シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/31 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
特別支援教育臨床学Ⅱ/Clinical study for Children with Special Needs Ⅱ
時間割コード
/Course Code
L1190158_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 4
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
古井 克憲/Hurui Katsunori
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東2号館L104/東2号館L104
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
教育学部 2. 専門的知識や技能 7
3. 課題解決力と自己学修能力 1
4. 協働性とコミュニケーション能力 1
5. 地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
古井 克憲/Hurui Katsunori 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
病弱教育に関する以下の内容について資料やグループディスカッションを通して学ぶ。
・病弱教育の意義、病弱教育の対象、現状と課題について理解を深める。
・病弱教育の教育課程、主に特別支援学校(病弱)の教育課程の編成とカリキュラム・マネジメントについて学ぶ。
・病弱や障害の状態、特性及び心身の発達段階等を踏まえた各教科等の指導、自立活動に関する配慮事項について理解する。遠隔教育やキャリア教育についても学ぶ。
・病気の種類に応じた教育の現状、指導・支援のあり方、今後の課題について理解する。
・病弱を主として論じるが、それに関連する肢体不自由(主に進行性疾患)や医療的ケア児、知的障害のある児童生徒の指導・支援についても理解を深める。
到達目標
/Course Objectives
1)特別支援学校(病弱)の教育課程とその意義について理解し、説明できる。
2)幼児、児童又は生徒の病気や障害の状態、特性及び心身の発達の段階等並びに特別支援学校(病弱)の教育実践に即した教育課程の編成の方法とカリキュラム・マネジメントについて理解し、説明できる。
3)病気や障害の状態、特性及び心身の発達の段階等を踏まえた各教科等の指導における配慮事項と、自立活動及び自立活動の指導と関連付けた具体的な授業場面を想定した授業設計について理解し、説明できる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業への参加度(発表・協議等)(30%)、レポート(40%)、振り返り課題(30%)で、到達目標の達成度について総合的に評価する。
教科書
/Textbook
授業ごとに資料を配布する。
参考書・参考文献
/Reference Book
日本育療学会 (著)(2022)標準「病弱児の教育」テキスト .ジアース教育新社.ISBN : 9784863716186(授業では使用しないが、本授業はこの文献を参考にした内容・構成となっているのでぜひ参考にしてほしい)
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
・Moodleに資料をアップします。また、レポート提出もMoodleで行います。


履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特になし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
他の支援教育コース開設科目を履修すること、とくに障害児指導法ⅡBを履修することが望ましい。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
・配布された論文、資料等で予習・復習を行う。
・1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
・グループワークを行う。
・問題解決学習などを用い、協議を行う。

(8)学生による発表をともなう学習
(10)グループワークをともなう学習

オフィスアワー
/Office Hours
授業担当教員研究室 木曜日 12:30ー13:00(事前予約必要)
科目ナンバリング
/Course Numbering
L09062J01000T2γ2
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 オリエンテーション:病弱教育の意義 ガイダンス
講義:子どもの権利の観点から、病弱教育の意義について説明する
2 第2回 病弱・身体虚弱とは、及び学習上・生活上の困難とその対応 講義:特別支援教育における病弱・身体虚弱とは何か、児童生徒の学習上・生活上の困難とその対応の概要について説明する
3 第3回 病弱児教育の現状と課題 講義:病弱児教育の現状と課題について資料を通して解説する
4 第4回 病弱児教育の教育課程の編成 講義:特別支援教育における病弱児教育の教育課程の編成の内容と特徴について説明する
5 第5回 病弱児の理解・支援における基本的な心構え、個別の指導計画の作成 講義:児童生徒のアセスメント、学校での指導・支援の概要について説明する
6 第6回 病弱教育での各教科等の指導 講義:病弱教育での各教科等の指導とポイントについて解説する
7 第7回 病弱教育での自立活動の指導 講義:病弱教育での自立活動の指導とポイントについて説明する
8 第8回 病弱児への遠隔教育、復学支援 講義:病弱教育での遠隔教育の意義、方法、内容について説明する。復学支援について解説する
9 第9回 病弱教育でのキャリア教育 講義:病弱教育でのキャリア教育・進路支援の内容と現状について説明する
10 第10回 主な病気の概要と教育(小児がん・白血病、アレルギー疾患) グループワーク:各病気の理解と教育的対応についてグループで調べ、発表する
11 第11回 主な病気の概要と教育(1型糖尿病、精神性疾患) グループワーク:各病気の理解と教育的対応についてグループで調べ、発表する
12 第12回 病弱児と医療的ケア 講義:医療的ケア及び医療的ケア児の教育について説明する
13 第13回 院内学級の教育 講義:院内学級の教育について概説する
14 第14回 教育と医療・福祉等との連携 講義:医療・福祉等との連携について説明する
15 第15回 振り返り及び今後の課題 講義:これまでの授業の振り返り及び今後の病弱児教育の課題について説明する

科目一覧へ戻る