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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
教育臨床実地研究/Research of Educational Clinical Practice | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1160060_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
通年/a normal year | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
舩越 勝/Funagoshi Masaru | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
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開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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舩越 勝/Funagoshi Masaru | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
子どもの暴力行為、いじめ、不登校、児童虐待、LDやADHDなどの特別な教育的なニーズを持った子どもなど、子どもや教育をめぐる様々な病理現象が指摘されるとともに、そうした問題への臨床的なアプローチの重要性 が指摘されている。この授業では、児童養護施設、児童自立支援施設、少年院、児童相談所、家庭裁判所、少年センター・補導センターなどの専門諸機関を訪問し、教育臨床の最前線を実地に即して学ぶとともに、こうした病理現象を解決するための、学校と専門諸機関の連携やネットワークのあり方について検討する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
1.教育臨床の実際について実践知とスキルを獲得する。 2.教育臨床に関する専門諸機関の参観・分析を通して、臨床的な力量及びネットワーク構築の力量の基礎を身に付ける。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
出席とフィールドワークのなかから自ら設定した課題について論じたレポートとを総合的に評価する。 |
教科書 /Textbook |
プリントを配布する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
『生活指導事典』(エイデル研究所) テキスト的には使わない。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
子どもに関わる臨床の現場に参加し、そこから臨床教育学的なアプローチを深く学ぶ意欲のある人(教師・専門家志望)を希望します。一緒に学びましょう。 フィールドワーク中心の授業です。事前学習もフィールドワークの打ち合わせなどもあり、対面で行います。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
授業には必ず出席してください |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
道徳教育論B、特別活動・教科外活動論B、生活指導・学級づくり実践論、小学校授業づくり実践論、人権教育実践論、学校外教育論 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業やフィールドワークごとに自主的学習を求めます。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(6)フィールドワーク、(10)グループワーク、(12)参考文献、及び授業中に紹介した本・資料を読むこと。 |
オフィスアワー /Office Hours |
月曜昼休み 船越研究室(南ー316) |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L09012J01000P2ν1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | 現代の子どもと臨床教育学の課題 | 現代の子どもの置かれている状況や抱えている発達課題について説明した上で、臨床教育学の課題について講ずる。 | |
2 | 2 | 子どもの教育臨床と専門機関-連携・協働の視点からー | 子どもの教育臨床の視点から、学校と専門機関との連携・協働の重要性や進め方について概説する。 | |
3 | 3 | 臨床的なフィールドワークの方法論 | 臨床的なフィールドワークの方法論について、具体例を取り上げながら、説明する。 | |
4 | 4 | 実施するフィールドワークの課題 | 今回実施する実施するフィールドワーク先の専門機関の特徴とそこが抱えている課題について概説する。 | |
5 | 5 | 児童養護施設と子どもの課題(虐待・養育放棄など) | 児童養護施設の子どもが抱えている課題について、虐待・養育放棄などの視点から概説する。 | |
6 | 6 | 施設訪問とフィールドワーク1 | 児童養護施設への施設訪問を行うとともに、そこで学んだことや疑問点についてカンファレンスを行う。 | |
7 | 7 | 施設訪問とフィールドワーク2 | 同上 | |
8 | 8 | 児童相談所・子ども家庭センターと子どもの課題(不登校・虐待・家庭内暴力など) | 児童相談所・子ども家庭センターの子どもたちが抱えている課題について、不登校・虐待・家庭内暴力などの視点から概説する。 | |
9 | 9 | 施設訪問とフィールドワーク2 | 児童相談所・子ども家庭センターへの施設訪問を行うとともに、そこで学んだことや疑問点についてカンファレンスを行う。 | |
10 | 10 | 施設訪問とカンファレンス2 | 同上 | |
11 | 11 | 少年センターと少年非行の防止と支援 | 少年センターが対象としている子どもたちの実態と特徴と、センターが行っている少年非行の防止と支援について概説する。 | |
12 | 12 | 施設訪問とカンファレンス | 少年センターへの施設訪問とそこで学んだことや疑問点についてカンファレンスを行う。 | |
13 | 13 | 少年院と非行少年の更生 | 少年院の子どもたちの実態や特徴について説明するとともに、非行少年の更生のシステムや矯正教育の課題について概説する。 | |
14 | 14 | 施設訪問とカンファレンス1 | 少年院への施設訪問を行うとともに、そこで学んだことや疑問点についてカンファレンスを行う。 | |
15 | 15 | 施設訪問とカンファレンス2 | 同上 | |
16 | 16 | まとめのレポートと振り返り | 冊子にまとめたレポート集をもとに、全体の学びの確認と振り返りを行う。 |