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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
国際組織の役割と機能/Role and Function of International Organizations | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1110227_L1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
木/Thu 2 | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
内田 みどり/Uchida Midori | ||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
東2号館L104/東2号館L104 | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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内田 みどり/Uchida Midori | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
平和とは何だろう。単に戦争がなければ平和なのだろうか。人類は仲裁裁判や集団的安全保障システムによって紛争の平和的解決をめざしてきたが、戦火で命を落とす人々はあとを絶たない。 一方で、貧困は人類の生存にとって最大の脅威でありつづけている。貧困解消では各国政府や国家間機関だけでなく、非政府間組織が大きな役割を果たしている。 このように主権国家を中心とする国際システムはかわりつつある。本講義では国家間組織やNGO、多国籍企業が国際社会で果たしている役割について理解を深め、その中で自分が何ができるか、を考えられるようになることを目指す。 |
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到達目標 /Course Objectives |
平和や安全保障の概念について説明できるようになること。現代の紛争解決システムを理解し、系統だてて説明できるようになること。平和のために自分に何ができるかを考え、行動に移せるようになること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
論述式レポート100%。レポートの書き方は事前に指導する。 |
教科書 /Textbook |
用いない。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
講義内容を準備するにあたって担当教員が使用した参考文献は、すべて紹介する。限りなく教科書に近い参考文献として講義中に使用されるのは横田洋三監修『入門 国際機構』法律文化社、2016年、 4589037777、2980円である。必ず買わなければならないわけではないが、持っていると後々まで役に立つだろう。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
例として言及するので、国際ニュースのチェックを怠らないこと。20世紀以降の現代史をあらかじめ復習しておくこと。レポートはワードファイルで作成し、moodleを通じて提出すること。 この科目は国際政治学をさらに深く学ぶためのものである。受講者同士の討論や資料の検討など、少人数講義ならではの内容にしたい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
私語厳禁。配布した資料は日付と連番を入れ、順番にファイルにとじて授業の際に持参すること。PC内に保存する場合は、PCを持参すること。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
政治学。国際政治学。途上国の政治と環境問題。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
配布資料を中心に復習を怠らず、講義で紹介されたドキュメンタリー映画等も自発的積極的に視聴し、当該テーマに関する理解を深めること。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められている。「履修手引」もあわせて参照すること。 |
その他連絡事項 /Other messages |
moodleを通じて資料を配布するので、こまめにチェックしてダウンロードし、目を通しておくこと。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
ニュースのチェックを怠らないこと。関心を持ったテーマに関するドキュメンタリーをみたり、参考文献を読んだりして、自発的な学習を心がけること。 (アクティブ・ラーニング⑫) |
オフィスアワー /Office Hours |
内田みどり研究室 火曜16:30~17:00 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L06022J01000S2ζ1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | 国際組織の定義・国際組織形成の歴史 | 講義・国際組織とは何か、国際組織形成の歴史について | |
2 | 第2回 | 国連の集団的安全保障システムの課題 | 講義・国連の集団的安全保障システムの問題点 | 受講生同士の討論も行う |
3 | 第3回 | 国連平和維持活動の変遷 | 講義・国連の平和維持活動の変遷 | |
4 | 第4回 | 国際刑事裁判所① | 講義・国際刑事裁判所の構造と管轄犯罪 | |
5 | 第5回 | 国際刑事裁判所② | 講義・国際刑事裁判のケーススタディ | |
6 | 第6回 | NGOと国際政治 | 講義・国際社会の国家以外のアクター① 国際社会を動かすNGO | |
7 | 第7回 | 多国籍企業の影響力 | 講義・国際社会の国家以外のアクター②多国籍企業の影響力について | |
8 | 第8回 | 自由貿易と国際機関 | 講義・国際貿易と国際機関 WTO | |
9 | 第9回 | 途上国の開発と国際機関 | 講義: 国連開発計画について | |
10 | 第10回 | 国際問題の解決とアクター間の協力 | 講義・グローバルヘルスと国際協力 | |
11 | 第11回 | 難民問題と国際社会 | 講義・難民問題の今日的課題とUNHCR | |
12 | 第12回 | 人権を保障する様々な国際機関について | 講義・人権保障と国際機関 | |
13 | 第13回 | ヨーロッパの地域統合について(内田みどり) | 講義・地域統合①ヨーロッパの地域統合 | |
14 | 第14回 | アジア、アフリカ、ラテンアメリカ等の地域統合について(内田みどり) | 講義・地域統合②その他の地域の地域統合 | |
15 | 第15回 | まとめ’ | 講義と討論・国際組織論と社会科教育をいかにつなげるか |