂災害と対策) | 風水害での土砂災害などのメカニズムについて学ぶ | |
7 | 7回 | 平野と洪水 | 平野での風水害の影響として河川の氾濫などがあるが、どのようなメカニズムがあり、どのように備えるかのかを学ぶ。 | |
8 | 8回 | 火山の噴火の仕組みと被害 | 火山の噴火のメカニズムを学び、被害状況についても学ぶ。 | |
9 | 9回 | 被害想定とハザードマップについて | 各自治体で作成するハザードマップについて学び、その基礎になる被害想定のでき方を学ぶ。 | |
10 | 10回 | 学校での防災教育の取組事例1 幼稚園・小学校 | 幼稚園・小学校での全国防災教育事例を学ぶ | |
11 | 11回 | 学校での防災教育の取組事例2 中学 | 中学校での全国防災教育事例を学ぶ | |
12 | 12回 | 学校での防災教育の取組事例3 高校・特別支援学校 | 高校や特別支援学校での全国防災教育事例を学ぶ | |
13 | 13回 | 学校での防災教育の取組事例4 地域との連携 防災訓練 | 学校だけでなく、地域団体との連携の実情について学ぶ | |
14 | 14回 | 南海トラフ沿岸部における防災教育事例と防災管理 | 南海トラフ地震の影響する西日本太平洋側での事例や防災管理について学ぶ | |
15 | 15回 | まとめと小テスト | 全体のまとめと小テスト |