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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
◆特別支援教育総論/The Lecture of Special Needs Education
時間割コード
/Course Code
L1190151_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
他/Otr
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
山﨑 由可里/Yamazaki Yukari
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
開講形態
/Course Format
遠隔授業(授業回数全体の半分以上)
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教育学部 2. 専門的知識や技能 7
教育学部 3. 課題解決力と自己学修能力 1
教育学部 4. 協働性とコミュニケーション能力 1
教育学部 5. 地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山﨑 由可里/Yamazaki Yukari 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
障害児教育、「特別支援教育」、特別なニーズ教育の制度、教育内容、方法、教師をはじめとした専門職の役割などについて、ライフサイクルや関連領域の課題にもふれながら講述する。
必要に応じて、関連資料を配付する。これらの資料をもとに予習・復習をしていることを前提として、講述を行う。学外から講師(実地指導講師を含む)を招いて指導を行う授業科目を含む。
到達目標
/Course Objectives
障害のある子どもなど特別な教育的配慮を必要とする子どもたちの教育の本質に関わる、基礎的な知識および理解力を形成すること。
障害者問題をめぐる国際的な動向や歴史にも目を向け、多面的な視野から「特別支援教育」をとらえる基礎的な力を形成すること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
・単位認定試験を行う。
・毎回授業の最後にコメント(講義に対する意見・質問等)をmoodleに入力。コメント入力=出席と見なします。評価は、単位認定試験および出席状況をもとに行う。
教科書
/Textbook
講述で参照する主な文献は以下のとおり。
・田中良三編(2020)『教師になるための特別支援教育』培風館
・渡部昭男(2022)『改訂新版 障がいのある子の修学・進学ガイドブック』青木書店
以下の文献のついては、必要に応じてふれる。
・森下直貴・佐野誠訳カール・ビンディング・アルフレート・ホッヘ(2020)『(新版)生きるに値しない命とは誰のことか』中央公論社
・中野智世他編(2021)『価値を否定された人々』新評社
・井川典克監修(2020)『みんなでつなぐ読み書き支援プログラム』クリエイツかもがわ
・別府哲(2019)『自閉症スペクトラム症児の心の理解』全障研出版部
・玉村公二彦他編(2019)『新版・キーワードブック特別支援教育』クリエイツかもがわ
・玉村公二彦他(2017)『発達のひかりは時代に充ちたか?』クリエイツかもがわ
・藤井克徳(2017)『障害者をしめ出す社会は弱くもろい』全障研出版部
その他、必要に応じて関係する文献を紹介し、授業ではレジュメや資料を配付する。
参考書・参考文献
/Reference Book
・三木裕和・越野和之(2019)『自閉症児・発達障害児の教育目標・教育評価Ⅰ』クリエイツかもがわ
・三木裕和・越野和之(2019)『自閉症児・発達障害児の教育目標・教育評価Ⅱ』クリエイツかもがわ
・三木裕和・越野和之編(2014)『障害のある子どもの教育目標・教育評価』クリエイツかもがわ
・家森百合子(2013)『子どもの気持ちがわかる本』クリエイツかもがわ
・藤井克徳(2014)『私たち抜きに私たちのことを決めないで-障害者権利条約の軌跡と本質』やどかり出版
・糸賀一雄著作集刊行会編『糸賀一雄著作集』日本放送出版協会
など。
その他授業で随時紹介。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
「特別支援教育」の初学者の履修を想定し、特別支援教育(障害児教育)について、原理・歴史・制度および教育課程・教育方法・教育年限延長や生涯学習など、幅広く学び、理解を深める講義です。
※オンデマンド方式(Moodleを使用)で実施します。
※一部の映像資料をMoodleで公開します。
※オンデマンド授業の説明
1.授業の内容等によって、1つの音声付きパワーポイントで2回分の授業、などという場合もあります。
