シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
聴覚障害児の教育/Education for children with hearing disability | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
時間割コード /Course Code |
L1190170_L1 | |||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | |||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | |||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | |||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | |||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | |||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | |||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
井坂 行男/Isaka Yukio | |||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | |||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | |||||||||||||||
教室 /Classroom |
||||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
||||||||||||||||
ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
|
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
竹澤 大史 | 教育学部(教員) |
北岡 大輔 | 教育学部(教員) |
井坂 行男/Isaka Yukio | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
聴覚障害児の教育について、聴覚口話法・指文字・キュードスピーチ、手話等の代表的なコミュニケーションモードをとり上げながら学ぶ。言語指導の理論と実践については具体的な指導事例の研究を通じて理解を深める。あわせて聴覚障害の発達と心理的な課題についても講ずる。 |
---|---|
到達目標 /Course Objectives |
1)聴覚障害の起因となる聴覚器官の病理面と心理面及び生理面の特徴並びにそれらの相互作用について理解し、説明することができる。 2)幼児、児童又は生徒一人一人の聞こえの状態と言語面及び心理面の特性と発達を把握することを理解し、家庭や保健、医療、福祉及び労働機関との連携の必要性とその内容について説明することができる。 3)特別支援学校(聴覚障害)の教育において教育課程が有する意義を理解し、説明することができる。 4)幼児、児童又は生徒の聴覚障害の状態や特性及び心身の発達の段階等並びに特別支援学校(聴覚障害)の教育実践に即した教育課程の編成の方法とカリキュラム・マネジメントの考え方を理解し、説明できる。 5)聴覚障害の状態や特性及び心身の発達の段階等を踏まえた各教科等の指導における配慮事項について理解するとともに、自立活動及び自立活動の指導と関連付けた具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付け、説明できる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
・出席状況やレポートなどで総合的に評価する。 ・指文字・キュードスピーチ・手話については実技試験も行う。 |
教科書 /Textbook |
・授業中に資料等を配布する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
・適宜授業で配布する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
・他の特別支援教育関連の科目を履修していることが望ましい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特になし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
教職教養科目および特別支援学校教諭免許取得にかかわる科目 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
聴覚口話法、キュードスピーチ、手話など、聴覚障害者のコミュニケーションの方法や、その教育について、歴史的な変遷や、現代の学校教育における状況などを調べ、予習や復習を行うとよい。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
不明な点がある場合は、遠慮無く質問すること。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(12)資料・文献検索、資料に基づく協議、レポート作成、聴覚障害の疑似体験の授業実践を通した協議を行う。 |
オフィスアワー /Office Hours |
授業時間前後の対応 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L09061J01000T1γ1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 聴覚障害児の学びの場、教育課程の意義と特徴 | ||
2 | 第2回 | 聴覚の解剖、生理、病理の概要 | ||
3 | 第3回 | 聴覚の発達と聴力検査(純音聴力検査、語音聴力検査、装用閾値検査等) | ||
4 | 第4回 | 聴覚障害児の記憶、知的発達、学力(9歳レベルの壁)の特徴、知能検査等の概要 | ||
5 | 第5回 | 聴覚障害児の言語発達の特徴、言語力検査の概要 | ||
6 | 第6回 | 聴覚障害教育における言語指導の方法(構成法、自然法) | ||
7 | 第7回 | 聴覚障害児教育における様々なコミュニケーションモードの特徴 基礎(聴覚口話法・手話・指文字・キュード | ||
8 | 第8回 | 聴覚障害児教育における様々なコミュニケーションモードの特徴 実践(聴覚口話法・手話・指文字・キュード | ||
9 | 第9回 | 聴覚口話法・指文字・キュードスピーチ、手話の実際 | ||
10 | 第10回 | 各学部段階における自立活動の実際 | ||
11 | 第11回 | 幼稚部・小学部段階の言語指導及び小学部段階の教科指導 | ||
12 | 第12回 | 中学部・高等部段階の言語指導及び教科指導 | ||
13 | 第13回 | 聴覚障害児教育における学習指導案及び学習評価、カリキュラム・マネジメント | ||
14 | 第14回 | 聴覚障害幼児児童生徒の心理的課題及び障害認識 | ||
15 | 第15回 | 聴覚障害児教育における個別の指導計画及び個別の教育支援計画、関係諸機関との連携 |