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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
国際組織の役割と機能/Role and Function of International Organizations
時間割コード
/Course Code
L1110227_L1
開講所属
/Course Offered by
教育学部/Faculty of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
内田 みどり/Uchida Midori
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東2号館L104/東2号館L104
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教育学部 2. 専門的知識や技能 7
教育学部 3. 課題解決力と自己学修能力 1
教育学部 4. 協働性とコミュニケーション能力 1
教育学部 5. 地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
内田 みどり/Uchida Midori 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
平和とは何だろう。単に戦争がなければ平和なのだろうか。人類は仲裁裁判や集団的安全保障システムによって紛争の平和的解決をめざしてきたが、戦火で命を落とす人々はあとを絶たない。
一方で、貧困は人類の生存にとって最大の脅威でありつづけている。貧困解消では各国政府や国家間機関だけでなく、非政府間組織が大きな役割を果たしている。
このように主権国家を中心とする国際システムはかわりつつある。本講義では国家間組織やNGO、多国籍企業が国際社会で果たしている役割について理解を深め、その中で自分が何ができるか、を考えられるようになることを目指す。
到達目標
/Course Objectives
平和や安全保障の概念について説明できるようになること。現代の紛争解決システムを理解し、系統だてて説明できるようになること。平和のために自分に何ができるかを考え、行動に移せるようになること。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
単位認定レポート(論述式)100%。レポートの書き方は事前に指導する。
教科書
/Textbook
用いない。
参考書・参考文献
/Reference Book
全ての章を用いるわけではないが、限りなく教科書に近い参考文献として、横田洋三監修『入門 国際機構』法律文化社、2016年、 4589037777、2980円を挙げておく。そのほかの参考文献については講義中に随時紹介する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
例として言及するので、国際ニュースのチェックを怠らないこと。20世紀以降の現代史をあらかじめ復習しておくこと。レポートはワードファイルで作成し、moodleを通じて提出すること。
この科目は国際政治学をさらに深く学ぶためのものである。受講者同士の討論や資料の検討など、少人数講義ならではの内容にしたい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
私語厳禁。配布した資料は日付と連番を入れ、順番にファイルにとじて授業の際に持参すること。PC内に保存する場合は、PCを持参すること。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
政治学。国際政治学。途上国の政治と環境問題。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
配布資料を中心に復習を怠らず、講義で紹介されたドキュメンタリー映画等も自発的積極的に視聴し、当該テーマに関する理解を深めること。1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められている。「履修手引」もあわせて参照すること。
その他連絡事項
/Other messages
moodleを通じて資料を配布するので、こまめにチェックしてダウンロードし、目を通しておくこと。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
ニュースのチェックを怠らないこと。関心を持ったテーマに関するドキュメンタリーをみたり、参考文献を読んだりして、自発的な学習を心がけること。
(アクティブ・ラーニング⑫)
オフィスアワー
/Office Hours
内田みどり研究室 火曜16時30分から17時。
科目ナンバリング
/Course Numbering
L06022J01000S2ζ1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 国際組織の定義・国際組織形成の歴史(内田みどり) 講義・国際組織とは何か、国際組織形成の歴史について
2 第2回 国連の集団的安全保障システム(内田みどり) 講義・国連の集団的安全保障システム 受講生同士の討論も行う
3 第3回 国連平和維持活動の変遷」(内田みどり) 講義・国連の平和維持活動の変遷
4 第4回 国際司法裁判所(内田みどり) 講義・国家間の紛争解決システムの一例 国際司法裁判所
5 第5回 国際刑事裁判所(内田みどり) 講義・戦争犯罪を裁く 国際刑事裁判所の役割と課題
6 第6回 NGOと国際政治(内田みどり) 講義・国家以外の国際組織 NGOについて
7 第7回 多国籍企業の影響力(内田みどり) 講義・国家以外の国際組織 多国籍企業について
8 第8回 世界貿易機関について(内田みどり) 講義・国際貿易と国際機関 WTO
9 第9回 国連開発計画(内田みどり) 講義・貧困削減と国際機関 UNDP
10 第10回 WHOと様々なアクターの協力(内田みどり) 講義・グローバルヘルスと国際機関
11 第11回 UNHCR(内田みどり) 講義・難民保護と国際機関 今日の課題
12 第12回 人権を保障する様々な国際機関について(内田みどり) 講義・人権保障と国際機関
13 第13回 ヨーロッパの地域統合について(内田みどり) 講義・地域統合①ヨーロッパの地域統合
14 第14回 アジア、アフリカ、ラテンアメリカ等の地域統合について(内田みどり) 講義・地域統合②その他の地域の地域統合
15 第15回 まとめ’(内田みどり) 講義と討論・国際組織論と社会科教育をいかにつなげるか

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