その場合は、音声付きパワーポイントなどをmoodleにアップする際に注記します。
2.オンデマンド方式ですので、音声付きパワーポイントや資料(ビデオなど)も繰り返し視聴できます。自分のペースで学習してください。
3.試験はレポートによる試験となります。
4.この連絡について質問がある場合は、件名に「特別支援教育受講生・学籍番号・氏名」を記入の上メールでお願いします。
yukari25@wakayama-u.ac.jp


履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業の内容に興味があれば特に専攻は問わない。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
特別支援教育に関連する他の科目。障害問題の社会化および歴史や制度に関心のある方は、「障害児教育の進歩」(2回生以上を対象)を履修してください。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
その日の講義の復習および次回の予習になる資料を配付します。必ず目を通し、必要に応じて図書館など活用して自習すること。学習の仕方や資料の内容でわからない点があれば、オフィスアワーや講義のあとに質問に来てください。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
授業で紹介する雑誌等を読むようにしてください。
例えば附属図書館には以下のような読みやすい雑誌があります。
・『みんなのねがい』(全障研出版部)
・『特別支援教育研究』(全日本特別支援教育研究連盟)
・『教育と医学』(教育と医学の会)
など。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
(10)グループワークをともなう学習
(講義室が確保できる受講生数で、対面授業が可能になった場合)特別支援学校における特別な教育課程を取り上げる際、複数の特別支援学校の教育課程(教育目標、週時程表など)を比較検討する予定です(1~2回)。
オフィスアワー
/Office Hours
木曜日12:30-13:00 東4号館特別支援教育棟実205室。
事前にメールで予約してください。
yukari25@wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
L09061J01001T1γ1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション この講義に関連の深い用語や概念の整理 障害のとらえ方(障害の概念)障害のある子どものとらえ方、障害児教育、「特殊教育」、「特別支援教育」、特別なニーズ教育などの概念など 遠隔授業(オンデマンド)
2 第2回 障害者問題の社会化
ノーマライゼーション思想の源流、国連における障害者の権利保障、障害者権利条約の批准、障害者総合支援法など
遠隔授業(オンデマンド)
3 第3回 ユネスコにおける万人の学習権保障とインクルーシブ教育の提起、日本における特別支援教育政策の到達点と課題など。 遠隔授業(オンデマンド)
4 第4回 障害の重い子どもたちへの療育と発達の事実の検証-日本の就学猶予・免除制度の変遷および重症心身障害児問題の提起 遠隔授業(オンデマンド)
5 第5回 障害の重い子どもたちへの療育と発達の事実の検証-記録映画「夜明け前の子どもたち」(その1) 遠隔授業(オンデマンド)
6 第6回 障害の重い子どもたちへの療育と発達の事実の検証-記録映画「夜明け前の子どもたち」(その2)
遠隔授業(オンデマンド)
7 第7回 糸賀一雄の発達保障思想 遠隔授業(オンデマンド)
8 第8回 子どもの発達段階をふまえた教育の課題設定および特別支援教育における特別な教育課程 遠隔授業(オンデマンド)
9 第9回 特別支援学校における特別な教育課程の実際……複数の特別支援学校の教育課程を比較して 遠隔授業(オンデマンド)
10 第10回 通常の学校における特別支援教育(1)
機能的・環境的要因による特別な配慮を必要とする児童生徒への理解
遠隔授業(オンデマンド)
11 第11回 通常の学校における特別支援教育(2)
教育環境の整備、特別な配慮を必要とする児童生徒の学び方(学び取り方)を意識した授業づくり
遠隔授業(オンデマンド)
12 第12回 訪問教育、重度重複障害児の教育の理論と実際(実地指導講師の先生) 遠隔授業(オンデマンド)
13 第13回 障害者の「自律」と「自立」 遠隔授業(オンデマンド)
14 第14回 インクルーシブな学校づくり(誰も排除されない、生徒の実態に応じた学校改革)(実地指導講師の先生) 遠隔授業(オンデマンド)
15 第15回 「私たちの目の育ちに応じてしか子どもは見えてこない」(実地指導講師の先生)
講義全体の まとめ
遠隔授業(オンデマンド)

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