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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
特別支援教育実践研究/The practice Research of special needs education | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1190164_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
通年/a normal year | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
山﨑 由可里/Yamazaki Yukari | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
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開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山﨑 由可里/Yamazaki Yukari | 教育学部(教員) |
古井 克憲/Hurui Katsunori | 教育学部(教員) |
竹澤 大史 | 教育学部(教員) |
北岡 大輔 | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
特別支援学校(視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由など)の参観・実習または各学校の教育実践に関する講義を通して、特別支援学校教育要領・学習指導要領を基準として特別支援学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、カリキュラム・ マネジメントについて理解する。さらに、特別支援学校での自閉症スペクトラム障害のある児童生徒の指導・支援、特別支援学校がセンター的機能を果たすために必要な小学校・中学校での学習障害、注意欠陥多動性障害、自閉症の指導・支援、特別支援学級対象及び通級による指導対象児童生徒への指導支援についても学ぶ。 |
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到達目標 /Course Objectives |
1)特別支援学校における特別な教育的配慮や教育実践の一端について、参観や実習を通して理解し、説明できる。 2)特別支援学校学習指導要領に規定する「重複障害者等に関する教育課程の取扱い」の意義や各規定の適用を判断する際の基本的な考え方を理解し、説明できる。 3)個別の指導計画の実施状況の評価と改善を、教育課程の評価と改善につなげることについて、カリキュラム・マネジメントの側面の一つとして理解し、説明できる。 4)学習障害、注意欠陥多動性障害、自閉症の要因となる脳機能に関わる病理面及び心理面や生理面の特徴とそれらの相互作用並びに二次的な障害について理解し、幼児、児童又は生徒一人一人の状態、感覚や認知及び行動の特性を把握することを理解するとともに、家庭や医療、福祉及び労働機関との連携について理解し、説明できる。 5)通常の学級の教育課程を基盤として、通級による指導や特別支援学級における特別の教育課程が有する意義を理解するとともに、特別支援教育のセンターとしての助言又は援助の役割を果たす必要性について理解し、説明できる。 6)学習障害、注意欠陥多動性障害、自閉症の状態や特性及び心身の発達の段階等並びに学校の教育実践に即した教育課程の編成の方法とカリキュラム・マネジメントの考え方を理解するとともに、特別支援教育のセンターとしての助言又は援助の役割を果たす必要性について理解し、説明できる。 7)学習障害、注意欠陥多動性障害、自閉症の状態や特性及び心身の発達の段階等を踏まえた各教科等の指導における配慮事項について理解するとともに、自立活動及び自立活動の指導と関連付けた具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
事前ガイダンスおよび各校での実習の出席、参観状況をもとに行う。原則として、欠席が2回以上で出席不足として単位認定しない。ただし、やむを得ない事情の場合は代替措置を講じることがある。 |
教科書 /Textbook |
特になし。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
特になし |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
対面で実施。変更は事前に連絡します。日程は決まり次第、履修者に連絡(掲示)します。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
2回生以上 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特になし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
・事前指導での諸注意を守り、配付資料に目を通しておくこと。 ・学校現場での参観のため、授業の妨げになるような行為は慎むこと。 ・各自で参観後のふり返りを行うこと。 1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
附属特別支援学校、県立支援学校、和歌山盲学校、和歌山ろう学校にて、授業参観や児童生徒との交流、実地講義、グループワークなどを行う。ただし、学校によって実施内容は異なる場合がある。詳細については事前ガイダンスで説明する。 (3)発見学習,体験学習,反転授業 (4)普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習 (5)学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習 (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 (8)学生による発表をともなう学習 (10)グループワークをともなう学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
特別支援教育教員 前期・後期ともに木曜日12:30~13:00 (事前連絡必要) |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L09062J01000T2γ1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | オリエンテーション:特別支援教育での学校間の連携 | ガイダンス 授業の進め方と特別支援教育での学校間の連携の必要性について説明する |
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2 | 2 | 小学校・中学校・特別支援学校の教育課程 | 小学校・中学校・特別支援学校の教育課程の共通点と相違について説明する | |
3 | 3 | 特別支援学校(知的障害)の児童生徒の心理、生理及び病理の理解と教育課程:軽度知的障害と発達障害 | 特別支援学校(知的障害)の児童生徒の教育課程について、軽度知的障害と発達障害に焦点を当てて説明する | |
4 | 4 | 特別支援学校(知的障害)の授業実践 | 特別支援学校(知的障害)の授業実践を観察する | |
5 | 5 | 特別支援学校(知的障害)のセンター的機能:通常の学級への支援に着目して | 特別支援学校(知的障害)のセンター的機能について説明する | |
6 | 6 | 特別支援学校(知的障害・肢体不自由)の児童生徒の心理、生理及び病理の理解と教育課程 | 特別支援学校(知的障害・肢体不自由)の児童生徒への教育の現状、教育課程について説明する | |
7 | 7 | 特別支援学校(知的障害・肢体不自由)の授業実践 | 特別支援学校(知的障害・肢体不自由)の授業実践に概説する | |
8 | 8 | 特別支援学校(知的障害・肢体不自由)のセンター的機能 | 特別支援学校(知的障害・肢体不自由)のセンター的機能について概説する | |
9 | 9 | 特別支援学校(聴覚障害)(視覚障害)の児童生徒の心理、生理及び病理の理解と教育課程 | 特別支援学校(聴覚障害)(視覚障害)での教育課程について説明する | |
10 | 10 | 特別支援学校(聴覚障害)(視覚障害)の授業実践 | 特別支援学校(聴覚障害)(視覚障害)での授業実践を観察する | |
11 | 11 | 特別支援学校(聴覚障害)(視覚障害)のセンター的機能 | 特別支援学校(視覚障害)(視覚障害)での教育課程について説明する | |
12 | 12 | 通常の学級での発達障害等、特別な配慮を要する児童の指導・支援 | 通常の学級での特別な配慮を要する児童の指導・支援について概説する | |
13 | 13 | 特別支援学級の対象児童生徒の理解と指導・支援 | 特別支援学級対象児童の指導・支援について概説する | |
14 | 14 | 通級による指導対象児童生徒の理解と指導・支援 | 通級指導対象児童の指導・支援について概説する | |
15 | 15 | まとめと今後の課題 | これまでの授業のまとめと今後の課題について説明する |