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科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
声楽概論/Introduction to Vocal Music | |||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
L1101097_L1 | |||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education | |||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | |||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 4 | |||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | |||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | |||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | |||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
太田 真紀 | |||||||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | |||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | |||||||||||||||
教室 /Classroom |
東5号館北101/東5号館北101 | |||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小寺 香奈 | 教育学部(教員) |
太田 真紀 | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
音楽文化、音楽教育において西洋音楽は幅広い影響力を持ち、実質的に共通語と言える状況となっている。音楽は歴史の中にありスタイルは時代によって変わる。もっとも古い音楽表現の一つである「歌」を歴史的に辿りながら、現代へ受け継がれている様子を声の視点から考察しながら、実践する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
声楽の歴史を理解し、歌唱における具体的な知識や技術を獲得することを目指す。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業への参加度50%、課題への取り組み30%、ディスカッションのの充実度20% |
教科書 /Textbook |
教科書は使用しません。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
必要な資料はその都度、配布します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
毎回の授業にあわせて事前・事後学習を行ってください。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
基本は講義、一部実技を伴う内容です。声楽に興味を持ち積極的に授業に参加してください。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
合唱基礎演奏法、日本歌曲演奏法、声楽基礎歌唱法 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本学では1単位あたりの学修時間を45時間としています。毎回の授業にあわせて事前学修・事後学修を行ってください。「履修手引」もあわせて参照してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
「アクティブ・ラーニング・ガイドライン」 (1)自主演習 (3)発見学習,体験学習,反転授業 (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 (7)発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習 (8)学生による発表をともなう学習 (10)グループワークをともなう学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
kyoiku53[@]wakayama-u.ac.jp |
科目ナンバリング /Course Numbering |
L01071J01000S1θ1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イダンス:古代ギリシャ、ローマの初期キリスト教会 | 古代ギリシャにおける音楽の位置づけを理解し、古代ギリシャ語の韻律を朗誦する。 | |
2 | 第2回 | グレゴリオ聖歌 | 現在の西洋音楽に直結するグレゴリオ聖歌のネウマ譜での歌唱に取り組む。 | |
3 | 第3回 | 中世・ルネサンス | ミサ曲の仕組みを理解し、通常式文のラテン語を朗誦する。 | |
4 | 第4回 | ノートルダム楽派、中世の聖俗音楽 | ジョスカン・デ・プレ、ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナなど作品を鑑賞し作曲技法の大枠を捉える。 | |
5 | 第5回 | バロック① | イタリアで誕生したオペラはフランス、イギリス、ドイツに拡がっていく。各国の特徴を理解しながら鑑賞する。 | |
6 | 第6回 | バロック② | バロック時代の代表的な作曲家の作品を楽譜を見ながら鑑賞する。 | |
7 | 第7回 | バッハ | 教会、世俗、コラールカンタータのそれぞれの特色を捉え鑑賞する。 | |
8 | 第8回 | 18世紀後期 | ハイドンとモーツァルトの生涯を辿り、声楽作品の位置づけを考察する。 | |
9 | 第9回 | 19世紀① | ベートーヴェン《第九》、シューベルト《死と乙女》をドイツ語で歌唱する。 | |
10 | 第10回 | 19世紀② |
シューマン、ブラームスの作品を歌曲を中心に鑑賞し、実践する。 | |
11 | 第11回 | 19世紀のオペラ | この時期に隆盛を誇り、今も続くイタリアオペラを映像で体験する。 | |
12 | 第12回 | 1900年から第1次世界大戦まで | 無調、12音技法の作品を鑑賞しシュプレヒ・シュティンメを実践する。 | |
13 | 第13回 | 民族主義 | 18世紀後半から登場した民族主義の作曲家たちの声楽作品を鑑賞する。 | |
14 | 第14回 | 第2次世界大戦後の音楽 | 同じ時代を生きる作曲家たちの作品を学び、演習する。 | |
15 | 第15回 | まとめ | ディスカッション |