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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/03/31 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています
開講科目名
/Course
教育の現状と課題/Present Situation and Problem of Education
時間割コード
/Course Code
L1150029_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2022年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 3
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
衣斐 哲臣
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
未定/未定
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教育学部 2. 専門的知識や技能 4
教育学部 3. 課題解決力と自己学修能力 1
教育学部 4. 協働性とコミュニケーション能力 1
教育学部 5. 地域への関心と国際的視点 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
衣斐 哲臣 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
子どもをめぐる課題をテーマとして取り上げ、教育領域や学校臨床に生かせる「ものの見方」や児童福祉との協働のあり方を学ぶ。状況や他者や自分自身をメタポジションから見ることを学ぶ。教育的理論というよりも、主に児童福祉領域や臨床心理領域などの具体的な事例を通し、現状とその対応について考える実践的な授業である。授業担当教員の実務経験を生かした授業科目
到達目標
/Course Objectives
授業の中では、将来、学校現場等で体験するであろう子どもをめぐるさまざまな問題や課題を提示する。その現状と課題について、単に知識習得や受け身的第三者として聴くに留まらず、自分自身が当事者として関わることを想定した想像力および主体的な関与姿勢や態度を身につける。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業時の終わりにコメントを書いてもらう。最終回において、レポート提出を求める。コメントおよびレポート等により合わせて評価する。
教科書
/Textbook
授業時に必要な資料を配付する。
参考書・参考文献
/Reference Book
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
原則、対面授業とする。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業中に対話ボランティアを設定したり、授業後のコメントを活用したりして、対話型の学び体験となることをねらいとします。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
日頃から授業に関連したニュースに目を配り、時事情報を取り入れておくこと。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
(10)グループワークをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
2022年度後期の本時終了後の14:40~16:00 必要に応じ授業時に声をかけてください。もしくはメールにて、問い合わせしてください。衣斐研究室に来ていただくことも可能です。
科目ナンバリング
/Course Numbering
L09011J01001P1ω1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1:10月4日 オリエンテーション:ものの見方 教育と児童福祉の協働(授業のオリエンテーション。メタポジションの視点とは何か、子どもの教育・支援や家族支援などをシステムとして捉える「ものの見方」を学ぶ)
2 2:10月11日 コミュニケーション① 教育的・援助的コミュニケーションについて①(子どもの成長を促進する要因や環境において重視される一つが豊かなコミュニケーションである。子どもの問題行動や症状などもその手がかりとして理解し利用する視点を学ぶ)
3 3:10月18日 コミュニケーション② 教育的・援助的コミュニケーションについて②(コミュニケーションの発達、意味論と語用論など)
4 4:10月25日 児童福祉現場を知る 児童福祉領域の実践~児童相談所について知る(子どもの問題に関して学校現場だけでは対応困難な場合、状況次第では児童相談所を活用する。児童相談所の機能や実態を聞き、その利用の仕方について考える)
5 5:11月1日 システム論を知る システム論から見た学校臨床(学校現場では、子どもをめぐるさまざまな問題と出会う。それをシステム論の立場から捉えアプローチする視点を学ぶ)
6 6:11月8日 不登校について 学校不適応の現状と課題①不登校(以降5回の授業で、学校で問題になる事象ごとに学ぶ。不登校についての現状と対応について考える)
7 7:11月15日 いじめについて 学校不適応の現状と課題②いじめ(システム論からみたいじめの理解と対応)
8 8:11月29日 非行について 学校不適応の現状と課題③非行(非行の現状と対応)
9 9:12月6日 児童虐待について① 子どもと家庭の問題 虐待①(いまや児童虐待は、教育、福祉、医療保健、司法、行政、地域などの多機関が連携して取り組み、多くの専門領域が集まり学際的研究がなされる領域である。これに関心をもち主体的に考える)
10 10:12月13日 児童虐待について② 子どもと家庭の問題 虐待②(虐待ケースへの対応について考える、子どもや家庭を守り支援するために教師として何をすべきか、など)
11 11:12月20日 社会的養護について 社会的養護について学ぶ(保護者のもとで生活できない多くの児童が、児童福祉施設や里親家庭等の社会的養護のもとで暮らし、そこから地域の学校に登校している。その仕組みと実態について知り考える)
12 12:1月10日 学校で使える心理アプローチ① 学校でうまくいく心理アプローチと考え方①(子どもの問題に対し教育的アプローチに加え、心理アプローチが有効なことがある。学校現場にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが派遣されている現状もある。いくつかの心理アプローチについて学ぶ)
13 13:1月17日 学校で使える心理アプローチ② 学校でうまくいく心理アプローチと考え方②
14 14:1月24日 ストレスマネジメントについて ストレスマネジメントおよびリラクセーションについて(過剰なストレスにより心身の不調をきたす子どもがいる。学生の皆さんも例外ではない。手軽にできるストレス対処法などについて学ぶ)
15 15:1 月31日 まとめとレポート 全体のまとめおよび試験(これまでの授業をふりかえる。授業時間内に試験レポートを行う)

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